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>ついに時代来た?ガソリン高騰で米「セグウェイ」人気

2008年06月30日 06時50分54秒 | 社会
一台ほしいのですが・・。

>以下抜粋

>ついに時代来た?ガソリン高騰で米「セグウェイ」人気

6月29日19時45分配信 産経新聞

東京ビッグサイトで警備に使われているセグウェイ

 【ニューヨーク=長戸雅子】“世紀の発明”と注目されながら価格の高さなどから売れ行きが低迷していた電動立ち乗り2輪車「セグウェイ」がガソリン価格高騰に悩む米国で息を吹き返している。充電式のためガソリン代の節約になるほか、排ガスも出ないことから環境に優しい乗り物として見直されているようだ。ただ、依然、多くの州で公道を自由に走り回ることは認めておらず、本格普及には課題が残されている。

  ■写真■“ロボドル”一之瀬まゆさんのセグウェイ体験

 ニューヨーク市ブルックリン南端のコニーアイランド。大西洋沿いのボードウォーク(木製遊歩道)を、セグウェイに乗ったニューヨーク市警の警官が、警笛を鳴らしながらスーッと走り抜けていく。

 昨年5月に10台のセグウェイをパトロール用に購入した同市警は、「通常より25センチほど視点が高くなるから周囲がよく見えるし、狭いところも走ることができる。人目に付きやすいからパトロールにはうってつけ」という。 

 マンハッタンのセントラルパーク内でも使われているが、市民の公道での走行は安全上の理由から禁止されている。

 歩道での走行が認められている首都のワシントンではホワイトハウス周辺の観光に使われ、人気を博しているほか、シカゴ市は環境に優しい乗り物としてセグウェイを奨励している。

 ジャイロスコープやコンピューター技術を駆使、体を傾けるだけで移動することができるセグウェイは米国の発明家、ディーン・ケーメン氏が開発した。正式発表前にアップル社のトップらが「ライフスタイルを変える革命的製品」と称賛したことから、大ヒットするのではと騒がれた。

 しかし、03年の発売当初約90万円(現在は平均約5000ドル=53万円)という価格、最高時速20キロと、車には到底及ばないスピードなど、代替交通手段としての利点が見いだせないとして販売は低迷。警察や企業で街頭パトロールや工場、空港内の移動など、一部で使われるだけだった。

 ところが、セグウェイの数年間の売れ行きに変化が起こったのは今年1月。米リサーチ会社によると、カリフォルニア州でガソリン価格が初めて1ガロン(約3・78リットル)=4ドルに達してから「製品への関心が急に高まった」という。4ドルという価格は10年前の3・6倍にあたる。

 ニューハンプシャー州にある米セグウェイによると、今年の第1四半期の売り上げは前年同期の25%増を記録。フロリダ州の販売店では今年5月までにほぼ前年分の台数を販売したところもあるという。

 1日分の充電費用は約25セントで、利用者からは「ガソリンスタンドの前を通るときが痛快」との声が寄せられる一方、交通量の多い大都市では走行区域が厳しく制限され、雨天には適さない、荷物の運搬に不便などの弱点も指摘されている。

    ◇

 日本ではセグウェイで公道を走ることは認められていないため、アウトレットモールや住宅展示場でのイベントのほか、ゴルフ場などで利用されている。

 セグウェイ3台をレンタルしている名古屋市内の会社によると、「燃料の値段が上がってきたためか、セグウェイに対する注目度も上がっている」という。例年、夏の週末はレンタルの予約が多いが、今年はすでに8月後半まで予約がいっぱいで、しかも長期間のレンタルが多いという。レンタル料金は期間の長短によるが、1日当たり3~5万円。