介護はイヤだ

両親への積極的な介護をしていなかった(両親は平成24年度に相次いで死亡)、ダメな子供の戯言を書いています。

小田急のんびりハイク「秦野駅から弘法山」

2018-05-28 12:52:53 | 登山・ハイキング
結局、26日のハイキングは予め予約しておいた「小田急のんびりハイク&ウオーク」に参加してきました。


7:49 代々木上原駅
 7:39発「急行 小田原」行きに乗ろうと、当初の予定より20分以上早く自宅を出たのに・・・途中での買い物や乗り継ぎの関係でしょうか?駅到着とホボ同時に電車は出発。
 結局、当初の予定通りの7:49発「快速急行 片瀬江ノ島」行きに乗車することになりました。

 秦野駅でスムーズに改札階へ移動できる6両目の位置に並び、割と空いている7:47発の「唐木田」行きを見送ります。
 到着した「片瀬江ノ島行き」は少し混んでいて、相模大野まではドア付近で立っていることに。



8:21 相模大野駅
 ここで、「急行 新松田」行き(始発)に乗り換えです。
 「片瀬江ノ島」行きが駅に到着した時点ですでに入線しておりましたが、座ることができました。


 このあと、乗客が増えて来て、伊勢原駅まではそこそこ混雑状態。


8:41 伊勢原駅 通過
 駅を出発すると、大山へ向かうと思われるバスと、それに乗ろうとしている長蛇の列。
 『初めて大山に登った時もそうだったな~』と、何となく懐かしい気持ちを抱きながら、車窓から見える大山を眺めていれば、やがて電車は帰りの時に乗車する鶴巻温泉駅に。


8:55 秦野駅
 予定通りに電車は到着。
 
 受付開始時間は9時30分なので、ここはゆっくりと改札階へ。6両目を選んだ理由はあったのだろうか?
 改札を出る前に、念のために個室へ。

 改札を出ると、幾つかのグループ(ハイキング会など)が旗を掲げていますが、小田急さんの案内らしきものは見当たりません。
 「弘法山」へ行くのだからということで、登山口に近い北口のロータリーに降ようとすると、係の方らしき方が「最後尾はこちらです」というプラカードを持って南口方面に走っていきます。
 
 いったん北口のロータリーに降りて、ペットボトル1本を自販機で購入。
 あたりを見渡しても案内が見当たらないので、再び改札近くまで戻ると・・・南口側に先ほど見た方と同じ姿をした方が数名います[※]。
 近づいたら、すでに20名近くの人が2列になって並んでいました。

 ※後でホームページを確認したら、集合場所は南口と書いてありました

9:20頃 出発
 9時10分ごろから、予約番号と参加人数の確認が開始されました。

何度か「未だ係の者の配置が終わっておりませんので、もうしばらくお待ちください」とか「列には代表の方だけお並びください」というアナウンスがありましたが、20分ごろに「少し早いですが、これから始めます」とのアナウンス。
 
 順番に、参加人数を申し出て、係の方から本日のコースマップを受け取り、ハイキング開始です。


 目で先頭グループ(&係の人)を追って、北口のロータリーへ降りて、タイムスタンプ代わりに時計を撮影[他の方も撮影していました]


 渡されたコースマップでは川に沿って歩くようになっていたので、橋を渡り切って道路を歩くのかと思ったら、係の人が「この階段で川に降りてください」との指示【マップ 2番】
★階段を下りたのち、振り返って撮影

 河川敷に作られた遊歩道を歩きます【マップ 3番】


 遊歩道が終了し、一般道へ


 「新常盤橋」信号を左折して、道なりに進んで行くと、山が見えて来ました。【マップ 4番】
★撮影場所:河原町信号


9:41 登山口
 登山口に到着です。【マップ 5番】


 いつもながら、登り始めはつらい。
 その上、私の嫌いな階段道がつづら折り。道幅も狭いので、足の遅い人(当然、私の事)は後続に道を譲ることができません。
 途中にテーブルとベンチがありましたので、分解したステックを取り出す序にちょっと休憩。
 

 ↑の写真を47分にタイムスタンプ代わりに撮影し、列が途切れるのを待って、ハイキングを再開。
 55分ごろに左手に社がある園地が見え、数名が休憩していたので、ついここでも1分ほどの休憩。
 


9:59 浅間山(せんげんやま)【196メートル】
 園地を出て2分ほどで浅間山に到着。
 なんだか園地での休憩がバカみたい。


 山頂から見た市街地を撮影して、さっさと先に進みます。


 何やら、人だかりができているので近づいたら「蛍草」『ホタルフクロ(蛍袋)』が咲いていました。


 このほかにも紫陽花[青・赤・白?]が咲いていたのですが・・・撮影したつもりが写っていませんでした。


10:02 浅間山?
次の山に到着したと思ったら、ここも「浅間山」と表示になっておりました。
 
〇あずまや
 浅間山から権現山を目指す道の途中にある「あずまや」です。見晴らしがよく、秦野市内の風景が一望できます。ここから下大槻地区の河岸段丘がよく見えます。【秦野市観光協会HPより解説をコピペ】


 ここでも山頂から見た市街地を撮影して、先に進みます。



 この時点では、休憩中に追い抜いて行ったグループに追いつきたかったですね。


10:04 一般道を横断【マップ 6番】
 道は下りとなり、一般道に降ります。


 そして、斜め前にある登山口から再び登りを開始。



10:10~10:13 権現山(ごんげんやま)【243.5メートル】
 途中は端折って・・・階段道です!
 覚悟を決めて登り始めたら、階段道は二手に分かれています。
 すぐ前にいる方は右手[ほぼ直進コース]に進みましたが、多くの方は左手に進んでいるので、私も左へ。
 
 展望台がハッキリと見えて来る辺りで、階段道は合流。
 右を選択すると直登コースのようです。

 合流後、10数歩(だとおもうんだけど)で山頂です。


 あいにくとこの日は曇っていたので、展望台には上ろうとは思いませんでした。

〇展望台
 2001年に建てられた展望台です。晴れた日には表丹沢のやまなみから相模湾から、江ノ島、房総半島まで360度の展望を楽しむことが出来ます。この展望台からの富士山の眺望は素晴らしく、関東の富士見百景に選ばれています。【秦野市観光協会HPより解説をコピペ】


 あと、水分補給休憩と思いましたが、椅子が一杯なのと、コースの先が楽そうだったので、景色などを撮影したら先に進みます。



10:16~10:18 馬場道
 なだらかな道を下ると


 馬場道に到着

〇馬場道
 権現山と弘法山を結ぶ尾根道を言います。昔周辺の農民が草競馬を楽しんだことに由来します。現在は道の両側に桜並木があり、桜の時期にはピンク色のトンネルとなります。【秦野市観光協会HPより解説をコピペ】


モニュメントがあったり


駐車場へ続くと思われる「女坂」の案内



10:20 東海大学前駅への分岐
 この後も何か所にもわたって「東海大学駅前」への分岐を教える道標が現れます。



10:20 弘法山への分岐【マップ 7番】
 この分岐を左に進むと「めんようの里」があるのは知っていましたが、係の人が立っていたので、素直に右の道を上ります。
 

 途中から階段道になっており、またもやヒイコラ状態。
 でも、ここでも「蛍草」『ホタルフクロ(蛍袋)』が咲いていました。

 
 あと、山頂手前にトイレあり。



10:25~10:29 弘法山(こうぼうやま)【237.1メートル】
 木漏れ日がまぶしい(写真撮影失敗の言い訳)山頂に到着



 鐘楼[勝手に鐘を突いてはダメです]と

〇鐘楼
 時刻を知らせる「時の鐘」として、江戸時代から1956年(昭和31年)まで秦野周辺地域の人々に親しまれてきました。この鐘は1757年(宝暦7年)に龍法寺6世が最初に鋳造しました。その後、火災などに遭って、再鋳され、現在の鐘は1801年(享和元年)のものです。【秦野市観光協会HPより解説をコピペ】


 乳の井戸と

〇乳の井戸
 弘法山山頂にある井戸。言い伝えによると、この井戸から湧き出た水は白く濁り、乳の香りがしていたということです。この井戸の水を飲むと乳がよく出るようになると言われ、夜中、人知れず山に登り、人が多かったといわれています。他に眼病にも効果があるとも伝えられています。【秦野市観光協会HPより解説をコピペ】


 風景を撮影。


 釈迦堂には御大師様の像が公開されていましたので、光明真言を唱えて形ばかりのお詣り。

〇釈迦堂
 江戸時代に龍法寺の僧 馨岳永芳(けいがくえいほう)が、釈迦如来像と弘法大師像を祀った釈迦堂としたのが始まりです。1766年(明和3年)の火災で釈迦像が焼失し、石造りであった弘法大師像だけが残りました。その後、弘法大師像は現在の木像になり堂は再建されましたが、釈迦像は安置されませんでした。現在の釈迦堂は1964年(昭和39年)に建設されました。【秦野市観光協会HPより解説をコピペ】


 係の人が言っていましたが、この先の下りがすごく滑りやすくなっておりました。


 下りきってから、事前に印刷しておいた秦野市観光協会の散策ポイントをみて『あっ、亀の子石を見ておくの忘れた!!』と思ったら、今回のコースでは通らないんだ。
〇亀の子石
 弘法山へいたる道の途中にある石です。亀の甲羅を思わせるような姿をしています。これは約1500万年前の海底火山の噴出物からできており、丹沢山地の基盤となっている緑色凝灰岩です。
龍法寺を開いた弘法大師の弟子の僧が亡くなったとき、かわいがっていた亀が悲しみのあまり石になってしまったという伝説があります。【秦野市観光協会HPより解説をコピペ】

 

10:34~10:38 ちょっと寄り道
 私の前をカップルが楽しそうに歩いています。
 追い抜こうとしたら、先ほど諦めた「めんようの里」に行けるようです。
 訳知りのような男性への当てつけもなかったとは言いませんが、ちょっと声高に『ここからも「めんようの里」に行けるんだ。時間もあるし、チョットだけコースアウトして羊さんを見て来よう』と言い訳。

 ★分岐点で振り返って撮影。写真左の道が「弘法山」から下ってきた道。写真右の道が「めんようの里」からの道。

 とはいえ、距離があったり、大きく降るようだったら諦めるつもりでした。
 しかし、ほぼ平坦な(僅かに下っている)道を2分も歩かないうちに、草原が見えてきて、羊(1匹だけ)と遭遇。

 羊は、一旦は私の横を通り過ぎましたが


 『メェ~』と呼びかけたら、草を食べによってきました。


 「めんようの里」をすべて見て回るためにはもう少し先まで行って、下らなければならないようなので、引き返して再びコースへ戻りました。
〇めんようの里
 弘法山近くにある施設で、羊が放牧されています。近くにある木里館というログハウス風のレストランでは、ジンギスカンやバーベキューが楽しめます。【秦野市観光協会HPより解説をコピペ】

 


10:40 一般道【マップ 8番】
 道なりに下っていくと、一般道に出ます。

 後で地図で確認したら、先ほどの「めんようの里」で少し先まで行き、今回のコースとほぼ平行に走る舗装道を歩けば、ここに出るようです。

 まあ、それは置いといて・・・今回のコースでは、そのまま直進して「吾妻山」へ向かいます。



10:47 善波峠(ゼンバトウゲ)分岐【マップ 9番】
 渡されたコースマップの注意書き(あと、秦野市観光協会のハイキングマップに載っている弘法山からの所要時間)だと、ここが善波峠方面との分岐。


 指示に従い右に曲がりましたが、数名の方がコースマップを見ながら「右でいいのですよね?」と不安げでした。
 

 因みに善波峠とは
〇善波峠
 善波峠は秦野市と伊勢原市の境にあり、矢倉沢往還が通っていました。
矢倉沢往還は、東京都港区の赤坂御門から川崎、厚木、伊勢原を経て秦野に入り、曽屋、千村を経て矢倉沢の関所を越え、静岡県沼津市にいたる道のことです。
参勤交代でにぎわう東海道の脇街道で、物資の輸送や富士・大山への参詣路として多くの人に利用されました。
切り通しには6基の石仏があります。その中に1802年(享和2年)の聖徳太子等があります。聖徳太子像が刻まれた石塔は市内でもめずらしいものです。昭和初期に善波隧道が完成するまで、この峠道が利用されていました。【秦野市観光協会HPより解説をコピペ】


 話を戻して
 そういえば・・・「めんようの里」へ行く直前に私の前を歩いていたカップルには、この辺りで追いつきました。
 別に意地悪した訳ではないのですが、この後、何度もこのカップルを追い抜くことになりました[写真を撮ったり、ちょっとした休憩中に私が追い抜かれているから]。


10:49 首都圏自然歩道枝道との分岐
 ちょっと上ったと思ったら再び下りとなり、蓑毛(ミノゲ)方面へ向かう道との合流分岐に到着。
 
 ★道標
 ★案内板

 チョット、蓑毛に行ってみたいけれど・・・さすがにそれは時間的に無理なので、諦めました。

 あと、ちゃんとは位置確認をしていませんが、左手に大山らしき山が見えましたよ。蓑毛から大山に登れるのですから、見えて当然ですかね?


10:57~11:05 何度も現れる分岐【マップ 10番と11番】
 最初の方にも書きましたが、何度も登場する「東海大学前」への分岐は、「鶴巻温泉」方面を指している道を選択します。




 あと、途中で送電搭の脇も通過しますよ。



11:07 分岐【マップ 12番】
 上空の視界が開けてきたので山頂かと思ったら


 分岐でした。
 
 写真は撮りませんでしたが、ここは右の道を選択
 他の方のブログを読んだところ、左に進むと「矢倉沢道」だそうです。


11:13~11:21 吾妻山(あづまやま)【約125メートル】
 吾妻山に到着です。
 
 

 景色
★市街地
★山頂

 もうここまでくれば、あとは降るだけ。鶴巻温泉駅までは、おおよそ15分。
 コースマップでは、ゴール受付は「11:45~」になっていますので、ちょっとお昼には早すぎますが、ここで買っておいた「おにぎり」を食べ、ペットボトルの水も飲み切って、クールダウン。

 まだ時間的余裕はありますし、リュクサックの中でクシャクシャになっている着替えやソフトシェルもちゃんと入れ直したかったのですが、後続の方々の休憩場所(ベンチの空き)が無いので、タイムスタンプ代わりに道標を撮影して、出発します。



11:27 石柱標識の分岐【マップ 13番】
 石柱は昭和初期の物だそうです。
 道標もあるので道迷いはないと思いますが、ここは右に曲がって下ります。


 赤土で滑りやすい道を3分ほど下ると畑に出ます。
 ★下ってきた道を振り返って撮影
 ★畑に沿って道を下ります。


11:31 東名高速道路の下
 民家の間の舗装道を下り



 左の曲がって坂を下ると、東名高速道路があります。
 ★東名高速道路側に渡ってから、下ってきた坂道を撮影

 高速道路下にある暗渠を通ります。【マップ 14番】

★暗渠の鶴巻温泉側にある道標

 後は道なりに市街地を歩いていると、丁字路に出会いますので、道標に従い、右へ進みます。【マップ 15番】

 因みに、この丁字路は「鶴巻温泉 元湯 陣屋」様の裏側です。


11:37 「弘法の里湯」
 その後も道なりに歩いていくと、左手に「大和旅館」があり、三叉路を過ぎてしばらくすると「弘法の里湯」が右手に現れます。
 何人かの方が施設に寄っているようですが、コース上にあることが分かったので、写真撮影するだけでスルー。



11:39 ゴール[鶴巻温泉駅前]
 先ほど書きましたように、コースマップにはゴール受付は「11:45~」となっておりましたが、それより数分前に到着。


 ゴール受付でスタンプカード(初参加者だから)を受け取り、「弘法の里湯」へ戻りました。
 当初予定では【鶴巻温泉で入浴や食事を行い、13:04「快速急行 新宿」行きで戻る】としていましたので、時間的余裕はあったのですが・・・いざ施設に入ったらなんだかその気が失せてしまい、会社へのお土産を買うだけで施設を後に。

 食べ物屋を探して駅前をウロチョロ。
 気に入ったところがなかったので、駅前で売っていた「ピーナッツおこわ」¥400を購入。
 ホームのベンチでおこわを食べ、12:04の「快速急行 新宿」行きに乗車。
 朝と同じく「代々木上原」で下車しなければいけないのに、爆睡してしまい、気づけば新宿駅。
 この後、用事があり、JR総武線に乗らなければならないこともあり、JRへの乗り継ぎ精算をしようと思い、路線図に書かれた金額を目で追ったら・・・どう計算しても、朝と同じコースで戻るよりも200円ほど高い!
 乗り越した人が本来の駅に戻るのはキセルにならない(鉄道会社によって規則は異なるので絶対ではありません)ので、代々木上原に戻ったら・・・ほとんど当初の予定通りの電車で戻ることに。


最後に・・・難易度はどの程度変わるかわかりませんが、お土産屋や食事のことを考えると、鶴巻温泉から登った方がいいですね。


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