南房総でのメインイベントは、オリーブオイル絞り!
昨年、小豆島オリーブの塩漬けを作ったというブログ記事を書いたのですが、そのとき
「我が家にオリーブ林があるから来年摘みに来ませんか」
というコメントを頂きました。
南房総にお住いのフルヤさん。
1年間ワクワクしながらオリーブの季節を待っておりました。
フルヤさんは昨年からオリーブオイル絞りを研究中ということで、今年は私も一緒にオイル絞り体験をさせて頂きました。
日本でオリーブ摘みが出来るところってほとんどないですよね。それに、個人レベルでオリーブオイルを絞っている方も少なさそう。
ものすごく貴重な体験です!
ドキドキして前々夜は寝付けないほどでした(なので前夜はよく眠れた)。
![]() |
南房総の青い空とオリーブ! |
![]() |
季節によっては、塩分を含んだ強い潮風が吹くのだそうです。 |
![]() |
実付きがよくなるということで、複数品種植えていらっしゃいます。 |
![]() |
オイル絞り用には、主にネバディロブランコを摘みました。 |
![]() |
ちなみに小豆島まで車で行かれたのは、ラブラドールレトリバーのアイちゃん(10歳)と一緒に行くため。 |
![]() |
オリーブオイル絞りの第一段階(粉砕)に使うのはこのマシン。 |
![]() |
ディスポーザーの中はこんな感じ。 |
![]() |
上の穴からオリーブを投入すると、「ガッ、ガリッ、ガガガガッ!」とかなり大きな音はしますが、あっという間にオリーブがピュレになって出てきます。 |
![]() |
青くて固そうな実も、更に固いタネも全然問題ありません。 |
![]() |
最後、ディスポーザーの中には種のカケラが少し残ります。 |
![]() |
第2段階は攪拌。 |
![]() |
30分から45分以上、油が分離してくるまで行うとのこと。 |
![]() |
油のにじみ具合は、うっすら、といったところかな。 |
![]() |
このピュレをおたまですくって・・ |
![]() |
第3段階、絞り! |
![]() |
絞り粕は、かなりパサパサの状態です。 |
![]() |
パサパサの絞り粕。 |
![]() |
絞り汁がボウルに2杯とれました。表面に油滴が浮いてます。 |
![]() |
口の広がったボウルでは吸い出す際に不便なため、口のすぼまったボトルに移し替えます。 |
![]() |
底の方はグレーのモロモロ。 |
![]() |
中間は緑がかったモロモロ。 |
![]() |
表面付近には油の玉が☆ |
![]() |
ちょっと待っている間に、左のボトルは油の玉同士がくっついて、油の層になってきています。 |
![]() |
ボトルいっぱいある方は、ガラス壁の摩擦?のせいか、油の玉がくっつく速度がゆっくり目。 |
この貴重なボトル、2本を頂いてしまいました☆
(オイル分離については次の記事にて)
試行錯誤しながらいろいろやってみて、ものすごく楽しかったです。
絞る工程など、もっとネットを漁ってみなくては。
オリーブオイル絞りで検索すると出てくる円盤状の藁(?)マット、自分で作れないかしら?麻ひもなどで代用したり??
この小規模用オイル生産用キットでは、黒いメッシュ状の円盤を使っているようです。これは一体何だろう。
とっても楽しい一日でした。
フルヤさん、奥さま、アイちゃん、ありがとうございました!!
■情報
・藁ではない素材のオイルプレス用のマット
・攪拌にハンディタイプのセメントミキサーを使った道具
(絞るのは、布袋に詰めてそれをプレスするという感じか)