介護はイヤだ

両親への積極的な介護をしていなかった(両親は平成24年度に相次いで死亡)、ダメな子供の戯言を書いています。

大山詣 その5[本坂-前半(登拝門⇒16丁目の追分)]

2014-11-07 18:07:21 | 登山・ハイキング
参拝を済ませ、周りの景色を眺めて小休止が終わり、いよいよ山頂の本宮へ向う。
 
  [景色の案内が刻まれた方位石版]

 
  [石版の手前から南東方面を撮影]
 

  [石版の手前から北東方面を撮影]



10:40 お祓い
 山頂へ向かうために本殿の左へと進むと、穢れを祓う為の場所を通る。
 1人100円を納め、備え付けの大麻[★]を使って自分達で浄めるセルフ形式なので、やらずに通り過ぎていく者も居たし、祓った後に備え付けの「お札」を取らずに行く者も居た。

 ★大麻
  通常、「タイマ」とは読まず「オオヌサ」と読む。
  『大幣』と書いていることもあるが、どちらが正しいというか・・・私は使い分けを知らないので、大麻と書いた。
  ウィキペディアで調べたところ、『大幣』とは『幣』に対する美称。
  で、素人にとってややこしいのは『御幣』も『幣』と呼ぶことがあると説明されている。
  私のような一般人は次のような感じで区別すればよいのではないでしょうか??
   ・大麻(大幣):いっぱい紙や麻紐が付けてある    

   ・御幣:2本の紙垂が挟んである



10:42 再び登山開始
 先ほどの写真にも写っているが、お祓いを済ませると、すぐに「本坂」と呼ばれる登山参道の入り口となっている。
 
 [登拝門]
 
 写真に後姿が映っている男性だが・・・先に奥さんと思われる女性と幼稚園児くらいのお子さんの2名に階段を上らせ、真ん中あたりで振り向かせて記念写真を撮ろうとしていたが・・・急な階段の為に登ってきた方を眺めると足元の視界が開けて居る為か、案の定、子供はビビッてしまってなかなか写真撮影ができない状態。


 ところで・・・私が『大山詣り その1』の所で載せたハイキングマップには説明が書かれていないが、「大山観光案内所」で入手したA3サイズのハイキングマップや事前に調べた地図によると、この入口を右に見ながらスルーして「蓑毛」方面に歩いていき、「かごや分岐」にて「かごや道」に入って上るというルートがある【*】。
 所要時間は本坂を使った場合に比べて10数分余計にかかるが、本坂よりは楽だとコース説明されている。

役に立つかどうかわからないが、先ほど書いたA3版のハイキングマップを今回の記事の最後に載せた。

【2016-11-10 追記】
昨年、16丁目追分から下社へ下る際に「かごや道」をつかってみました。
確かに「本坂」よりは楽です。



10:50 まだ5丁目だよ
 登拝門の階段はその傾斜でビビったが、その後の岩と木の根っこを踏みしめて登る山道に比べれば大したことがない。
 山頂が28丁目ですから、マダマダ始まったばかり。
 
  [5丁目の碑]
 
  [5丁目の碑の当たりから望む登山道]

 この「**丁目の石碑」だが、昔に設置された物と、近年になって設置された物の2種類(場所によっては3種類)があり、位置が異なっていることが多々あった。
 自分の位置と残りの行程を考える場合には、予め、どちらを目安にするのかを決めておく必要があると思う。


その後、下社手前の場面で書いた4人組と「追いつ追われつ」「抜きつ抜かれつ」を楽しみながら登り、道が折り返しとなっている場所では何度か一緒に小休憩。


「夫婦杉」(8丁目)、「ボタン岩」(14丁目)、「天狗岩」(15丁目)の写真も撮影したが、「登拝門」の男性のように他人の邪魔になってはいけないのであわててシャッターを切っていたから、全てピンボケ状態。なので写真はナシ。


11:25 16丁目追分
 やっと、16丁目。
 ハイキングマップ(A3版)によると標高990m地点。
 
 
  [逆光でわからないが、16丁目の石碑]

 先にちょと書いた「かごや道」は、ここで合流(分岐)する。
 
  [道標]
 ハイキングマップ等によると、登っている時なのか下山している時なのは判らないが、ここで道迷いする方がいるとの事。
 なので、『16丁目追分の石碑』と『道標』は覚えておい他方が良いと思う。
 本坂から上ってきた状態で道標を見た場合、
 (1)左は「蓑毛・下社」と書かれているが、「蓑毛」に至るための「みのげ道」。この「みのげ道」を10分程度下った所にある「西の峠分岐」で「かごや道」に入れば「下社」に行く事も出来るが・・・「かごや分岐」で道を間違うと「蓑毛」や「浅間山(標高679.6m)」に行ってしまう。
 (2)右は道標に書かれている様に山頂へ向かう道。
 

【大山観光案内所で無料配布している、A3版のハイキングマップ】