介護はイヤだ

両親への積極的な介護をしていなかった(両親は平成24年度に相次いで死亡)、ダメな子供の戯言を書いています。

お団子

2013-05-07 08:16:37 | 日記
昨日、流し台の下を整理していたら、手付かずの上新粉[賞味期限は確認済み]が1袋有ったので、団子を作ったのですが…団子で思い出すのが、母が呼んでいたところの「送りの団子」「土産の団子」を知らない方って居るんですね。

1 母の葬儀の準備をしている際に叔母が「みたらし団子」を買ってきて供えてくれたのですが・・・通夜の時にも同じ物を買ってくると言ったので、すかさず『こういうときには、何も掛かっていない白団子をここでは供える風習なんですよ』と話しました。すると、「お団子屋に頼んで白団子をいっぱい持ってくるから」と請け負ってくれたので助かったのですが・・・母と同じく育った筈なのに、他所の土地に嫁ぐと忘れてしまうのだと諦めムード。
  翌日、叔母が持ってきてくれたのは、私が教わった通りの「白団子」が5個。叔母曰く、お団子やさんに話したら、「◎◎さん、こういうときのお団子は大凡の大きさが決まっています。数も5個なんですよ」といわれたとの事。さすがに本職は違うな~と感心しました。
2 一方で、初七日から七七日(四十九日のこと)までは、七日毎に白団子5個を供えるのですが・・・該当する日が木曜日と言うこともあり、会社の近くの和菓子屋を数件当たった所、「この場所で生まれ育ったけれど、そんな団子は作った事がない」「××県育ちだから昔からの風習は知っているけれど、そんなことしてませんよ」と言われてしまいました。まるで、私の住んでいる場所が超ド田舎見たいな感じ。
3 でも、葬儀社の方は団子を作るための上新粉を下さっているんですよね。で、その上新粉の袋を見た父方の従姉F(私の5つ年上)は、同じ町内で育ったのに「これ何に使うものなの?」と聞いてました。そこで母から教わった慣わしと、上新粉での団子の作り方を話すと、「えっ、そんなことしなくっちゃいけないの。知らなかったわ。おばあちゃん(嫁ぎ先)の時、やっていないわ。出来ない嫁って思われてしまったかも」と慌て始める始末。
 序に、失礼なのがいつも軽口をたたく気さくな性格の持ち主であるその夫。従姉Fが「それじゃ~◎◎チャンは一人でお団子作れるから大丈夫ね」と言ったら、「作り方を知っているからって作れる訳じゃ~無いぜ」だって。私の得意料理は「白玉粉」だけど、その次が「上新粉の団子」なんですよ。別にけんかを吹っかけてきているわけではないから、笑ってごまかして流したけれど、今になるとムカつく。

因みに、母から教わった慣わしは
「通夜および告別式の際に備えた団子と同じ粉(大抵は「上新粉」か「白玉粉」らしいが)を1袋購入し、それを7等分して団子を作りなさい」



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