絹糸のしらべ

一絃の琴、きもの、文学etc…日本人のDNAが目を覚ます・・・

楽器の購入に悩んだ

2013年03月05日 22時19分29秒 | Weblog
いよいよ二胡を習うことになって(そんなたいそうな決心いるのか?)
肝心の楽器購入は、結構悩みました。
前述の方のように、ポンと数十万円出せる「魔法の財布があったなら~」
いいんでしょうけど。そんなものは持ち合わせていないし。
初めから購入するのか、ある程度貸し出してもらった楽器でやってみて
それから買うのか、いろいろあって・・・

で、結局、習うと決めたなら、その先生と相談してそこで購入すべきかと
思い、そうしました。。。
メンテナンスも自分じゃできないだろうし、先生頼みなんだからしかたありません。

練習用二胡、中くらいの値段のもの、もっと高いもの、最高に高いものと
見せてもらいましたが、音色云々いう前に、もう全然音質が違うので
嗚呼~って感じでした。
なんでそう違うのかは、私にはわからないですが、
音が全然違う!のだけはわかってしまいました。

でも初心者の私は、高いのを買ったら、扱い方を知らずに壊してしまわないかと
(どんな怪力じゃ!?)正直心配でした。
最初は安いのでやってみて(壊さない自信がついたら?)いいのを買おうかと
思いました。
そう申し出ると先生は、低価格のは一年くらいで不十分になるから、
むしろ音つくりにかけた時間がもったいない、良いものを弾きこんで
音色をだしていけばずっと使える、みたいなことをおっしゃいました。
まあ、それで最後は値段ではなく先生が思われる音の二胡を選んで貰ったのでした。

習いだして8か月くらい経った頃、先生が良い音になってきたからといって
「駒」を替えてくれました。
そしたら突然雑音が消えて、チェロのような?ビオラのような?深いいい音色が出て
びっくりしました。
もっとびっくりしたのは、先生が「やっぱりこの二胡にしておいてよかった、いい音になってきた」
と入会の時のことを覚えておられたことでした。
普段は、「わたしのこと、だれか認知されてるのかな?」と思うくらい影うすのわたしですが・・
(そんなわけないでしょ?個人レッスンだっちゅうの・・・!)

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