goo blog サービス終了のお知らせ 

採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

赤いいちじくジャム

2007-10-01 | +ジャム・ピール(果物系保存食)

中が真っ赤ないちじくがあるそうなのです。aiwhasさんのブログで拝見して以来ずっと気になっていました。aiwhasさんのブログは今では更新していないのですが過去ログが見られるので参照させて頂きますね。
生を使ったタルト、半割を軽く焼いたもの、ジャム、ごまだれかけ
コンポート
コンポートを使ったタルト

小さくて皮が緑で、中が真っ赤! 不思議だわー。
このあたりで普通に見かけるのは、おそらく「桝井ドーフィン」という品種で、皮全体が紫色で中はピンク色、やや大型のものです。ほかの品種なんて見たことないです。
この中が真っ赤なものはaiwhasさんの地元でもたったひとりの人しか産直に出していないという大変珍しいものだそうなのです。

それが我が家にやってきました☆ aiwhasさんありがとう~(感涙)。


ぺたんこで、中が赤いのです。切ってあるもののすぐ上はどうも違う品種

いちじくって酸味がほとんどない、という印象がありますが、この品種は酸味がしっかりあって、甘酸っぱい。いちじくというよりもベリーのようです。種の部分はきめ細かくて、トロリとしています。
皮も薄くてそのまま食べられるほどですが、いちじく特有のアク(タンパク質分解酵素)が強いので舌が痛くなるので皮は沢山食べない方がいいです。
(あとから気づいたのだけれど、さっと湯通しすると皮ごといっぱい食べられる)

あまりにおいしいので1キロくらい平気で食べてしまえそうだけれど、以前頂いたこのいちじくのジャムがとてもきれいでおいしかったので、私も挑戦してみました。
(ダンナサマ1個もあげなくてごめんね~)



皮を剥いて刻んでお砂糖をまぶします。
皮をむくときは手袋をしたほうがよいですが、さっと湯通しすれば手袋なしでもほぼ大丈夫。

ぐつぐつ煮ます。
意外と沢山水が出てくるのである程度煮詰まったら、スティックミキサーで粉砕します。
溶岩のように熱いしぶきが飛ぶので要注意!


煮上がり間際にレモン汁を垂らすと鮮やかな赤色になります。

aiwhasさんに、皮も煮ると美味しいと聞いて私も煮てみました。

いちじく独特の香りが強く、当然ながら酸味がなく、そして意外と歯ごたえが!(皮は煮くずれないのでちゃんと刻んでおく方がいいです)
いちじくママレードという雰囲気。なかなかおいしいです。

出来上がり~。


2007/9/21作 赤イチジクジャムと皮のジャム
(イチジクジャム:イチジク、果糖、レモン汁)
(皮のジャム:イチジクの皮、中身少々、果糖、レモン汁、市販イチジクジャム)

約1キロから、赤いジャムが4つ、皮ママレードが1つ出来ました。
赤いのは本当にきれい~。見ただけではいちじくジャムだとは分からないのでは?
うれしいなあ。瓶詰めは見ているだけで嬉しくなります。

皮の方は1瓶に足りない量だったので、実のジャムの、鍋にくっついた分と、あと市販いちじくジャム(エジプト製。好奇心に負けてやまやで購入。皮ごと煮ているのか茶色いジャムです)をちょっと追加して無理矢理瓶詰めしました。緑と赤がまだらだわ・・・。
皮ママレードは意外とおいしいので、もっと皮を厚くむいてもよかったかも。そうすると赤い方のジャムがもっと鮮やかになったかもしれません。

満足感と、あともうちょっと生で食べたかったかなーという名残惜しさにひたっていたら、なんと後日また、同じいちじくの入荷情報が!
             ・・・・・(こちらについてはまた別記事で・・・)
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする