採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

マレーシア2018:印象

2018-02-26 | +海外

2月5日から9日、4泊でマレーシアのクアラルンプールに行ってきました。
マレーシアは初めての土地。
どんなところか全く想像がついていませんでしたが、マルチカルチャー(マレー系、中華系、インド系)で、摩天楼の林立する発展著しい大都会でした。

写真もいろいろ撮ってきたので、おいおい記事にしたいと思います。
忘れないうちに、印象をいくつか書いておきたいと思います。あと、文章とは関係ないですが、花。

マレーシアの花

プルメリア。

・首都だけのことらしいが、高層ビル、マンションが建ち並ぶ大都会でびっくり。しかも、まだまだ再開発中。
・首都のあちこちに大型ショッピングモールがドカドカ建っている。 ただし、平日昼間は比較的閑散。暑い国なので、涼しいエリアで買い物が出来るのは便利なので、流行るのは分かる気がするが、それにしても多すぎのような。10年後にはどれくらい生き残っているだろうか。 


マレーシアの花

黄色くて花びらが尖った形状のプルメリア

・地下鉄やバス、無料巡回バスも充実している。
・道路の計画はメタメタのようで、朝夕は交通渋滞がひどい。
・再開発がまだ終わっていないので、あちこち工事中。とても歩きにくい。工事をしていないところでも、歩道や歩行者用信号、横断歩道は全然行き届いておらず、道を渡るときは気合が必要。

マレーシアの花

丸っこい花びらのプルメリア。かわいい。

・朝食ブッフェにカレーが出てシアワセ。
・果物は(そんなに沢山食べてみた訳ではないが)、台湾のほうがおいしいかも。 
・テンペはあんまり売っていない。インドネシアで一度食べたのが美味しくて、今回また食べたいなーと思っていたのだけれど。

マレーシアの花

名前不明の花。

・場所や時間帯がよくなかったのかもしれないが、いわゆる東南アジアらしい素朴な(品数の少ない)軽食屋台(焼きバナナのみ、とか)はあんまり見かけなかった。あ、焼きトウモロコシ屋台は夕方、オフィスからの帰宅の頃合に出てきた。
夕方以降に、それなりの場所に行けばにぎわっているのかも。なにしろ暑いので、日中に食べ物を売るのは避けているのかも?

マレーシアの花

こちらも名前不明の花。独創的な造形・・。

・スーパーマーケットの物価は、そんなに安くない。日本より安いものもあるが、同じくらい~やや高いものも。(でもって、シンガポールはマレーシアの3倍ですって。とするとやっぱり日本の2倍~3倍になるのかな?シンガポールにも行ってみたい気もするけれど、マレーシアの方がいいかも) 
・タクシーは結構安い



・何件かのスーパーマーケットに行ってみたが、高級店だけでなくどこも、世界各国からの輸入食品がぎっしり。
特にバターの品揃えには驚愕。オーストラリア、ニュージーランド、フランス、アイルランド、ベルギー、あとは自国産など。値段は、国産は日本の国産バターより安く、輸入はそれより少し高いくらい(日本の輸入ブランドバターより断然安い)。 勤め先によっては気軽に買える値段かもしれないが、不思議なのは食習慣。こんなに暑い国で、みんな頻繁にバターを食べるような食生活なのだろうか。

・昔の宗主国だからか、イギリス文化がちらほら見られる。ホテルの朝食やスーパーのパン売り場を見ると、(他のパンもいろいろあるが)薄切り食パンの売り場面積が大き目(厚切りはあまりない)。お菓子コーナーには、ずっしりしたフルーツケーキがたくさん並んでいたり。

・スーパーには、驚くほど自国産の野菜・果物が少ない。一番基本の野菜かなー、と思うような赤玉ねぎも輸入でびっくり。 聞くところによると、石油を輸出している代わりに(たとえば中国から)農産物の輸入を強いられているとか。あと、自国でも農産物・水産物など品質のいいものを生産しているけれど、超お金持ち国(で、何一つ自給できない)シンガポールが高い値段で買ってくれるので、農家や漁師はそちらに売ってしまうのだとか。その代わりもっと安いものを近隣諸国から買い付けてくるそう。
(おそらく供給の安定のため)農業企業団体は近隣諸国に土地を買ってそこで生産し、それを持ってくる(輸入)、ということもしているそう。 スーパーリッチ・リッチ・ぼちぼち、と経済力に格差のある国々が地続きになっていると、こういうことになるのか・・・。
(ヨーロッパのスーパーマーケットも、ものすごく多国籍なのが当たり前で、加工食品などはMade in XXの表示も見つけづらかったりする(みんな気にしていなさそう))

・日本人は、特に生鮮野菜は、国産かどうかをかなり気にすると思う。安全性の点と(国産がより安全で外国産はアヤシイという(あまり根拠のない)先入観)、鮮度、そしてフードマイレージ(輸送にかかわるエネルギー)などいろいろな観点があるが、地産地消は比較的いいことだ、という考え方はあるのではないか(私だけかしら)。でもクアラルンプールではそういうポリシーはほとんどない様子だった。

・日本の大抵のスーパーでは、例えば中国産ニンニクもあるけれど、必ず国産もおいている。ところがクアラルンプールのスーパーは中国産という選択肢しかなかったりする。それでいいのか・・・。
日本でも、特に気にせず、安い方の中国産ニンニクを買ってしまっていいのかなあ・・・?

コメント (4)
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