介護はイヤだ

両親への積極的な介護をしていなかった(両親は平成24年度に相次いで死亡)、ダメな子供の戯言を書いています。

母死亡の経緯 その7-早く、そして速く・・・飛んで行きたい

2013-04-12 19:31:27 | 日記
暫らく間が開いてしまいました。

未だに2月22日です。

先ずは、取って付けたような事を追加記載いたしますが・・・一寸、時間を戻して午後6時05分頃~30分迄の間は電車に乗っていました。
乗っている最中に『今夜が生死の分かれ目だよな~。今回は無事に乗り切れるかな~。大丈夫だよ。ウン、大丈夫と信じよう。』等と考えていましたが、悪い事は言い当てる物ですね。


・午後6時30分
 電車が自宅の最寄駅に到着したので電車を降りると、それを待っていたかのように携帯電話が突然なる。ディスプレーに表示された電話番号は知らない番号だけど、一応、出て見たら病院からだった。
 病院 「××病院ですが、◎◎さんですか?」
 私  『はい、そうです』
 病院 「少しお待ち下さい。今、病棟の看護師と代わります」
 病院 「お母様の容態が変わりました。これから来ることはできますか?」
 私  『今、××駅ですから(どのくらいかかるかな)』
 病院 「そうすると1時間くらいで来れますね」
 私 『はい、電車が△△分にこの駅を出ますので、そのくらいで着けると思います』
 病院 「では、夜間受付口からそのまま3階に上がって、ナースに声をかけてください」


・午後6時33分頃
 電話を切って、改めて電車の時刻と到着予想時間を確認していたら、別の考えが頭に浮かびました。
  『もしかして一刻を争う事になるかもしれない。』
  『だったら、電車を待っているよりは車の方が早い?』
  『でも、道は混んでいるからどうなんだろう?』
 グタグタ思い悩んでいる場合ではないので、先ずは近所に住む従兄C(早朝、私が叩き起こそうとした相手)へ電話を入れる。
 父の死亡の経緯を読んでくださった方は覚えていると思いますが、従兄Cは持病があるために薬を飲んでしまうと眠気が生じるので自動車の運転できないのですが・・・病院からの電話の内容を伝えると、車を出してくれる事になった。
 今居る場所は地下のホームなので、とりあえず電場状態がよいであろう地上に出る。


・午後6時37分よりは後
 従兄Cが自宅からこの駅前まで来るのには10分~15分程度掛かると判断。悪い予想が当たっていたら大変なので、待っている間に今日来てくれた親戚へ電話を掛ける。
 ◎叔母
  普通に考えて、今は電車の中。
  それに携帯の電話番号を知らなかったからパス。
 ◎従姉A
  「今日はご苦労様でした。明日は病院に行って付き添いをするからね。」
   (私が、病院から呼び出されたことを言うと)
  「えっ!急にどうなっちゃったの?ゴメンナサイ、おばあちゃんの面倒を
   見てくれる人が居ないから、今日は行けないのよ。
    ⇒明日来てくださると言っていたので、とりあえず連絡だけは入れておこうと
     思って電話をしたと言うことと、来られない事情は判っているので気にしないで
     下さいと言って電話を切った(と思う)。
 ◎従兄B[奥さんが電話に出て来た]
  「お疲れ様でした。おばさんの容子はどうですか?今、お父さんは作業小屋の方に
  行っているから、携帯の方に電話すれば出ますよ。」
  (掛け直していられないので、病院から呼び出されたことを伝えると)
  「えっ・・・直ぐ、お父さんに話しに行きますから。」
    ⇒もしかしたら大した事ではないかもしれないけれど、私はこれから病院へ
     向かう事を伝えて電話を切る。


・午後6時50分
 従兄Cから「今から、駅に向かう。10分程度で着く。近くまで来たら又電話を入れる。」との連絡が入る。
 スイマセンがこれを聞いて心の中で『何やってるんだよ!(ピィ~)』と思ってしまいました。冷静に考えれば、携帯電話に連絡を入れたのだから自宅に居たとは限りませんし、農作業で汚れた服を着替えたりと色々とあるのだから、15分経過での自宅出発は頑張ってくれた方なのだと思います。


・午後7時00分 ~10分経過してるよ~
 駅前のロータリーは送迎バスや送迎の車でごった返していますが、駅に至る道は空いています(見渡せる範囲内では)。どこかで見たような車[乗用車で来るのか、軽トラで来るのか不明なので]が到着する度に、私の姿が確認できるように近寄りますが・・・別の方を送迎するための車です。


・午後7時20分頃
 やっと電話が来ました。
 ロータリーでの待ち合わせ場所を確認。
 「あと数分で着く」と言っていましたが・・・到着したのは7時35分


・午後7時50分
 従兄Cは裏道を使って走ったので、乗ってから病院へ着くまでに要した時間は信じられないほど短かったです。
 救急の受付前に居る警備員に事情を話して、入館手続きをせずに病棟へ上がり、ナース詰め所に声を掛けると「いま、お母様は病室に戻られていますから、そのまま病室へ入ってください」と、こちらの期待もあったと思いますが明るい声で看護師が教えてくれた。そこで、従兄Cと二人で病室に入ると、母は酸素マスクをしているけれど規則正しい呼吸(モニターを見ると)をして寝ています。『な~んだ。処置が上手く行って、大丈夫なんだ』と安堵していると、別の看護師が・・・「お母様の状態が急に悪化しましたので、お電話を入れました。(ナンタラ カンタラ)。今、先生をお呼びしていますのでお待ち下さい」との説明に来る。


・午後8時00分ごろ
 主治医から脳死の宣告。
  ⇒正確には、「ただ今、脳CT画像データを脳の専門の先生に見てもらい、
   脳死かどうかの判断をしてもらうように依頼しています。
   しかし、瞳孔の反応が無いので、脳死だと考えてください。」
 意外にも『このやぶ医者!』とは、思わなかった。寧ろ、医師も言っていましたが『このままユックリと何も感じることなく死んでいくんだ。心臓が止まるのを待っているだけなんだ。やっぱりあの時が最後の別れだったんでね』と納得していた。

今日も遅くなってしまったので(ただ今、勤務先)、ここで一旦終わりにします。


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