「殺そうと思って投げ落とした」逮捕の４１歳が供述

どうも気が滅入るような暗い事件が多くて嫌になります。民主党偽メール事件の加害者をみても、明確な動機が分かりません・・・。こんな世の中ですが、自分だけは感動と喜びを与える商いを続けなければと思っております。
周囲の人が皆、小さな幸せを感じることが出来ればよいのですが・・。

以下抜粋

>川崎市多摩区中野島のマンションで３月２０日、小３男児が投げ落とされたとみられる事件を捜査している神奈川県警多摩署の捜査本部は１日、同マンションで清掃作業員の女性（６８）を殺害しようとしたとして、同市麻生区細山、無職今井健詞容疑者（４１）を殺人未遂などの疑いで逮捕した。

　マンション１４階に住む無職山川美春さん（３４）の長男で、転落死した市立中野島小３年雄樹君（９）についても今井容疑者は「殺そうと思って投げ落とした」と供述しており、捜査本部は殺人容疑でも追及する。

　調べによると、今井容疑者は３月２９日午前９時半ごろ、１５階通路から清掃作業員の女性を投げ落として殺害しようとした疑い。女性との間に面識はなく、「偶然、マンションにいたので、殺す目的で投げ落とそうとした」と供述している。

　女性は１階で清掃していたが、今井容疑者に「ごみがある」などと言われ、一緒にエレベーターに乗って１５階に上がり、突き倒されたうえ、抱え上げられそうになった。女性が抵抗したため逃走していた。

　今井容疑者は、２９日にマンションに行ったことについて、「２０日に子どもを殺そうと思ってやったから、また行った」と供述。さらに、雄樹君の事件後、２９日までの間、数回にわたってマンションに行ったことを認めている。今井容疑者は不動産会社に勤務したことがあり、何度か顧客を連れてマンションを訪れたことがあるという。

　雄樹君は１５階から投げ落とされたとみられており、今井容疑者は「最上階から落とせば死ぬと思った」と話している。雄樹君に対しては「申し訳なかった」と話しているが、動機については「投げ落としたかったから、そうした」と供述しているという。

　今井容疑者は、妻と子ども３人との５人暮らし。東京都内の高校を卒業後、川崎市内の不動産会社やインテリア用品店で働いていたが、捜査本部によると、昨年９月にリストラされ退職。その後、自殺しようと思ったことがあると話している。同年１１月から今年３月初めまでは、病気で川崎市内の病院に入院していたという。

（2006年4月2日1時43分 読売新聞）