されど愛しき日々

他人から見たら些細な、だけど私にはなんだか愛しい平凡な日常・・・

終末のフール

2007年08月27日 | 読書
「終末のフール」
伊坂幸太郎/著 集英社
本屋大賞2007第4位

本の内容
あと3年で世界が終わるなら、何をしますか。
2xxx年。「8年後に小惑星が落ちてきて地球が滅亡する」と発表されて5年後。犯罪がはびこり、秩序は崩壊した混乱の中、仙台市北部の団地に住む人々は、いかにそれぞれの人生を送るのか? 傑作連作短編集。(本の紹介文から)

去年話題になった本だが、最近やっと読んだ。
結局惑星はぶつかったのか分からないし、盛り上がりもなく、読後に不満が残った。しかし、読中は、終末(つい週末になってしまう)の世界で懸命に日常を過ごそうとする人たちの姿に静謐な空気を感じた。

短編がそれぞれ繋がっているのが、「あ、この人っ!」って感じで楽しかった。北森作品も長編よりも短編の方が好きだし、連作短編って形態好きかも

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