採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ホヤのおつまみ ヤッホーとほやたまご

2021-11-09 | +乳製品・肉・魚・卵

東京駅ナカに何やら東北の物産ショップが出ていて、ホヤのおつまみがあったので買ってみました。
ホヤってダンナサマも私も結構好きなのです。


買ったのは「ホヤたまご」と「ヤッホー」2種。

ホヤのおつまみ


まずはほやたまご。

ホヤたまご

卵型の容器に入っています。

ホヤたまご

メーカーは、有限会社マルキチ阿部商店(宮城県)。
材料は、卵、ホヤ、みりん、しょうゆ、砂糖、水あめ、唐辛子。


パックをあけて、切ってみました!

ホヤたまご

おー、きれい。
ホヤの中に茹で卵が摘めてあって、甘辛い味で味付けしてあります。

原材料にもあるように、お醤油とお砂糖の、甘辛味。少し甘めかな。
こういう味が好きな人にはとてもいいおつまみになると思います。
ホヤの味は、ん-、それほど?
甘辛い味付けが一番目立って、次が卵の味。ホヤ味はさほど主張しない気がします。
ホヤが苦手、という人でも意外と気にならず食べられるかもしれません。
ホヤを味わいたい場合は、少し物足りないかも・・。

こちらのメーカーは、ホヤ製品だとほかに「殻つき蒸ほや」(冷凍)というものを作っているそうで、
こちらも食べてみたいなあ、と思いました。




さて次、末永九兵衛商店の「ヤッホー」。 
なんで 海産おつまみに yahoo? と思いましたが、 ホヤ の さかさま読みで、 ヤッホー ですよね(察しの悪い私)。
覚えやすくていいです。

ホヤのおつまみヤッホー

代表者の方(末永陽市さん)の写真がついた、個性的なラベル。
2タイプありまして、片方は熟成乾燥のみ(右側)、もう片方は熟成乾燥+燻製(左側)。


ホヤのおつまみヤッホー

今度は左右逆で、左がプレーン、右が燻製。
写真が悪くてすみません(機会があれば撮り直します)
どちらも、ほどよく乾いて、手でつまんでも手が汚れないです。
(お皿が濡れているのはほやたまごを置いてあったため)

プレーンは、ほどよく「しんにょり」とした食感。
燻製は、それよりもやや乾燥が進んでいて、「ぐにっ」と固いです。(乾燥スルメよりは柔らかい)

塩味は、思ったよりごく控えめ。
次から次に手を伸ばしたくなります。
(1パック、それほど沢山入っていないので、ぐっとこらえますが)

オレンジ色の部分はもっちりして、いわゆるホヤ風味。
魚醤風味、とありますが、醤油味ではないです。(むしろあっさりした塩味のように感じました)
ホヤの内側の茶色いところは、少し粉っぽくて、レバーのような雰囲気があります。

驚いたのは、これ、甘くない!
イカクンや魚系おつまみは、しっとりした柔らかさを出すためか必ず甘味料を使っていて、どうしても甘じょっぱい味付けです。
このヤッホーは、甘くないのに、歯ごたえは硬すぎず、丁度いい感じです。


ホヤのおつまみヤッホーホヤのおつまみヤッホー

原材料は、どちらも、ホヤと鮭醤油(魚醤)のみ。
すごい。
潔いです。
合成調味料を使わず、発酵などの力を利用する、というのはお店のこだわりとのことですが、なかなか出来ることではない気がします。
(魚醤のアミノ酸?の力で、このソフトな食感になっているのかしらん。)

どちらも塩辛すぎず、ホヤのおいしい風味が引き出されていて、とても美味しいです。
強いていえば、少しソフトなプレーンの方が好きかなー。

お安いものではないですが、我が家におつまみとして常備したいおいしさでした。
(実は追加で取り寄せてしまいました)


宮城といえば、10年前、大変な災害にあった土地です。
ほやたまごのマルキチ阿部商店は、津波で工場や本社社屋、全て流されてしまったのだそうです。
末永九兵衛商店の方は、詳しいことは書いていないので分かりませんが、やはり大変な状況だったはずです。
コロナでまた消費・流通が変化してまたきびしい状況ではないかと思いますが、なんとか乗り切ってほしいです。


コメント
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