年末に作ったローストビーフについて記録しておきます。
ところで、恒例行事的なものはタイトルに年を入れていますが、「2014お正月料理」に使ったローストビーフは「ローストビーフ2013」と数字がずれています。
ローストビーフは12月中に作るので、間違ってはいないのだけれど、何だか統一がとれていません。
かといって、「2013年度お正月料理」 と呼ぶのも変ですよね。
いい数え方(呼び方)はないものでしょうか。
「ローストビーフ2014年始用」とでもするかなあ。ううむ。
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昨年は那須の老舗お肉屋さん鶏春から父が牛肉をとりよせてくれましたが、今年は地元で手配してみる方針です。
昨年、スモークウッドを探す途上、父と一緒にたまたま行ったスーパーが、えらく賑わっており安かったのが印象的でした。
なので今年はそこに行ってみます。
行ってみると、大きさは小さめではありますが、新鮮な感じのお肉がどっさり。
値段(産地)は様々で、かなりお高いものもあれば程々なものも。
程々価格のもの(それぞれ1キロ程度)を2つ選んでカゴに入れました。
更に父は、ぱっと見ピンク色といってもいい程の超シモフリの極薄切り牛肉の大きなパックをカゴに入れています。
これからローストビーフを焼くというのに!?
私などは、12月に入ってからずっと肉禁止にして年末年始の御馳走に備えていたのに・・。
「ローストビーフ焼くし、いいんじゃない?」と言ってはみたものの、ローストビーフは赤身っぽいし(でも十分美味しそうなお肉なんだけど)、ピンクのシモフリ肉の美味しそうさと、4割引シールの強い引力に抗えない模様。
・・・私もまあ、産直で安い柑橘やフルーツがあったら大量買いせずにはいられないので、似たようなものかもしれませんが・・・。
さすが年末で、人も多く、皆さんお買い物の量が多めです。
レジの同じ列に並んでいた老夫婦は、鶏肉大盛り4パック、焼き豚用ネット入り豚ロース肉1パックなど、大量の肉をカゴいっぱい買っていました。
父と、「すごいね~、何人お客さんが来るんだろうねえ。」「何を作るんだろう。唐揚げかなあ。煮物かなあ」しばし感嘆。
帰って冷蔵庫を見ると、あら? アメリカ産ステーキ肉が1枚。
こちらは母が買ったもののようです。
「ローストビーフ焼くじゃん!?」と母に聞いたところ、「だってその時食べたかったんだもの」と。
ここにも我慢ができない人がひとり・・・。
(そして両方の遺伝子が私に・・・・)
父もステーキ肉があることは知っていたようですが、赤身のアメリカ牛はどうやら父には「美味しそうなもの」とは認識されていなかったようでした。
一番大きさの小さい島根産がこの写真よりもよく焼けてしまいました。
母はあまり生っぽいお肉は好きではないので、それはそれで丁度いいくらいでした。
産地別のお肉ですが、予想以上に味が違いました。
個別に出されたら、どれも美味しいお肉だね、と思うと思いますが、食べ比べると明確に分かります。
●鹿児島
一番、肉っぽい(赤身っぽい/血っぽい?)味。肉の旨みが強い感じ。
●島根
サシがいっぱい入っているけれど、何故か割と噛みごたえのある味。
●青森
和牛の甘い脂の味が一番強め。食感も一番柔らかで、他とは違う歯切れのよさで食べてみて驚いた。とろけるような、というのはこういう感じかな。
お肉の味は、産地(や生産者さん)で結構違うのだなということが分かって面白かったです。
料理人さんは、仕入れる際は食べ比べて、色々検討するのでしょうね。
■来年への課題
・お肉が小さい場合は特に、焼き時間は思ったより短いので要注意。
・温度低めにしておき、20分くらいで様子を見るべし。
・ところで、ローストポークも美味しそうだけれど、皆さんどうでしょう?
ローストビーフは焼きたてでなくても美味しいのが便利ではありますが。