採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

栗ケーキ

2005-10-17 | +お菓子(西洋)
渋皮煮が沢山あるので何かお菓子を作ってみることにしました。
冷蔵庫には(ちょっと年代物の)フォションのマロンペーストも。

マロンペースト350gに、更に皮の破れた渋皮煮(2005年製)150gを足してペーストにし、卵黄5個、溶かしバター100gを混ぜ、メレンゲ5個分と粉大さじ2、更に栗甘露煮(2004年製)を混ぜる、というもの。
焼き上がり表面にブランデーを塗ってみました。




2005/10/15作成 栗ケーキ




砂糖を入れずにメレンゲを作ったせいか(本のとおりなんだけれど)、ぼそぼそのメレンゲになってしまって(離水ってやつかな?)、どうなることか心配で、レシピにはないBPを少々加えてしまいました。そのせいか何とかちゃんとできあがりました。

甘露煮があらかじめ割れていたため(失敗ともいうが)、生地とのなじみもよく、生地はしっとり、ところにより栗がほくほく、という感じになりました。

市販のマロンペーストを使ったため甘さも十分。
シフォンケーキを密にしたような食感でとってもおいしかった。

今度は自家製渋皮煮だけでマロンペーストを作ってみよう。
その時は、ペーストとメレンゲの両方に砂糖を入れる予定。
ココアをちょっと入れてもおいしそうだけど、どうかな。栗の味を消してしまうかしら。

綺麗に切って、大きなお皿に配置して、お皿にはココアパウダーか何かで飾りをつけて、ブランデー生クリームをぽったり添えて、ミントでもトッピングすれば素敵なデザートに変身するはず。
でも今回はあっさりと切って、手で食べました(というか疲れていて盛りつけまで出来ない・・・)。

お菓子の飾り付け・盛りつけは、緊張感が漂うくらいが美しい(し、おいしそうに見える)んだけどね。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

テングタケ

2005-10-13 | +きのこ


2005/10/08 テングタケ一家



栗拾いのとき見つけました。
でもこれは毒きのこ(テングタケ)。
ちぇ。
何か食べられるやつはないかなあ。

シロハツはあるんだけれど、これは辛いのです。
白カビチーズでときどきぴりっとするものがあるけれど、あんな感じ。
カレーに入れてしまえば辛さが紛れるかしら?
でもカレーの辛さとはちがうような気がする。それに、カレーにきのこを入れると、きのこの微妙な味がわからなくなって勿体ない。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガウディ風

2005-10-12 | +干し柿・干し芋・栗



大量の渋皮煮。
(この、不定形のびんが林立しているところを見て、ダンナサマはサグラダ・ファミリア教会みたい、と言っていました。)

誰か、何かと交換してくれないものだろうか・・・・。
売っているものは高くて買えないからむきになって作るのだけれど、ずーっと作っていると、シロップの味見などでもう甘いものはちょっと、という気分になってしまう。
それに砂糖をどばどば投入しているのを知っているから、なんだか食べるのが怖いような・・・。
がんばって作ったから食べないとねえ。

この時期お菓子屋に行くと、自家製渋皮煮入りのパイやケーキがずらりと並んでいる。アルバイトみんなで皮むきとかやるのだろうか。
大勢でおしゃべりしながらやるのも楽しいだろうなあ。

<製造工程>
①                            ②
 
①大小さまざまな栗。私の手はひとより大きいので、あまりよいスケールではないのですが。
②栗のおしり。栗の横断面をDにたとえると縦棒の辺から、おしりがわからむきます(栗剥き専用はさみ「くりくり坊主」使用)。

③                            ④
 
③くりくり坊主の刃でおしりの部分の縁に切れ目を入れ、平らな面をまずはぐ。
 お、これはケバがつややかで、渋皮もみずみずしく白く、新しい栗ですね。
④横にも切れ目を入れ、はぐ。

⑤                            ⑥
 
⑤左横にも切れ目を入れ、こちらもはぐ。
⑥栗の背中側(丸い側)はとんがり側の端から手でひっぺがす。おしりの皮はくりくり坊主で丁寧にはがす。
 新しいと綺麗にぱか、とはがれる。はがれにくい場合はけずる。

⑦                            ⑧
 
⑦重曹ゆで1回目が終わったところ。
⑧ケバを指でこすり落とす。ここで虫や傷、割れ目のあるものときれいなものを分ける。
 どの栗も太い筋が必ず1本あって、それはおしり側からとんがりのてっぺん(胚芽?)にのびている。おしりのところが胎盤みたいに親の木とつながっていて、そこからへその緒を通じて栄養が芽に送られるのだな、きっと。


<副産物および成果品活用>

重曹ゆでが終わった段階で割れてしまったものはくりごはんにもなります(割れたものでも渋皮煮にしてしまいますが、甘くないものが食べたくなったので)。
渋皮の固さを確認して(あまり固いともういちど重曹ゆでしたほうがよい)、電気釜で炊きます。
トッピングは母手製の紫蘇の実塩漬け。しょっぱいものを添えると、ほこほこして胸につかえる感じがなくなる気がします。ほこほこ感の苦手な男性にはいいかも。


ぜんざいに入れてみました。(食べかけてはっと撮影を思い出したのでいまいちさえない写真だけど)
餅じゃなくて白玉だんごがいいなあ、というダンナサマの要望に応えて白玉も作成(いそがしいのに~)。




■栗渋皮煮 関連記事
2006栗渋皮煮 このときは49個作ったのでした。
栗渋皮煮作業覚書(作り方)
栗の皮のむき方(栗剥きバサミ使用)
2007栗渋皮煮30個作成。
2008栗渋皮煮この年は圧力鍋も使ってみました。107個作成。 
2011栗渋皮煮 大粒栗が拾えたのでそれで作成。栗の粒が大きいと瓶とシロップが大量に必要。
栗渋皮煮Q&A  渋皮煮作りのコツ(失敗と対策)をQ&A形式でまとめてみました 

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アップルフラン

2005-10-11 | +お菓子(西洋)
10/10、栗作業にも飽きてきて、何か別のことがしたくなりました。
栗がゆだるのを待つ間、冷蔵庫にふんだんにあるリンゴでお菓子作り。
藤野真紀子氏のレシピでアップルフラン。

1)カラメルを作る。
2)コロコロに切ったりんご(電子レンジでちょっとしんなりさせておいた)とバターをカラメルで炒める。型に入れる。
3)ジェノワーズ生地(全卵泡立て+砂糖+粉少々+牛乳少々)を作りりんごにかける。
4)オーブンで焼く。

りんごをレシピより多く使ったためりんごの水分が多く、かなり水気の多いものになってしまいました・・・。パン粉かキビなどをあらかじめ混ぜておけばよかったかな。できあがりはりんごプディングような感じ。でも卵の味がしておいしい。
スプーンですくいながら食べていると後をひく。
意外とカラメルの風味は薄い。もっと焦がした方がよかったのだろうか?

このアップルフランをパイ又はタルト生地に入れるともっとおいしいかもしれないけれど、パイ皮がない方がカロリーは断然低いだろうなあ。



2005/10/10 紅玉りんごでアップルフラン


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

渋皮煮収束・・・しないかも

2005-10-11 | +干し柿・干し芋・栗
集中していた渋皮煮作りもそろそろ収束に近づいてきました。
私のなわばり内の栗はそろそろ実が少なくなったのと、「こんなにあってどうするの」という位出来てしまったのと、ちょっと風邪気味でパワーダウンのため。
でも、お店にはまだまだ売っているんですよね。買った栗でも作ってみたい気がするなあ。大粒だしなあ。同じ2キロでも、大粒と小粒では楽さがちがうだろうなあ・・・。


連休中、ダンナサマは家で仕事、私は渋皮煮。
(お互い、相手が静かで仕事がはかどる、と思っていたはず。)

栗関係を手伝ってもらうことは期待してませんが、台所がごたついているのに、「ごはんは××にしようか」と、(私の感覚では)手間のかかるものを提案したりするんですよね・・。気を遣ってくれているのはわかるんだけど、「簡単なごはん」のポイントが微妙にずれているような・・・。

連休最終日には栗疲れのあまり風邪気味になってしまって、なのに、「一緒に買い物に行こうか」とか言うし。いつもだったら嬉しいんだけど、風邪の時は、買い物に行ってきてあげるね、の方がもっとうれしいんだけどなあ。

でもまあ、家事の手伝いをいろいろして頂きました。ダンナサマ、お疲れ様でした。しばらく平穏な日常生活にもどれそうです。(干し柿の季節まで)


11日(火)、夕方になって、風邪がなおってきてしまいました。
また栗で何かしようかなあ。
ゆでて、実だけつぶしてきんとんとか。
冷凍保存できるのだろうか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

魚がたべたくて

2005-10-06 | +乳製品・肉・魚・卵
去年のことですが、魚が食べたくて、大洗の魚市場に行ってきました。
買って、その足で私の実家へ。
大勢で食べた方がいろいろな種類が食べられてよい、ということもありますが、本当は捌いたりするのに自信がないのです。
母は新米主婦の頃、父が釣ってきた新鮮な魚を食べたい一心で上手になったとか。
私も食べるのは好きなんだけどなあ。
さばくのはちょっと億劫。
ふたり分の刺身だとせいぜい魚1、2匹くらいだし・・・。もっと大量にあるのだったら気合いも入るのですけどね。


右の真ん中はあんきも。冬になると、一度は食べたくて、買い出しに行きます。このときの主たる目的もあんきもだったのです。
酒塩に1時間位漬けて、アルミホイルで巻いて、蒸し器で(30分位?)蒸す。ポン酢で食べるととてもおいしい。飲み屋とかで頼むと、ほんのちょびっとなのに数百円も取られますが、自分で作ると何度でもおかわり出来る。
(食べ過ぎると消化不良になります)

真ん中下はメヒカリ。天ぷらや唐揚げにするとふんわりとろりとしておいしい。
干物も売っていて、これもおいしい。

中央はなまこ。食べるのは大好きですが調理したことありません。いつも母まかせ・・・。いつかは自分で出来るようにならなくては・・・・。

この時は買わなかったけれど、背黒鰯の小さいやつ(ひこいわしとかいうのかな)がトロ箱いっぱいで1000円しなかった気がする。
オイルサーディンを作ったらおいしそうだなあ。いつかやってみたいなあ。でもひとりでさばくのはいやだなあ・・・・。


2004/03/04 大洗魚市場に仕入れ




ところでここ数日は栗ぜめ。
栗作業をしていると、料理をしている時間も惜しい、という感じ。

雑誌などに、「簡単!15分で晩ごはん」みたい記事がある。
私は普段は急いで料理する必要がないので必要性を感じないのだが、こういうときは15分でごはんのしたくをしなくてはいけない忙しい人の気持ちがわかる。
もっと技を覚えるつもりで読んでおけばよかった。

時間を短縮しようとすると、普段とは違う発想が必要になる。できれば買い物にも行かず(お刺身とか買っちゃえば早いけどね)、どうやってあるものでやりくりしようか。
タンパク質はいかようにでも簡単化できるけれど(めだまやきとか、缶詰とかね)、野菜の簡単料理って何だろう?

青菜の野菜炒めとかは結構簡単かな。でもいまうちの冷蔵庫にはないし。
そう考えるとおつけものは偉大だ。取り出して切るだけ。しかも日持ちするし。
むかしの家庭、特に農家とかは女の人も働き手だし、しかも朝昼晩と家族を食べさせなきゃいけないし、主婦は忙しかっただろうなあ。
食品保存という意味以外でも、お漬け物は重要だったはずだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

栗渋皮煮覚え書き(2005)

2005-10-05 | ■手作り


(間違って記事の内容を消してしまいました。すごく残念です
 でも、お友達にコメント頂いたので、記事自体は残してあります)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひろいとはいえない

2005-10-03 | +きのこ以外
おや、このひとは何をしているのでしょう。
背中に大汗かいて、鎌を持って、草刈り?
雑木林の中、なぜ?

理由は・・・・



 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓



じつは栗拾い。

立派な栗の木があって、そこそこ大粒の実が落ちてくるのですが、林床が膝くらいまである小笹の藪なのです。落ちた栗もいがも全く見えない。
そこで下草刈りが必要になるという訳。
ダンナサマにも一緒に来てもらって、私が草刈り役、ダンナサマ拾い役。

こうなってくるともう栗「ひろい」とはいえない気がする。
梢の広がり分(半径4メートル位)は刈り払いました。
実はこの栗の木、昨冬に剪定をしたのです。
労力をかけているから、笹藪に負けて引き下がる訳にはいかないのです。
剪定のせいか、去年より大粒のような気がするんだけどなあ。別の理由かなあ。
効果があったと思いたいなあ。
こんなにたくさん。
いえ、本日の成果はこっちではなくて、
こちらです。
(重さはかり忘れたけど、2.5kgくらいかな。
 労力に比べると少ないけれど、ひとりで剥くことを考えると多いくらいの分量だ)

がんばって下草刈りした場所で、誰か別の人がとっちゃったら悲しいなあ。
考えてみたら、鎌代1659円也で、栗が何キロも買えるのでは?
勝ち負けでいったら・・・。





コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コガネヤマドリ?

2005-10-03 | +きのこ
栗拾いの最中、こんなきのこをみつけました。
切り株の根方、小笹藪の中に5本くらい一緒になって生えていたもの。傘の直径5cm程度。表面はビロード状。
ひだでなく、スポンジ状なのでイグチの仲間だとは思うのですが。


2005/10/02発見 コガネヤマドリ?(食べられないきのこ)



本で見ると、コガネヤマドリにそっくりなんだけど、柄のつけ根に網目模様、というところと、青変性がない、というところが違うような気がする。



かさの裏側と、柄の上方1/3くらいのところに爪で傷をつけてみたら、青くなったような??
翌日みたら青さはなくなって薄茶になっていましたが、これは青変性がないとはいえないような気がする。 



柄のつけ根も、これをみると、網目があるようにはあまり見えない・・・。

まいっか、どうせ食べられないきのこだしね。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ぎんなんの季節

2005-10-03 | +きのこ以外


9/26撮影


そろそろ銀杏が落ち始めました。
今落ちているのはなんだか小さい気がするのでちょっとしか拾ってはいないのですが。
もうちょっと待ってみる予定。



9/26撮影



よくみると、双子の実と、ひとりっこの実があります。
ひとつぶの方が心なしか大粒のようです。


例年、自分でも拾うにもかかわらず、何回か買ってしまいます。
売っている大粒の銀杏を見ると、買わずにはいられない・・・。
食べ過ぎると、ニキビが出そうなんですけどね。

昔は高いものかと思っていたけれど、いま住んでいるところでは結構安いのです。
果肉をつぶして種をとりだして、それを洗って乾かす、という手間を考えると、ええい、大粒だし買ってしまおう、と思える絶妙の価格帯。

スーパーで「ぎんなん~。ぎんなんー。買ってよー」とお母さんにねだっている男の子(小学2年生くらいかな)を見かけました。お母さんは、「じいちゃんがいっぱい持ってきてくれたのがあるでしょう。だーめ!」となだめていました。
うらやましいよ。
私ももらえるものならもらいたい。


今年は厚手ゴム手袋(洗うとき用)を用意して、大量に拾うかな?
なるべく空気にふれず乾燥もしないようにジップロックなどを2重にして、冷蔵庫に入れておけば、かなり長期間保存できます。
自分で拾ったものはまだやったことがないのですが、買ったものは半年以上保ちました。
表面がうっすらとカビっぽくなるけれど、殻を割るとなかはきれいなままです。
自分で処理すると、洗浄や乾燥のやり方がプロとは違うだろうから、うまく行くかどうかはわからないけれど。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする