絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

練習曲

2006年06月22日 15時52分40秒 | 一絃琴
「住之江」に進んだけれども、結局また「千代の友」も
最初から練習することに。
でも、もうやらないと思っていたので、
もし自分で練習してなかったらアウトでした。

わたしが「千代の友」で躓いていたのは
六九 ー六五ー五ー六                               
   (レ)七  六 六
の箇所と、後弾きの「九十七 六 〇」以降の部分。

はじめの箇所は、『六』を一拍、次の九の前に半拍「ン」と
入れると調子がでるが、そういうふうには教授されていません。
譜のままであります、でも、譜どおり先生方が皆教えているとは
限りません。
(そこんとこ、何とかならないのだろうか?非合理的)
次に、後弾きのところですが、
最後は、三味線だったら『早く』弾いてかっこいい感じかも。
そしてゆっくりと終わるのか。
この「六七六七五六三四・・・」の箇所、早く弾かないと
この曲の感じではなくなるような気もしますが、
果たしてどうなんでしょうか。

いずれにしても、新譜作成のとき
歌の譜もつけてくだされば良くわかったのに
また、拍も徹底されてないところがあって
悩みますね。
こんなふうにあれこれ疑問を抱かず
ただ、言われたとおりに弾いてりゃいいってもんですが。

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2 コメント

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感性の違い? (lazybones)
2006-06-23 13:36:57
お久しぶりです。

「千代の友」で躓いたと仰る最初の部分ですが、見方の一つとして私なりの受け取り方を述べてみます。



この部分を少し前にさかのぼると、「七九七七六九七」とあって、これは全部一拍です。それに続く♪の部分からは半拍二つで一拍となり、それが四つ続きます。そのように一拍の内容は違っても一拍子で曲が進むことで、「松といふも・・・」の詞が淀みなく流れます。これはあくまでも私の受け取り方で、先生からそのような説明を受けたわけではありません。



琴音さんのお好みでは《はじめの箇所は、『六』を一拍、次の九の前に半拍「ン」と

入れると調子がでる》とのことですが、それでは「七九七七六九七」にもう一つ一拍の六を加えて「七九七七六九七六」とし、その後の一拍を『表』でなくて『裏』で入ることになります。



『表』の一拍の流れとして受け取るか、途中で『裏』を入れて一拍子の流れを乱して変化をつけるのを良しとするか、これは感性の違いで決まることことなのかもしれませんね。
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そうですか (琴音)
2006-06-23 21:31:40
コメント、ありがとうございます。

なるほど、「ン」といれると

たしかに安定性はないですね。

この曲には、おっしゃるような「裏」ではいる箇所が

他にもありますね。譜に出ているのは

「十レ九レ十レ九レ(ン)十七六九七六」の部分

これ以外にも「表」で入る譜になっているけれども

実際は(かかれども)のところは「ン」と半拍

遅れて歌っているのではないでしょうか。

あと、最後のほうで、五六六レ・三三も

『チーチレ、ン、ツンツン』と弾いています。

(え?違うかも。。。自信ないですが。)



この何度も使われるの箇所は

なにか特徴的な部分で、これを作曲した人が

とても気に入って何度も入れたのではないか

という感じがしています。(考えすぎかナ)



筝も三弦も知らないのでわからないんですが

真鍋の曲には、結構三味線の旋律があるようなんです。

それは歌の箇所ではなく、合いの手というのか

琴の間奏部分のようなんです。

(小唄の間奏にも良く似た旋律がありました)



「六七六七五六三四二三一・ハ・六四三四二三一

・・・と続くところは、三味線だったら

軽く弾いていける箇所ではないでしょうか?

ギターにもこういう技巧があると思いますので

三味線なら早くきれいに弾けるでしょうね。



カタカナで入っている表記の「ヤ」と

この最後の部分の「ハ」というのは

調子の速さの違いを表しているのでしょうか?

そこのところ、直接習ってないので

わかりませんが・・・



いずれにしても、練習を重ねていろいろ

思い巡らすのは楽しいことであります。

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