されど愛しき日々

他人から見たら些細な、だけど私にはなんだか愛しい平凡な日常・・・

一応、読んどくか・・・

2008年04月21日 | 読書
「乳と卵」
川上 未映子/著
文藝春秋 (2008/2/22)/出版
内容:豊胸手術を目論んでいる姉と、言葉を発しない姪が大阪からやって来た。そして三人の不可思議な夏の三日間が過ぎてゆく。第138回芥川賞受賞作。

改行がなく、話し言葉に「」もなく、非常に読みにくい。ストーリーもおもろい展開はない。この文章を痛快に感じる人ならおもろいと思えるかもしれんが、私はアカンかった。一応最後まで読んだけどな。

「阪急電車」
有川 浩 (著)
出版社: 幻冬舎 (2008/01)
内容:恋の始まり、別れの兆し、そして途中下車…。8駅から成る、片道わずか15分間の阪急電鉄今津線で、駅ごとに乗り降りする乗客の物語。

流石におもろい。恋愛成分たっぷり目。そんなに上手いことイカへんでぇ~なんてつっこみながら、一気に読んでしまった。ある駅の話では主役だった登場人物が、次の駅では脇役になっていたりと、短編なのに続いているのが楽しい。阪急電車に乗って読みたい。

「死神の精度」
伊坂幸太郎/著
出版社名 文芸春秋 (2005年06月)
内容:「俺が仕事をするといつも降るんだ」 クールでちょっとズレてる死神が出会った6つの物語。音楽を愛する死神の前で繰り広げられる人間模様。2004年(57回)日本推理作家協会賞。2008年3月ロードショー「SweetRain 死神の精度」(金城武、小西真奈美、他)の原作。

短編連作集。一編ずつゆっくり読んだ。ちょっと不思議なストーリー。死神だから結局みんな死んじゃうんだけど、なんだか清々しい感じもする。前に読んだ「週末のフール」も面白かった。


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