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>「日本衰退の原因はプラザ合意」とみる中国の歴史観

2011年01月10日 07時30分49秒 | 社会
プラザ合意ですか・・。

>以下抜粋

>「日本衰退の原因はプラザ合意」とみる中国の歴史観
「三度目の奇跡」番外編 2011/1/2 9:24 情報元 日本経済新聞 電子版
 「『広場協議』を教訓としよう」。「広場協議」とは1985年のプラザ合意のこと。中国ではそれが日本の「失われた20年」の原因との見方が急速に広がっている。

プラザ合意の緊急5カ国蔵相・中央銀行総裁会議(G5)終了後、勢ぞろいした各国蔵相(1985年年9月22日)=AP
 日本は米国の求めに応じ、円高・ドル安による対外不均衡の調整を受け入れた。過度な金融緩和、財政出動による内需刺激に結びつき、「2度目の奇跡」のあだ花とも言えるバブルを招いた。日本人は誰もが株と土地に狂奔し、20年代アメリカのような「どんちゃん騒ぎの時代」を経て、その後の「失われた20年」にはまり込んでいく。

 日本の高度成長という「奇跡」を目の当たりにして改革開放路線にかじを切った中国。今度は長い停滞に陥る日本を見て「同じてつを踏むな」と叫ぶ。国際通貨問題の専門家の間では、「中国が人民元/NX高を容認する『中国版プラザ合意』はあり得ない」との認識が定着している。

 中国政府直属のシンクタンク、中国社会科学院の日本研究所。30年の歴史を持つが、幹部は「年々、我々の影が薄くなっていく」と嘆く。世界では「衰退に身を委ねるだけの日本のようになるな」が合言葉。中国にはこんなジョークがあるという。「日本のことを研究するな。社会主義になってしまう」。

(大越匡洋)