思いつき日記

思ったことをかいてみよ

5W1Hは裁判官の基礎技能だと思うんだけど

2010年04月28日 | Weblog
大阪母子殺害 死刑判決を破棄、差し戻し・・・最高裁
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20100427-567-OYT1T01433.html


いままで、死刑のありうる凶悪犯罪の裁判員制度では、被告は犯人であることは
間違いなく、量刑がどうなるか、といったことがほどんどでした。
今回は、被告が犯人かどうかが裁判の焦点となっており、「犯人ではない」「犯人かどうか疑わしい」
という場合には、差し戻しとなります。

今回の裁判で、裁判官の堀籠幸男裁判官は「被告が犯行に関与したことは合理的疑いを差し挟まない程度に立証されている」
と主張したようですが、被告が犯人ではないかという状況証拠である、タバコの吸殻について、
「タバコの吸殻は被告のものである(DNA鑑定で一致した)と認められるが、被告が犯行当日に
現場にいたことを認定することは出来ない」ということで多数意見として被告を犯人とは立証できていない、
となったようです。
堀籠裁判官にとって「合理的疑いを差し挟ま」せる程度はどのくらいのことなのでしょうか?
これでは冤罪がでてくるのも当然と思われます。

フジテレビのMr.サンデー

2010年04月25日 | Weblog
報道番組というふれこみの「Mr.サンデー」ですが、スタッフに宮根誠司と滝川クリステルという組み合わせは面白いですが、宮根さんが司会なために、まじめなニュースとは言えそうにありません。
最近流行りかけている、報道バラエティ、という位置づけっぽいです。
なにかというと、演出があって、ニュースと演出が番組内で絡まっているために、事実が分かりにくくなっています。分かりにくいことが分からないような演出が行われそうです。
TBSがおちいった罠にMr.サンデーもおちいりそうです。前番組がそうだったように。

まぁ、宮根さんが司会だからまじめなニュースではない、と思われていればOKなのかもしれません。滝川クリステルもフリーになって真面目キャラからバラエティ向けに移ったようですし。

ニュースとして見るのではなく、ニュースを入り口として演出家がやりたいことを番組にしている、と思いながら見るものですね。

参議院選挙は面白くなりそうです。

2010年04月21日 | Weblog
民主党の支持率は落ちる一方ですが、政権を手放すようなことはしそうにありません。
これを取り崩すには次の参議院選挙で民主党が惨敗することです。

また、対抗する自民党は前回の惨敗で求心力が足りず、鳩山さんの離党が置きました。
そして今度は桝添さんが離党するそうです。

鳩山さんの離党と新党結成の折、桝添さんと一緒に新党をつくるのかな、という向きもありましたけど桝添さんは離党しませんでした。

桝添さんは次期首相としての人気も高く、自民党は桝添さんを中心に体制を立て直せば参議院選挙で勝って2大政党の方向があったと思うのですが、これでは参議院選挙は混戦するでしょう。
桝添さんは新党を作るみたいですが、どれぐらいの規模の政党ができるのでしょうか。楽しみですね。

参議院選挙前に統合とかする可能性もありそうです。


フルートフェスティヴァルin横浜

2010年04月17日 | 音楽に関する事柄
今日はフルートフェスティヴァルin横浜を見に行ってきました。
神奈川県は、昭和音大があるので、そこから楽器を借りてフルートオーケストラができるのがいいですね。プロとアマが一緒に演奏できるのも参加するアマチュアには刺激的でしょう。
今日のプログラムではゲスト出演として、ハーモニカデュオのボン・ボアが演奏してくれました。長さ50センチはあろうかという伴奏専門のハーモニカと種々のハーモニカでさまざまなジャンルの音楽を(しかしラテンな色合いが強い)演奏してくれました。
音が小さいのでアンプを通してスピーカを使っていたのが残念ですが、しょうがないのでしょうね。どれくらいの大きさの部屋ならアンプなしで演奏できるのでしょうか。
メインは神奈川在住のプロのフルーティストによるモーツァルト交響曲29番。フルートの音色を堪能できました。


お客が値段を決めましょう

2010年04月16日 | Weblog
先ほど、テレビでレストランでの食事代を、食べたお客が決めることをしてました。
シェフが考えていた値段は3000円で、食べた人たちの平均だと4000円強でした。

食べ物屋さんほど値段の差が激しいもので実験するのもどうかと思いますが、どんな人でも食事はするので、値段をつけやすいものかもしれません。

ただ、食べ物屋さんだと、雰囲気とか食器とか食べ物以外のところで値段に関わるので適性価格を食べる方で決めるのは無理筋かと思います。

日本人の感覚だと、「あんまり安くすると悪いかなぁ」という気がして高めに設定する人が増えそうです。先ほどのメニューの値段付けもそのためにシェフの値段付けと1000円もの差が出たのでしょう。

実際には「出せる価格」で上げ止まるから、不景気のときは経営として厳しいでしょうね。


人気急上昇のマンガ

2010年04月13日 | 漫画や書籍関連
テルマエ・ロマエ I (BEAM COMIX)
ヤマザキマリ
エンターブレイン

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マンガ大賞2010を受賞して、俄然人気急上昇で、私の最寄の本屋では入荷待ちになっていました。今日は立ち寄ったコンビニに売ってたので買ってしまいました。
面白かった。
日本人が風呂好きだからかもしれませんが、風呂にかけるローマ人の愛情が(実際はローマ人に託した作者の風呂に対する愛情なのだが)ふつふつと湧き上がっているようです。

面白いマンガはたくさんあるけど、こういうポッとでて面白いマンガというのは、作者が題材にたいする深い愛着があるように思います。風呂を題材にしている以上、どこまでアイデアがあるか分かりませんが、適当なところ(3巻ぐらいかな)で終わる可能性が高いでしょう。ただ1巻を読んだ感じではキャラクターが結構面白いのでうまく絡ませられれば長く続くかもしれません。


講義のシラバスと実際

2010年04月12日 | 音楽に関する事柄
今日は、ふとしたことから大学で音楽を教えている先生の音楽概論の公開しているシラバスを見ることが出来ました。

面白そうな内容です。
(1)音と音組織
(2)形式とジャンル
(3)様式(スタイル)
という分類です。適うなら潜り込んで授業を聞きたいですね。

ところで、私はバロック時代の曲をよく吹くわけですが、そこに直結するのは(3)様式のなかの「時代様式と演奏」という部分です。このシラバスでは全14回の講義での13回目に当たります。バロック時代の演奏方法は特殊な部分があって、別に習わないと音大を出ている音楽教室の先生であっても全く知らないという人もいます。バロック時代の演奏方法の一つ一つとはいえないまでも、ある程度のことは知っているべきだろうと思っていましたが、その「ある程度」というのはこのシラバスにあるような「音楽概論」の中で話される程度のことと思います。
しかし、こういった話は音楽概論の中でも後ろの方にあって、現実としてなかなか話されないのではないかと思いました。というのも自分が学生の頃の講義を思い出すと、最初の授業で授業計画を聞くのですが、すべて授業計画が終わったためしが無かった気がします。結局7~8割程度までで、さらにある部分は先生が「授業が足りなくてここまでになってしまったけど、まだ先はあります。興味のある人は私のとこまで来てください」というような課外授業となり、ほとんどの学生はその先について学ぼうとはしないのではないでしょうか。

じゃぁ、シラバスの内容を今の8割程度にすれば終わるか、というと終わらないでしょう。実際にはそれぞれの1回の授業で教えたい内容も削りに削っているわけで、今の量でまとめているから何とか8割まで終わらせられることが出来ているように思います。さらに削ったらまた教えられる量が減ってしまうでしょう。

大学の「○○概論」あるいは「○○通論」というのはその学問の入り口ですが、一般教養として面白いものです。社会人になってから学びたくなるのは誰しも同じようで、もったいない話なのですけどね。



ペニーオークションは知られているのかな?

2010年04月08日 | Weblog
日本のオークションサイトとしては、ヤフーオークションが最大だと思います。
そのヤフオクに一字違いででてきたオークションサイトに「ヤスオク」というのがあります。
普通のオークションと違い、入札価格の上昇額が決まっている、というもの。そのため、
市場価格の9割引で購入が可能になっています。
ただしこのシステムは、入札するのにサイトで使用できるコインなどが必要で、
入札するだけ(落札できていない)でお金がかかる、というものです。
ドイツのSWOOPOというサイトが作ったシステムらしいです。
入札の単位が1円とか15円で、SWOOPOでは1ペニー単位での入札になります。
なので「ペニーオークション」という名前が付けられているみたいです。

このシステムは主催者側が簡単に儲かる仕組みなので、ヤスオク以外にもサイトがあり、
時々話題になるみたいです。
今日のgooのトレンドランキングにも「ドキドキ・オークション」というのが入っていました。
サイトの説明を見てみると2つのオークションスタイルがあり、通常のオークションと
ペニーオークションとがあるようです。

.オークションスタイル
(1)0円オークション 
  入札開始価格0円スタートのいま話題のペニーオークションです。

(2)無料オークション
  入札する為のドキーコイン不要オークションです。
  入札開始価格は商品によって異なります。


「今話題のペニーオークション」で説明が終わってしまうのは不親切ですね。
ペニーオークションのシステムはギャンブル性が高いです。いうなればゴルフコンペティションのようなもの。
参加費を集めて優勝者に賞品を与え、その他の参加者は丸損、という。
法律的には賭博ではなく景表法違反になりそうみたいです。

サイト内での説明で、「ペニーオークションです」だけではなく、どういう仕組みになっているのか、
はっきり書くべきですね。

このペニーオークションのシステムは、ギャンブル性も問題ですが、主催者側で不正を簡単に行えることも問題です。
入札するたびに手数料が主催者側に入るので、サクラを使ってユーザー間で競争させ、入札回数を上げる。
運営の透明性が求められるのですが、このシステム自体を売り物にしているところがあるみたいで、
きちんとした監査組織や法整備が整わない限り、利用しないほうがいいでしょう。

ここまで書いて、ランキングの関連ブログの一覧ページを見てみたらあきれてしまいました。
関連ブログ一覧ページには各ブログ記事の文頭から100文字ぐらいが読めるのですが、関連ブログの記事全てが
同一の文章です。プログラムで自動で無料ブログ会員になって、記事を書いたものですね。

ランキングに入ったのもオークションサイトの広告のため、詐欺とまではいえないでしょうけど、
こんなことをしているようなサイトは信用できませんね。



iPadに欲しいソフト

2010年04月05日 | 音楽に関する事柄
先日、USTでiPadのソフトでピアノを弾いているのを見ました。iPhoneを大きくしただけのようなiPadですが、そのサイズと携帯性、使いやすさなどを考えると、人気が出そうな機種ですね。
このiPadで、こんな楽譜表示ソフトが欲しいと思います。

・表示するのはPDFファイル。
  IMSLPで入手できる楽譜がPDFですし、購入してある楽譜を写真やスキャナーで取り込んでPDFにするのは簡単です。
・表示するのは1画面1ページか半分のサイズ。演奏に合わせて自動的に譜めくりする。次のページの冒頭2小節~4小節程度を先取りして表示できること。
・書き込みできること。
  楽譜に簡単に書き込みが出来ること。ただし元ファイルは元に戻せること。カラーが使えるのが望ましい。
・音がでること
・楽譜管理が出来ること
 作曲家別とか時代別とか、いつ演奏したかとか、楽譜だけじゃなくてどのように利用してきたかといったことも管理できると良いですね。


紙の楽譜で、ちょっと困るのは風でぺらっ、と落ちてしまうこと。iPadなら風で落ちることはないでしょう。
PDFなどの電子的な楽譜であれば、かさばることがないので、便利だと思います。
自動の譜めくりはまだ技術的にきつい点があるかもしれませんが、楽譜への書き込みは実現して欲しいですね。逆に書き込みできないとiPadで楽譜を管理する利点が足りないでしょう。

まぁ、マックを持っていないと持ち腐れのようなので、しばらくは横目にするしかないですけど。

今日はエイプリルフールですが

2010年04月01日 | Weblog
4月の最初の日、ということで、今日から新しい政令や法律が施行されます。
サラリーマンが気にするべき法律は、改正された労働基準法でしょう。
なにかというと、残業代の最低割増率の変更です。
残業すると、通常の業務の時給に換算して、残業時間分が支払われますが、1日8時間の法廷労働時間より働いた場合、割増賃金が支払われます。これは企業の義務です。この割増賃金ですが、時給の25%でした。つまり、1時間の残業の場合、1.25時間分の給料を支払わなければいけませんでした。
新しい法律でも基本25%の割り増しですが、1ヶ月に60時間以上の残業をした場合には超えた分に対して50%の割増率になります。
これは最低基準で、多い分にはかまいません。
例えば時給1000円のばあい、残業が月60時間内なら時給1250円になりますが、70時間の残業の場合、超過した10時間は時給1500円になります。
この増えた分の25%ですが、会社は25%分の賃金ではなく、15分の有給休暇として与えることができます。先ほどの70時間の残業ですが10時間が超過しているので125%の時給+10時間欠ける25%=2.5時間の有給の付与 ということが出来ます。

実際には、それだけ残業が必要な会社では、有給を消化できないでしょうから、有給の時間が増えるだけです。で有給は2年間の間で使わなければ消滅しますから、使えないと単なるただ働きです。(労使協定を締結していた場合)

厚生労働省は時間外労働が減ることを目的に今回の法律の改正を行ったわけですが、有効性についてはちょっと疑問が残るものとなりました。
労働基準法が改正されます

私のところには改訂残業代についての連絡がありました。残業代として支払われますが、有給休暇としてもらえるところも多いのではないでしょうか。