![]() | じごくのそうべえ―桂米朝・上方落語・地獄八景より童心社このアイテムの詳細を見る |
教室に入って読むのに、5,6年はなかなか本選びが難しいですね。
10分しかないわけで、その間に読める1冊、しかも高学年対応
となると、限られてきます。
それに、それぞれもう自分の世界ができてきていますから
小さい子の様にはお話の中に入ってきてはくれません。
この本のように、もう話術だけで聞かせることのできる本は
本当に少ないと思います。(勿論ベースが落語ですので)
読んでる側も読んでて面白い本ではあります。
作り話の中にすんなりと入っていける、その素地を作るのは
やはり幼い段階、せいぜい小学校中学年くらいまででしょうか。
それは必ずしも読書だけで培われるものでもないところが
人間の面白いところであります。
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