採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

巻き柿2019

2020-01-08 | +干し柿・干し芋・栗

今年の巻柿、巻き作業は終わりましたよ。 

巻柿

My鶴の子柿が大変な豊作。あまりにも多いので、最後は木に残すほどでした。(この写真は一部。ほかにももっと)

 

巻柿

というのも、豊作すぎてサイズが小さいから。
小さいとはいえ、一旦持って帰ってしまったものは、勿体なくて剥かざるをえません・・・。

 

巻柿

幸い縦長の柿はピーラーでしゃっしゃと縦に剥けるので、剥くのは速いです。
問題はこの先。

 

巻柿

ちまちまと数が多いので、紐から外すだけでも時間がかかります。
ほどほどに乾いたところで、こうやって缶に収納。
缶は冷蔵庫2号へ。
今年は手持ちの缶が尽きるほどの柿の分量で、冷蔵庫もテトリスみたいになってました。


 

巻柿

さて、問題はタネとり。
My鶴の子柿は、タネがどっさり入るタイプなのです。柿の大小にかかわらず、タネが必ず入っています。
稀ではありますが、こんな風に8個入っているものも。
(タネ8個入りは、通算2個くらいでした。ほんとに稀。7個は時々あるかんじ。)

このタネとりが大変だろうというのは想像がついていたので、12月の早いうちから作業を開始しました。
あと、タネをとらなくていいように、干し柿のままの状態で、八珍と抱き合わせで配ったり。


 

巻柿

タネをとった柿は、こんな風に並べてまた缶へ。
タネをとると、多くがぺなぺなに薄べったくなります。

今年は暖冬傾向だったので、再び全て冷蔵庫(2号)へ。より密にぎっしり並べるので、多少缶の数は減りますが、またもテトリス。

今年は何故だか粉が吹いてきません。びっしり粉を吹く年もあるんだけれど・・・。
上の写真で白いのは、わずかに摘めたハート型柿の方です。
鶴の子柿は、豊作すぎて糖度がやや低かったのかなあ・・。
丁度微妙な時期に旅行に出ることになり、缶にしまうのがやや早かった、というのもあるかもしれないけれど、それにしても全然吹かないので、やっぱ糖度かなあ。冷蔵庫保管がよくなかったとか・・・。うーん。
(来年は絶対この時期出かけないようにしよう・・・)


 

巻柿

巻き作業は、ザクザク柿が片付いていくので楽しいです。
奥から柿を並べ、次は向きを変えてもう1列、更に向きを変えて・・という風に4列。
(向きを変えると両端の太さが揃うと今年気づきました)
そして芯となる柚子を手前に配置。

通常は柚子を芯に入れるだけですが、こんな風にクルミ入りバージョンも作ってみました(去年もやったかも?)。
区別がつくように、輪ゴムを1つ。

巻く前に、この並べた状態でお酒を塗るのですが、例年ブランデーのところ、今年はラム酒にしてみました。

 

巻柿

作業も終わりかけの頃、ゆずピールがたっぷり余りそう、ということが分かり、ゆず多めバージョンもやってみることに。
(多けりゃいいってもんじゃないかもしれないけど・・・)
こちらも区別がつくように、輪ゴムを2本。


こうやって、ラップ巻き状態まで、年内に終わらせてしまいました。
例年にない早さ!
(過去には、お正月に実家で種をとったり、母に手伝ってもらって巻いたり。もしくは1月になってから自宅で巻いたりしていました)
なんで今年は出来たんだろう。12月、今年はヒマだったのかな?
何か忘れてる作業があるんじゃなかろうか。

巻き作業まで終われば、あとは紐かけです。
紅白でも見ながら実家でちょっと作業しようかな、と車に積んで持ち込みました。
ところが、31日、実家の階段の最後の1段を踏み外して(もう床についたかと思ったらもう1段あった)すってんころりん。
見事に玄関タタキまで吹っ飛びました。
もう床だと思って、右足で元気よく蹴って歩き始めたのです。で、左足を空に踏み出しながら、「あ、床がない・・・」と思ったところまでは記憶にありますが、そのあと気づいたら玄関のタタキにいました。
すぐ後ろからついてきたダンナサマによると、「突然目の前にいたFujikaちゃんが消えたからびっくりした」と。
で、左手を強くついたのか、左ひじが突き指状態。腫れてうまく曲がらないし、力が入りません。巻き作業はちょっと無理。
結局、紅白は、ひじをアイシングしながら、何の作業もせず、じっくり見てしまいました。
(毎年思いますが、初めて見るような人ばっかりで、ちょっと退屈・・)

ようやく左手に力が入るようになってきたので、紐かけはこれからです。


 

巻柿

さて、これは何かというと、巻柿やクルミ挟み柿を作る際にとった、ヘタとタネ。
今年は量が多かったので、記念に量ってみようかと思って。

ヘタは1.2キロ(1259g)。 タネは2.1キロ(2138g)でした。

 

巻柿

ヘタは、10個で約12g。(3回はかって、12g、12g、11g)

 

巻柿

タネは、20粒で約11g。
(3回量って、11g、12g、11g。ぺなぺなのシイナもあるので11にします)

ということは・・・。

 

巻柿

ヘタ 1259g / 12g × 10個 = 1049
ヘタから計算するに、ここにある分だけでおよそ1050個の柿があったということになります。
(皮が剥けずにカット干し柿にしたり、干し柿のまま配ったりしたものがかなりあるので、摘んで帰ってきたのは1300個くらいはあったってことかなあ・・・)

タネは、2138g / 11g × 20粒 = 3887
タネの個数は、計算上、3900粒弱。(よくほじり出したよ・・・)

3887粒 / 1049個 = 3.7粒/個

タネの数を柿の個数で割ると、柿1個あたり、3.7粒のタネが入っていたことになります。
これはなんとなく印象とあっている気がします。
1個あたり7,8粒、というのは結構稀で、時には1,2粒、というのもあって、大半はその間くらいの数でした。

 



干し芋やかんころ餅作業が終わってから、何かと抱き合わせで巻柿プレゼントを企画したいと思います。
6-7名にしようかな?
よかったら応募して下さいませ。


===
タコははさん、とろさん、当選です。
タコははさん、メールお送りしました。
とろさん、メールアドレス教えて下さいね。

コメント (16)
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