ふじこーの「アレが気になる」

身の回りのちょっと気になる事や物など気ままに書き綴っていこうと思います。

久々に大河ドラマを見る

2005-01-10 | 映画、TVドラマ
昨日、NHK大河ドラマ「義経」第1回を見た。

初回でまだ物語の導入部分であり、メインキャストの
「滝沢秀明=源義経」や「松平健=武蔵坊弁慶」は
冒頭のシーンで少し出てきたのみ。
義経の幼なじみで最期を見届ける事になるオリジナル
のキャラクター「うつぼ=上戸彩」も出てこない。
今回は源義朝、常盤御前、平清盛がメインの話。

感想はと言うと、まだ良く分からないというのが
正直な気持ち。可もなく不可もなくだが、導入部と
してはそんなに悪くはなかったと思う。
ただ一つだけ、平清盛を渡哲也が演じているのだが、
なんだか違和感を感じた。話し方かな?
なんにせよ、今後に期待したいと思う。

さて、判官贔屓(ほうがんびいき、はんがんびいき)
という言葉があるが、これは「九郎判官源義経」から
きている。
「九郎判官」の意味だが、「九郎」は義経が義朝の
九番目の子とされる事から。また「判官」は、義経が
裁判官と警察官をかねた職である検非違使尉(判官)
に朝廷から任ぜられたのに由来するとの事。
いや~、勉強になります。(笑)

それにしても大河ドラマを見るのは久しぶりだ。
竹中直人主演の「秀吉」以来だから、実に9年ぶりか。

歴代大河ドラマで思い出すのが、西田敏行主演の
「八代将軍吉宗」でのとんでもない演出だ。
14、5歳の子役が吉宗を演じていて、疱瘡(ほうそう)
に罹るシーンだった。顔中に包帯を巻いて床に伏せて
いたのだが、しばらくして病気が治り顔の包帯を取る
と、なんと俳優が西田敏行に代わっているのである。
いくらなんでもそれは無いだろう。無理があるにも
程がある。あまりにも有り得ない演出だった。

あと、大河で一番好きなのはやはり「独眼竜政宗」。
主演の渡辺謙の気合いがとても感じられて、とても
見ごたえがあった。また、母の愛に恵まれなかった
政宗の境遇にも涙したのを覚えている。
数年前に総集編をやっていたので見直したが、
今現在見ても面白かった。
渡辺謙さんは、これを見てからファンになった。
しばらく不運な時期があったが、最近また活躍される
ようになってきて嬉しい限りだ。
「バットマン5」に出演するという話も聞くし、
これからも素晴らしい演技を見せてくれる事だろう。