採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

マイタケ2018:伏せ込み

2018-06-12 | +きのこ原木栽培(マイタケ等)

6月8~9日と、那須にマイタケ原木の伏せ込みに行ってきました。
母も来てくれて、我が家経由で一緒に車で移動。
父はあらかじめ那須に行っており、草刈りを済ませておいてくれました。
すごいぼうぼうだったとか。地面に埋めるにあたっても、草がない方がいいですしね・・。


今回は、茹で回数2回、原木の個数22個でした。
これまでは、4割くらいカビにやられたこともありましたが、今回は結構な勝率ですよ! 

マイタケ伏せ込み

真っ白にマイタケ菌が回ったのがこんなに沢山!!

 

マイタケ伏せ込み

周囲までびっしり白くなっているものもあります。

 

マイタケ伏せ込み

これは、樹皮の部分には菌がきていないもの。でもこういうものでも・・・

 

マイタケ伏せ込み

一部だけ白くなっていたりします。これは原因が想定できているのです。

 

マイタケ原木保管中

原木保管中、父が、ふと思いついて、丸太を横倒しの向きで配置してみたのです(写真中央付近の3つ。この後全部横倒しにしたとか)。これによって、袋の底にたまった水分が樹皮をほどよく湿らせ、マイタケ菌がびっしりすみついたのではないかと思います。
横倒しにしちゃって、菌が繊維に沿って横方向にうまく回るかな?とも心配しましたが、やってみてよかったです。

 

マイタケ伏せ込み

とはいえ、いくつかはカビが来てしまいました。こちらはカビグループ。
中にはなんとか大丈夫そうなものも。

 

マイタケ伏せ込み

皆さん勢揃い。
今回は、割と大き目の原木が多く、運ぶのも大変です。


まずカビグループから説明してしまいます。 

マイタケ伏せ込み

カビが来たものは全部で6個。袋に、1回目か2回目か分かるようにしてあったのですが、それによると、5つが1回目、1つが2回目。
1回目のものがカビが多かったことになります。
思い当たる節はあります。
1回目に茹でたときは、たき火の火加減にまだあまり慣れていなくて、常にぐつぐつ煮立っている訳ではなかったです。
原因はこれかなー。

 

マイタケ伏せ込み

袋から取り出してみました。
二つは、何とかいけそうかも。

 

マイタケ伏せ込み

洗ってみました。5つは洗ってもカビがあまり落ちません。
マイタケ菌が住み着いている様子もなくて、これはおそらくダメだなあ。
(前回、カビを洗ったものを埋めてみたのですが、その後、その場所からは発生しませんでした)
 

マイタケ伏せ込み

この二つは洗ったらカビが綺麗になりました。
マイタケ菌が熟成したような色合いもあって、これらは埋めてみようかと思います。

 

マイタケ伏せ込み

切株とりんごの木の間くらい。

 

マイタケ伏せ込み

左の原木は、マイタケ菌が半分くらいしか住み着いていなさそう。
右の原木と助け合って、マイタケを出してくれますように・・・。

 

マイタケ伏せ込み

燃えさしで囲って、落ち葉をかけておきました。


次はカビのない、いい原木。
2014年6月にカビを洗った原木を植えた場所(桜の木の奥右側)は、その後マイタケも出なかったというし、そこに埋めてみることにしました。
カビが含まれたエリアというのが気にはなりますが、そんなこと言ったら土の中はどこも雑菌だらけですよね。
マイタケ菌がしっかり木に住み着いてくれていれば、きっと大丈夫のはずです。

マイタケ伏せ込み

土の表面のツル植物や落ち葉をまず熊手で掃除。そして、穴を掘ってみると、前に埋めた原木がゴロゴロ出てきました。
マイタケが出る原木は、数年経つとボロボロに柔らかくなるのですが、掘り返されたものは、外側は多少腐食しているようでしたが、中はまだ固い状態。やはりマイタケ菌は中に住み着いていなかったようでした。

掘り返した土は、またかけるためにブルーシートの上にのせておき、穴の大きさ、深さをみるため、原木を袋のまま仮置きしてみました。
ブルーシートを置いてある場所(桜の木の奥左側)は、2014年に沢山のいい原木を植えた場所。まだ出るはずなので、後でここにも落ち葉をかけておきました。

 

マイタケ伏せ込み

全部はここに収まらず、原木12個がこの穴に入ることになりました。
密集させるとより大きなマイタケが出来るそうですが、大きすぎるのが発生しても困るかも?
いろいろ考えはしましたが、地中に岩が埋まっていて凸凹だったり原木も不定形だったりして、なんとなーく寄り集まっているような、いないような配置になりました。

 

マイタケ伏せ込み

原木の隙間にも土を詰めて、埋めます。
マイタケ菌、がんばれよ~。

 

マイタケ伏せ込み

周囲には、掘り返して出てきた以前のカビ原木を並べておきました。

 

マイタケ伏せ込み

落ち葉をたっぷりかけて、落ち葉が強風で飛ばないように水もかけておきました。
落ち葉は、さきほどのブルーシートをひろげながら家の床下にもぐり、そこに吹き溜まっている落ち葉をどっさり載せ、ブルーシートをひっぱり出す、という方法が簡単でした。
ブルーシート山盛りの落ち葉でも重さはとっても軽いです。

次、最後の穴。
さきほどの大きな穴に入らなかった4つを、別の場所に埋めます。 

マイタケ伏せ込み

通路の左側に小さい穴を掘ってみました。

 

マイタケ伏せ込み

ここに4つ。4本寄り集まって、頑張ってくれよ~。

 

マイタケ伏せ込み

落ち葉もかけました。
中央の植物(ユリ)の左側が今回の4本、右側は、2013年に父が埋めた場所です。まだ出るのと思われるので、一緒に落ち葉をかけてあります。

 

マイタケ伏せ込み

宝の地図。
・桜の木の奥左側に12個
・通路の左側、コンポストの近くに4個
・切株とりんごの木の間に、カビを洗ったもの2個
 


秋がとっても楽しみです。
マイタケの発生は結構早い時期なので、(夏の雨の量にもよりますが)9月10日くらいには見に行った方がいいかもしれません。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする