今日は久々の晴れです。
乾いてしまう前に、アミガサタケを探しに行かなきゃ!畑は後回しだわ。
というのも。
畑に行くとちょっぴり悲しくなるため。
ニンニクが不調なのです。
(以下、2台のカメラで撮った写真を混ぜているので、色合いが濃かったり薄かったりしています。
実物は薄い方に近いです。)
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概観を見てもなんとなく分かるかもしれませんが、黄色っぽい葉っぱが多いです。 以下、詳しく見ていきます。
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まずはいい例から。 福地ホワイト無臭。 スーパーで食用のものを買って、6粒だけ、他のニンニクとは別の場所に植えたもの。 全ての葉っぱが緑色で、比較的しゃんとしています。
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対するこちらは自家採種の、福地超大粒鱗片。 葉っぱが黄色くしなびて、小さくいじけています。 もはや腐る寸前です。 おそらく軟腐病。 過湿で多肥傾向だと発生しがちなのだとか。
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こちらも福地超大粒鱗片。 多少はましなものもあります。 上の状況よりは、多少ましかな。
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あまりにひどいものは、見ていて悲しいし、病気が拡大しないように抜いてしまいました。 この時期、まだ鱗片は肥大しておらず、葱のよう。
しっかり根を張った健康なニンニクであれば、ちょっと引っ張ったくらいでは抜けませんが、病気のものは簡単にスッポリ。 葉っぱだけでなく根っこもだいぶ死んでいるようです。
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こちらは福地大玉の小粒鱗片。 大玉の小粒鱗片と、大きな珠芽、小さな珠芽など、それぞれどういう玉が出来るか比較するために植えてみました。 収穫があれば、の話ですが・・。はう。
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こちらは福地特大珠芽。
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福地珠芽小。 この写真は色が濃く写っているせいかもしれませんが、珠芽出身のニンニクは、細いけれども比較的元気そうな気がします。
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山形の、最上赤ニンニクという品種。 あちゃ~という惨状。 まあいいや、来年の種分くらい採れれば御の字です。
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山形の珠芽。 細いけれど、まあまあ元気かな。
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沖縄ニンニクの、大粒鱗片。 冬の間は寒さにも負けず、シッカリ伸びて青々していたのになあ・・。
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沖縄ニンニクの珠芽。 極小粒の珠芽だったので、ひょろひょろです。 どんなサイズのニンニクになるのだろう。 巨峰くらいかも。
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台湾珠芽。 おそらく南方系で、沖縄ニンニクよりやや赤味が薄いタイプ。珠芽のみ植えてみました。
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スペイン原産の、アホ・サント(アホ・モラード)。自家採種の鱗片です。 来年の種用がとれるといいなあ。
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今年初めて植えてみたアブルッツォの赤ニンニク。 ソフトネックタイプではないかと予想しています。 確認したいので、何とか生き延びてくれ。
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こちらも今年初めて植えてみたシチリアの赤ニンニク。 収穫できるといいなあ。 せめて来年の種分だけでも・・。
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■病気多発の心当たり
・天候不順?
春になってから日照が非常に少なく、雨が多すぎ、という印象。
・追肥に使った肥料は、昨年は園芸全般用の粒化成肥料だったが、今年は「タマネギ・ニンニク用肥料」だった。
粒が大きいため、それぞれのマルチ穴に、割と多めにざらっと播いてしまった。
量が多すぎた可能性がある。またそもそも例年のものより肥料効果が高い肥料だったかもしれない。
・モグラがニンニクエリアの地下を縦横に走りまわっており。それで根っこが傷んで、その傷口から感染したのかも。
・冬の間のマルチ穴の除草の際、雑草の根っこの土を、そこらにまき散らすようにしてしまった。
ニンニクの地上部に無闇に土がかかると病気のもとになるらしい。
天候不順もあいまって、この土が病気蔓延を助長したか・・。
・やや救いなのは、同じ家庭菜園の他の方々(皆さん、例年とても上手に作っています)も、ニンニクはかなり不調気味なこと。
やはり今年は気象条件が厳しかったのかもしれません。
■来年の課題
・追肥は、いつもの粒化成肥料に戻してみる。
・今年は6列マルチに5列又は6列植えた。これを、1列おきに3列とし、追肥は植え穴と植え穴の間の穴にしてみる。
また、空いている列はよく踏んで、モグラ通路をよく潰すようにする。
・竹の棒を植えた場所の周囲等に沢山指しておくとモグラよけになるらしい(KOHさんブログより)。
秋、篠竹を沢山切って、モグラ除け棒を用意しておくといいかも。地下に差し込む長さは30cmくらい?とすると棒は40cmくらいか。
・草むしりの際はそーっとむしって、土をニンニクにふりかけないようにする。
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