ふじこーの「アレが気になる」

身の回りのちょっと気になる事や物など気ままに書き綴っていこうと思います。

大相撲の疑問

2005-01-26 | エンターテイメント全般
親が夕食の時に見ているので、いつのまにか好きに
なってきた大相撲。
1月場所は圧倒的強さで横綱「朝青龍」が全勝優勝
したのだが、あまりに他の力士との実力がありすぎて
今一つ面白くなかった。
「朝青龍」のライバルとなる力士が出てこない事には
相撲人気も落ちて行く一方だろう。一人横綱が長く
続くというのは良い事ではないと思う。

「高見盛」は相変わらず人気があるが、実力が安定
しない。好きな力士だし、憎めない所があるのだが。
(母曰く「水戸泉」になんだか似ているそうだ)

上位陣にあまり勢いのある力士は見当たらず、
パワー不足は否めない。
「魁皇」の綱取りも、どうやら難しそうだ。

今最も期待できるのは、やはりモンゴルの「白鵬」
だろうか。素人目に見てもそのすごさが分かる。
なんと言うか、一言で言うと柔らかい。
普通なら負けているであろう取組でも、信じられない
ような勝ちかたをしたりする。
立ち居振舞いが落ち着いていてあまり感情を表に
出さないところも、大物っぽい印象を受ける。
ぜひとも頑張って欲しいところだ。
日本人横綱を望む声は強いが、そんな事は言って
られないし、もう国籍にこだわらなくても良いのでは
ないかと思う。

さて、大関「魁皇」が残念ながら途中休場したが、
この”休場”については以前から疑問があった。
力士全員の取り組み相手が決まっていれば偶数
なので、一人休場すれば当然奇数になるはずだ。
それだと、末端の力士が一人余ってしまうのでは
ないか?また、余った力士は残りの場所中ずっと
休んでいるのだろうか?それだと不公平ではないか。

で、色々調べてみたら疑問が解けた。
僕は、力士は上から下まで全員が15日間フルで取組が
あるのだとばかり思っていたのだけど、幕下以下は
2日に1回で15日間のうち7回戦うそうだ。
休場者が出て奇数になった時は、2日続けて取らせたり
2日続けて休ませたりして調整しているらしい。
(それでもどうしても合わない時は、8番取らせる)
ちょっと意表をつかれた感じだけど、納得。
なるほど、うまい事考えてるな~。

ついでに、「朝青龍」が44枚も貰った懸賞金の金額も
調べてみた。
→懸賞は勝ち力士に贈られ、企業等が提供する。
懸賞金は一勝負に1本6万円だが、その内5000円が
手数料として協会へ支払われ、25000円が源泉徴収用と
して勝ち力士名義の銀行口座に貯金される。
勝ち力士に土俵上で手渡されるのは残りの30000円。
(なお、対象は幕内取組のみ)

だそうである。