絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

音読指導

2006年05月18日 21時54分15秒 | ボランティア
今日のスキルアップ講座は「外郎売」(ういろう売り)のはじめの
ところで終わったので、自分がすらすら読めない早口言葉を
やらなかったのでなんとか切り抜けました…
でも、宿題として来月までにやっていくことになりました。。。

先回実際の指導のなかで、先生はほとんどの人に
「笑って」読んで下さい、と何度もおっしゃっていました。
「笑って、笑って」「笑ったままのお顔で読んで下さい」と
言われても、なかなかみなさん緊張してしまい、
恐い顔で読んでいる人が多かったと思います。
(たぶん、自分もそのひとり)
この「笑い顔で読む」というのはすなわち「口角を上げる」という
ことなのです。それによって、声が篭るのを防ぐことが出来る
…つまり、はっきりしたしゃべりになり、
すごく聞きやすくなるのですね。それを素人にもすぐわかり
実践できるよう指導して下さったわけなのです。

でも、なかにはこれを誤解する方もいて…
視覚障害の人に録音奉仕をする会の方で、10年以上されてて
もう自分の読みにプライドというか自信がおありなので
「深刻な題材も笑って読むんですか?」などと質問されました。
先生は優しく否定されていましたが、人を教えるというのは
なかなか難しいことなのです。
(みながみな、ありのまま受け取るわけではない)


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