介護はイヤだ

両親への積極的な介護をしていなかった(両親は平成24年度に相次いで死亡)、ダメな子供の戯言を書いています。

三沢峠越え その4(三沢峠-梅の木平-高尾山口)

2015-01-13 20:58:08 | 登山・ハイキング

15:43頃 下山開始
 草戸山を出発した時点で下山ルートは「『No.60 関東ふれあいの道コース』を通って『梅の木平』。その後は国道20号線を歩いて高尾山口」と決めていたが、改めて下山コースを考えると
 (0)「梅の木平」に降って国道20号線
   →うろ覚えな所要時間は「三沢峠-梅の木平(バス停)」50分+「梅の木平-高尾山口」30分=1時間20分。
   →12月に20号線を歩いたからわかるが、「梅の木平-高尾山口」の間は日が暮れても市街地なので安全。
 (1)峰の薬師を経由して最寄のバス停まで下山。
   →多分1時間強[後で相模原市HPで調べたら、「三沢峠-峰の薬師」40分+「峰の薬師-上中沢」40分=1時間20分]。
   →バスの本数や時刻を調べていないので、帰れるかどうかが判らない。今回は選択すると危険。
 (2)榎窪山の分岐まで戻って、「野鳥観察休憩所」経由で城山湖
   →あと15分でゲートが閉まるから、絶対に無理。
 (3)草戸山へ戻って「東高尾山稜」で下山。
   →急いでも1時間強。
   →立木が多い上に陣馬山などで日が遮られるから、暗くなるのが早い。
   →装備もナシに日の暮れた山を歩くほど馬鹿じゃない。
 (4)西山峠まで行って山下バス停へ降りて国道20号線
   →バス停までの所要時間が約1時間30分だから、山下バス停到着は17:15頃になる。
   →この後、国道20号線を歩くことを考えても、とても選択できない。
 (5)このまま歩いて、とりあえず「大垂水バス停」
   →大垂水峠橋までの所要時間は2時間。
   →甘く考えても日の入りは17時より前だから途中で道を見失って、下手したら滑落しまうから、自殺行為。
 と言う事で、気まぐれを起こす選択の余地がないので、服装を整えて梅の木平へ降りる。


15:47 悪路だよ!
 歩き始めて最初の内は歩きやすいハイキング道だったが、程なくして右手の沢に雪解け水が落ち込んだりする悪路になってしまった。
 

 左手の山稜に遮られて、道に日が射していない。
 手が悴んで来たので、それまで外していた手袋を付ける。


15:56 道が抉れている
 「『関東ふれあいの道』とは言っても山道なんだから、雪解け水でグチョグチョなのは仕方ないか」と思ってユックリと下って行く。
 遥か下を流れていた沢が道の脇に見え隠れするようになったら、今度は道の真ん中が大きく抉れている!
 [登山道]

 これでは沢を歩いたほうが安心できるのでは?
 [沢]

 どこが管理しているのか知らないけれど、もう少し道を整備してくれよ!


16:00 「東屋」および「車両通行止め」のゲート
 何とか山肌側の道を歩いていくと、東屋が見えてきた。
 [東屋]
 [東屋の脇にある案内板]
 [道標]

 
 東屋を過ぎるとすぐに↓のゲートが現れた。
 


16:03 高尾グリーンセンター
 ゲートの脇をすり抜けると「高尾グリーンセンター」
 
 

 どんなところか見てみたかったが、「お休み」だった。
 
  →「高尾グリーンセンター」のHPを見ると「年中無休」となっているが、宿泊利用の予約がなかったのか?

 
 この「高尾グリーンセンター」から先の道は↓こんな感じ。
 


16:16 合流[分岐]点
 「東高尾山稜」の途中から梅の木平へ降りてくる道と合流。
 私の大好きな『詳細図』に道が載っていましたので、どこで出会うのかが気になっていたが、だいぶ下の方だったんだ。
 [道標]
 [道標]
 
  
 ↓の写真は一旦先まで歩いて、改めて振り返って撮影。
 
  ☆お地蔵さんの前を左に進む道が「東高尾山稜」へ至る道。
   →道が荒れているので注意。
  ☆写真右手の真っ直ぐな道が「関東ふれあいの道」

 
 あと、ここにも「イノシシの罠 注意」の札が樹に括り付けてあった。
 

 
 
16:20 特別養護老人ホーム
 分岐の所の写真撮影を終わらせてから約1分程歩くと、特別養護老人ホームが見えてきた。
 

 
 ↓の写真を見れば一目瞭然だが、老人ホームの入り口から辺りからは舗装道となっていて歩きやすい。
 
 

 

16:25 「うかい竹亭」脇を通過
 

 ハイキングのガイドブックの紹介文や、12月に偶々同行することになった「高尾・陣馬ファンクラブ」のガイドの方の話しだと、雅な料亭との事。
 確かに、琴の音色が聞こえてきて雅だった。


16:27 はてな????
 道の脇に立っている道標に従い、写真左手(下山して来た私から見れば右になる)に曲がる。
 [道標]
 
 少し歩いて行くと道が二股に別れており、左の道は誰が行ったのかわからないが横に倒した雨戸などを使って道を塞いでいる。そこで右の道を進んだが・・・どうも民家の庭先に辿りつきそうなのでいったん戻る。
 すると、先ほどの二股の箇所に道標がある。どうも道標は塞がれている方の道を指しているけれど・・・通ってはダメなんだろう。
 
 仕方なく、先ほどの道標の箇所まで戻り、↓の案内が立っている方の道を歩く事にした(「うかい竹亭」から戻って行く車が使っている)。
 


16:33 国道20号線に合流
 回り道をしたが、無事に国道20号線に出た。
 
 ☆いくつもの看板が『左へ』と示している箇所に出る。
 ★そのまま真っ直ぐ歩くと、1時間後には大垂水峠に着ける。
 
 

16:34 バスが!
 20号線に出て一安心したので、自販機で缶コーヒーを飲んで一息ついていると・・・1日3往復しかないこの路線の「八王子駅」行き最後バスが脇を走り去っていく!
 
 
 別に、バスに乗れるように逆算して下山を開始した訳ではないし、当初から歩くつもりだったのだから予定通りなのだけど・・・何だか悔しい!


16:37 改めて「関東ふれあいの道」始終点『梅の木平』を確認
 一応、「関東ふれあいの道」の始終点とその先がどうなっているのかを撮影しておいた。

 高尾山口側から歩いてきた場合、始終点の左手には石碑が、右手には道標とお地蔵様がある。
 [石碑]
 [道標]
 

 だが、道標に従って歩いていくと、先ほどの個所と同じく道が塞がれている。
 
 ☆「関東ふれあいの道」は、奥に見える「民家の塀」に沿って左に登り、「松の植木」の見える建物の前に出る。
 

 もしもだけど、道が塞がれておらず、すぐに道標を見つけて正しく歩けていれば・・・梅の木平バス停16:34通過のバスには乗れたよ!
 なんで道を塞いでいるのかな?
  →イノシシ除けですか?
 誰が塞いだのかな?
  →民間人だろうね。
 やっていいのかどうかはわからないけれど、道を塞いだ方は事情と迂回路を書いた案内板(立て看板)を道標の脇に立てておいてくれないかな~?
  
 
16:42 「梅の木平」バス停[高尾・八王子方面]
 道を塞がれていたことを悔やんでも行ってしまったバスは戻ってこないし、相模湖行きのバスに乗る気もないので、気を取り直してバス停を後にする。
 


16:54 「込縄橋」バス停を通過
 別に何があると言う訳ではないが、この時刻にバス停を通過。
 

 その後、ちょっと気になる事があったので、道を渡って高尾山薬王院の自動車祈祷院を覗いてみた。
 祈祷院は閉まっており、また、気になっていたことも確認できなかったので、再び道を渡って、高尾山口駅を目指す。


17:02 「高尾山入口」交差点
 祈祷院を後にして程なくすると、「高尾山入口」の交差点に到着。
 12月の「東高尾山稜・南高尾山稜」の時にはこの交差点の写真を撮っていなかったので、改めて説明をするために撮影。
 
 ☆写真右に有るコンビニの脇の道を上がると、四辻へ登るための登山口に行ける。
 ☆この交差点を左に曲がると、高尾山の登山口(1号路)に行ける。


17:05 ケーブル乗り場
 ケーブルが17:30で終了してしまう関係か?この時間になると食べ物屋はすでに店じまいをしている。
 お土産屋が辛うじて数件営業していたので、栗饅頭を購入。
 買い物用の布袋をぶら下げた奇異な客だからなのか?お店の人が『どちらから来たのですか』と尋ねて来たので、『峠を越えて20号線に出で、歩いて戻ってきた』と答えておいた。


17:11 高尾山口駅
 すっかり日は暮れてしまったが、今回のハイキングはここで終わり。
 



最後に・・・すでに読んでくださっている事ですが
 1 草戸山へ行くのであれば、「東高尾山稜コース」に従って登るよりも、橋本駅から城山湖へ向かい、「城山湖散策コース」で登る方が楽。
 2 「関東ふれあいの道」(梅の木平-三沢峠)は、冬に歩くのには向かないと思う。
  もし何らかの理由で歩くのであれば、軽い覚悟を決めて歩かなければならない。
 3 「関東ふれあいの道」(梅の木平)は、何故か道が塞がれていたので、ハイキング等のガイドブックに載っている道は使えない。
   塞がれている場合には、国道20号線を大垂水峠・相模湖方面に少し歩いて回り道をすればよい。