採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

大信州酒造蔵開き

2019-05-09 | +国内

大型連休の一週間前の日曜日(4/21)、われわれ夫婦にしては早起きして、お出かけしてきました。
 

大信州蔵開き

上野駅からこの新幹線に乗って、長野方面へ。
ダンナサマが、職場の同僚から聞いたというイベントです。
本当は前泊するつもりだったのですが、宿がとれず、日帰り旅行になりました。
目指すは長野県の長野市。
長野県は比較的よく行きますが、県のまんなかあたり(松本市、佐久市等)が多く、北側の長野市は初めてです。

長野駅から在来線に乗り換えて、向かうは信濃浅野駅。
 

大信州蔵開き

単線の狭いホームに、ぎっしり人が!
みんな同じところを目指しているようです。
 

大信州蔵開き

駅からてくてく田舎道を。
何の案内もありませんが、前の人の後をついていけば大丈夫。

 

大信州蔵開き

目指すはこちら、「大信州酒造」。
以前から、「仕込み××号」(××にはいろいろな数字が入ります)のシリーズが、一期一会感があって面白くて、お気に入りの酒蔵です。
この日は蔵開きのイベントなのです。蔵開きというイベント自体が初めて。
鏡開き(樽酒をパカッとするやつ)があるようで、それに間に合うように来てみました。

 

大信州蔵開き

普段は工場の単なる通路と思われるところに、受付や、飲食店、物販ブースが並んでいます。

 

大信州蔵開き

会場はこんな感じ。とってもコンパクトなスペースです。

このマップ右上の薄茶の水玉模様が、簡単なテーブル。
立って囲む丸テーブルなのですが、ここにいられるかでだいぶ便利さが違います。
テーブルがあると、おつまみなど置くことができます。
慣れている人は、数人できてテーブル一台をしっかり確保し、Myおつまみを広げたりしていました。
テーブルからあぶれてしまった人は、立ったまま、お箸でつまみをつまみつつ、試飲もするという感じ。
手がもう1本欲しいです。
首から小さなカゴをさげて、Myコップ置きにしている人もいました。

 

大信州蔵開き

鏡開き。パカーン。(うまくうつっていませんが)
杉樽にお酒を移すのは、2時間前くらいなのだそうです。でないと木の香りが強くなりすぎてしまうのだとか。
何度か並んで試飲させて頂きました。
樽からちいさなひしゃくでくみ出すのも楽しく、香りもまた格別です。

 

大信州蔵開き

(食べかけで失礼)
おつまみは、ジャンクなものではないです。
焼き鳥と、あとちゃんとした和食がありました。
ハマグリと山菜のお吸い物(ウルイ、アマドコロなど入り)、ホタルイカの酢味噌、ウナギの肝煮などを買いました。
(お値段も結構します)
立ち食い&立ち飲みなので、やや忙しいです(お箸とお料理を持っている間、お酒はもう一人が預かっておくという工夫が必要)。

 

大信州蔵開き

面白そうだなあ、と思ったのは、酒粕詰め放題の企画。
ずっしりした大袋を持っている人が大勢いました。

 

大信州蔵開き

この方の持っている袋がそれ。4キロくらいはあるでしょうか。
こんなに沢山の酒粕、どうやって使うんだろう。粕漬けや粕和え?
(奈良漬け用の茶色の酒粕とはまた違いますよね? お漬物レシピは全然分からなくて・・)

男性1人で、この酒粕を持っている人が何人も。
奥さんに、「行くのはいいけど、飲みすぎないようにね。あと、酒粕よろしく」と頼まれたのでしょうか。
自分が粕漬けが大好きなのかもしれません。
でないとこんな重たいもの持って帰らないかも。

 

大信州蔵開き

うちのダンナサマも、自分の好きなものならば持てるみたいです。
(それ以外は、荷物という荷物をすごくいやがる怠け者です)
この日の収穫は、お酒3本。
7種類くらい売っていたもの、全部買いかねない勢いでしたが、あらかじめ「3本ね」とくぎを刺しておきました。

 

大信州蔵開き

電車を待つ間、ほろ酔い気分で周辺をひとめぐり。
信濃浅野駅付近は、桜が満開。
自宅近くではすっかり散っていたので、春が逆戻りしたようでした。


 

大信州蔵開き

淡い色に、濃いこげ茶の幹のコントラストが綺麗。
この色は、多分ソメイヨシノではない品種ですよね。
 

大信州蔵開き

お寺の庭先に、素敵な竹ざるが。
こんな、やや深くて底が平らなザル、使いやすそうだなあ・・。

 


立ち食い、立ち飲みなのでそれほど長くもいられず、ほどほどのところで移動しました。
このあとは、長野駅に戻り、善光寺に行ってみます。

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