トラ応援と観光記

トラキチ『キリジイ』のブログ
観光 他なんでもあり記

お伊勢さん参り ②

2007-11-11 10:00:54 | 旅行

外宮からタクシーで10分ほどで内宮の大鳥居前に着きます。
五十鈴川に架かる橋が宇治橋で橋の両側大鳥居があり、内側の大鳥居は内宮古殿の棟持柱(むねもちはしら)を外側の鳥居は外宮古殿の棟持柱を使用され遷宮後に立て替えられ、宇治橋も20年に一度架け替えられるそうです。
ここが神域の入り口。外宮と違い観光バスもかなり駐車されていた。




境内参道には見事な松が植えられていて、神域らしい雰囲気が漂います。
五十鈴川の『御裳濯(みもすそ)川ともいう』の御手洗場。
ここは昔からお祓いの場で、参拝する前に先ずこの五十鈴川の清流で身も心も清め、さわやかな気分で正殿にお参りするのが古来からのしきたりだったそうです。
この日にはいなかったが前に来た時には、大きな鯉が沢山泳いでいた。




神域には写真のような檜の大木がいたるところに林立し歴史の古さが感じられます。



式年遷宮は20年に一度新しい神殿を造営し神様にお移りいただく儀式で、持統天皇の御代から1300年にわたり続けられています、写真は平成25年に新しく造営される神殿の敷地です。

神域には美しい鶏も飼われていて、驚いた事にここの鶏は高い木にも飛び上がることができる。







外宮は豊受大神宮、内宮は皇大神宮といいます、どちらも拍子抜けするほど質素です、この内宮正殿は天照大神が祀られ、日本最古の建築様式で檜の素木を用い、平入り高床づくりで、屋根は萱葺き、柱は掘立、になっています。

この正宮を見ていて思い出し比べて感じるのが、日光東照宮のけばけばしさ、神社というより美術館といったほうが適切かもしれませんが、伊勢神宮はそういったものを一切排除され、本来の日本の美を象徴されているように思われました。

外宮も、内宮も正殿前のの鳥居から中での写真撮影は禁止されています。