採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

鳥取洗面所改装:完成

2020-04-09 | +鳥取マンション

(緊急事態宣言が出るしばらく前のことです)

先日、鳥取に行ってきました。
入居者さんの引っ越し日も決まっているので、いくつかの作業を終わらせて完成させなくてはならないです。
作業は、例によってトライ&エラー&エラーで、スムースではないものの、なんとか終了。

完成写真を撮ってきたので、ご紹介します。
(写真が横倒しになっているところは、いま修正中です)

まずは図面。

鳥取洗面所

よくあるマンションの洗面所です。



鳥取洗面所

入口の引き戸を開けたところ。
天井の照明は、以前は丸いものがついていましたが、奥まで明るくしたいので、細長いものに交換しました。
(工務店さんに選んでもらいました)
LED照明で、器具一体型なので、故障したら替え電球を買うのではなく、器具ごと(電気屋さんに頼んで)交換する必要があります。
長持ちしてくれることを祈ります・・・。

鳥取洗面所

洗面台エリア。
壁紙は、Anna French の St. Albans Grove AT6157。
いくつものサンプルをイギリスから取り寄せ、迷いに迷った挙句、これになりました。
結局、日本の代理店でも販売しているもの(日本人好みってこと)に落ち着いてしまいました・・・。
(いや、でも、あの大量のサンプルは勉強になったし、きっと経験値がアップしているはず・・・)

当初はもっとカラフル系を考えていましたが、同時に検討していた照明に引っ張られてこれになりました。
表面がとても堅牢なのも決め手のひとつで、コーヒーをこぼしても水拭きすれば綺麗になります(サンプルで実験した)。
購入は、少しだけでも安くしたいのでイギリスの店から取り寄せました(品物はアメリカから届いた)。

洗面ボウルと洗面台は新調せず古いもの。
ナショナルの洗面台だったのですが、陶器のたっぷりした洗面ボウルがとても可愛くて、また使うことにしました。
(最新の洗面台もショールームで見ましたが、TOTO、リクシル、タカラでは「これだ!」というものがなかったのです)
洗面キャビネットは、10cm高く、また蹴込みを深く刳り込む加工をしてもらい、自分で塗装しました。
(合板の下端が腐食していた部分も削ってもらえてちょうどよかった)
キャビネットの扉は開き戸タイプでしたが、DIYで引き出しに変更しました。

改装前後を比較すると・・

●Before                                                            ●After
鳥取洗面所鳥取洗面所


●Before                                                                  ●After
鳥取洗面所鳥取洗面所

クッションフロアや壁紙も、すべて交換してもらってます。
壁紙が新しくなったせいかもしれませんが、あちこち白くて明るいです。


鳥取洗面所

もともとは75cm幅の洗面台でしたが、今回は120cm幅の洗面スペースをとりました。
(将来、既製品の120幅洗面台が入れられるように)

引き戸の側は、以前は扉が見えている状態でしたが、今回、戸袋的な壁(厚板)を天井まで立ててもらいました。
(扉は外そうと思えば外せる構造)
これにより、洗面台が壁に囲まれて、洗面コーナー、という感じになったと思います。
右側の壁には、(例えばこんなガラスのとか)浅い収納棚があってもいいかなーと思いましたが、今回は決断できず、でした。

既存洗面台の両袖と向こう側(バックスプラッシュ)には、人工大理石のパネルを。
(左右のバックスプラッシュはなし)
この、袖をつけ足す、というのは、いろいろな洗面所をネットで検索した中に全く事例がなく、どうなるか不安でしたが、結構違和感なくできたのではないかと思います。

このパネルはコーリアンと同等の、石みたいな質感のもので、フレーク状の模様が入っています(シラスホワイト)。
今回たまたまメルカリに人工大理石の板を出品されていた方に問い合わせて、注文して作って頂くことができました。
いろいろと親切に相談に乗って下さり、また大変に仕事の早い方で、めぐり逢いに感謝です。
また、相見積もりはとってはいませんが、おそらく、大手業者ルートで買うより安かったと思います。
(バックスプラッシュ1枚と、小さい方のパーツ(前垂れ、裏板つき)4枚で24000円。
こちらの手違いで3回に分けての発送だったので、ちゃんと一度で送ってもらったら送料分、もうちょっと安い)。

水栓は前と同じ。
いわゆるインテリア写真で、こういうプラスチック製の水栓は全く見ませんが、白いパネルと調和して、悪くはないかな。
将来的に交換するならば金属製(ステンレス)にしようかと思いますが、そうするとゴールドの鏡の枠とは違う色になりますね。


鳥取洗面所

人工大理石パネルの継ぎ目は、シリコンでシーリングしてあります(by工務店)。
ところにより、もうちょっとスッキリ幅狭くしてくれたらよかったのになー、というところもありますが、遠目で見れば気にならないかな・・・。

コンセントは当初、正面壁の予定でしたが、人工大理石パネルに穴をあけるのは避けて(工務店さんがいやがった)、バックスプラッシュより上につけるのもやめて(常にコードがだら~んと下がっているのが目に入ってしまう)、左側の棚の方から出すことに。
妥当な解決だったと思います。
コンセントの手前は照明スイッチ。
私の希望で、人感センサーつきにしてもらいました(私はいつも電気を消し忘れるので)。
近寄るとぱっと明かりがついて(照明器具も壁紙も、薄暗いよりも綺麗に見えて)、出迎えてもらっている感じですごくいいです。
(人感センサーオフにもできます)

鳥取洗面所

カウンターの下には、同じ素材を使って棚板を自分でつけました。

鳥取洗面所

こうやって引き出せるようになっています。

実はこれは、当初の予定にはなかったもの。
カウンターのパーツを注文する際、間違って数ミリ小さいものを頼んでしまったのです。
それをぴったりとりつけると、120センチには足りない状態。それは困るので、新たに買いなおしました。
で、余った幅狭パネルが2枚。
棚板にでもしようかなあ、と思っていましたが、工務店さんのアドバイスで、その数ミリの隙間が引き出しにちょうどいいのでは、と。
棚板として固定するよりもやや高くつきますが(引き出しレールは一組1500円)、両側とも、引き出しにしてみました。


鳥取洗面所

引き出し棚板の下には、Myゴミ箱を。
塗装しましたよ!
右側でも左側でも置けます。
キャスターでつるっと動いて便利☆

鳥取洗面所

照明器具は、近所のショッピングモールの雑貨店(The Globe)に、壁紙サンプルや鏡のモックも持って何度も通いました。
(照明器具に関しては、”初めてのお買い物”なので、ネットではなく実物を見て買いたかった)
「よしこれだ」と決めて一度注文したのを翌日キャンセルしたりもして、すったもんだの末にこれに。

お店の方には毎回、えんえんと相談に乗って頂きました。
・閉じているシェードよりも開いている方がいい
・白いガラスよりは少しぴかっと光る方がいい
・柄の部分は、あまり長すぎない方がいい
というアドバイスを考慮して、壁紙との調和も見て、ダンナサマがサクッとこれに決めてくれました。
(私はもう、迷いすぎて決められなかった・・)

結果的には結構よかったかなと思います。
ホタルブクロの花みたいなガラスシェードは私も気に入っているし、土台のややボリューミーなデザインも、シェードや壁紙と合っているかなと。
真鍮製なので、錆びてきたらまた磨けるはずです。

鳥取洗面所

タオル掛けは、場所、品物ともに変更なし。
洗面台の背面側にあります。

私としては、洗面台の右側の壁(せっかく壁が出来たことだし!)につけたらどうかと思ったのですが、
ダンナサマは、以前ここに住んでいたときに、この背面タオル掛けを使っていたそうで、「別にいらない」と。
そうかなあ。
振り返らずに手を拭いたりできたら便利だと思うけど・・。
ちょうどいい、幅狭めのタオルかけを検討してみるかな。
(いずれ、遊びで鳥取に行った際に、ちょっと入室させてもらって工事するとか)

鳥取洗面所

洗面台の隣がオープン棚。
棚板は、中央のみ固定で、あとは可動。
棚柱の一部はうちに余っていたものを使ってもらいました。

一番下には洗濯ものかごが置けますよね。

鳥取洗面所

一番左側が洗濯機置き場。
一番大きな洗濯パンを買ってもらい、それにピッタリになるように壁を立てました。
ここの向こう側は、トイレの奥に相当し、パイプスペースになっていました。
なので洗濯パンを、(洗面台よりも)奥に配置出来ています。
最近の洗濯機は大き目ですが、入るはず。
上段の棚板は、ちょうど梁にぴったりくっつくようにつけてくれてます(by工務店)。

写真には写っていませんが、洗濯機スペースの反対側の壁の低い位置に、コンセントをつくりました。
これまでは低い位置の壁コンセントはなかったのです。
暖房や乾燥機などを置きたい場合は置けるかなと思います。

鳥取洗面所

洗濯水栓は、お湯も出る混合水栓にしてもらいました。
いまの自宅の前に住んでいた賃貸アパートがこういう混合水栓で、とてもよかったので。

最近は洗濯機自体にお湯を作る機能がついたものがありますが、そういうものって、その分大きくて値段も高いです。
水栓側の機能でお湯で洗えれば、普通の洗濯機を使えるし、洗剤が少めでも汚れが落ちて、いいんじゃないかな。
(北海道では洗濯用混合水栓は標準みたいです)


これで洗面所改修プロジェクトは終了です。

とても小さなスペースですが、以前のリビング大改装の時と、要素は同じくらい(むしろ多い?)だった印象です。
壁紙、床、照明、等を選ぶのも、「どれがいいか分かんないよ~」と弱音を吐きつつも、頑張りました。
キャビネット、鏡、棚、ごみ箱などのDIYも、(耐久性はともかく)まずまずの感じに出来上がったと思います。
人(好み)によりいろいろな正解はあるかと思いますが、現段階で私たちに出せるベストの解だったかなと思います。



●今回やったこと
・工務店さんと打合せ(ほぼ完了報告)
・清掃業者と打合せ(完了報告)

・人工大理石の引き出し棚板のとりつけ。(なかなか水平にならず、何度もやり直し・・)
・キャビネットの引き出しが、配管とちょっとだけ当たると報告を受け、板をつけなおしてベニヤをカッターで削った
 (今回削る系のツールを全く持って行っておらず、カッターも、工務店さんに借りた)
 仕上がりはなんかひどいんだけど、当たっているよりはましかなと・・・。
・ゴミ箱のキャスターがスーツケースの中でポロリととれてしまっていたので(ホットボンド接着はやはり弱かった)、小さなネジで留めなおし。
 ネジ頭が薄いベニヤを貫通するため、たまたま持って行ったコルクマット1枚をカッターでカットして中に敷くようにした
・ゴミ箱塗装
・フローリングの、窓際とキッチン付近について、薄くワックス追加
・ベッドコーナーを囲む白いカーテンのとりつけ(夜寒いので窓につけてあったので)
・トイレのタオル掛けが、ネジ穴がガバガバになっていてぐらつくので、ネジ穴に木工用パテを注入してネジ締め直し

・激落ちを買ってきて、トイレの床掃除
・玄関タタキも激落ちで掃除(ものすごく汚れがとれた。清掃会社は適当にしかやってなかった模様)
・最後に、全体の掃除機かけ
 (ダンナサマが愛機ダイソンを運んでくれて、丁寧に掃除してくれました)


■鳥取洗面所改装プロジェクト
リフォームプロジェクト開始
鏡のフレーム塗装
鏡の梱包・発送
DIY作業(キッチン水栓交換、トイレットペーパーホルダー交換等)
工事進捗状況
ゴミ箱DIY
完成

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