思いつき日記

思ったことをかいてみよ

歴史に名を残す

2006年01月26日 | Weblog
人類が言葉を発明し、もろもろの出来事を記述して記録を残せるようになってから、たくさんの人の名前が記憶されてきた。
世界史を彩るひとびと、科学史を彩る天才たち、芸術史に名を残した芸術家・・・。
それとは別に、世界の人口推移とエネルギー問題について学校で話を聞いたことがある。
そのときに驚いたのは急激な人口増である。
一方で、統計的には人類は変わっていないと思う。天才の出る率だ。
例えば100万人に一人というような天才。

しかしちょっと考えてみよう。昔、産業革命が起きる前は、世界の人口はほんの数億人であった。ちょっと世界史を紐解けば、ギリシャのヘレニズムの頃から産業革命までのおよそ2千年の間に、数百から数千人の歴史上の重要人物がいる。
しかしその2千年間ののべ人口は、現在の世界人口と変わらないか、もっと少ないのではないかと思う。ここで数えられる人口は、成人した人たちである。成人になれなかった人たちは非常に多いだろうから。

100万人に一人のような天才は、産業革命以前に生きていたら、まずほとんどが歴史にその名を刻むであろう。
現代では100万人に一人の天才など、何人もいる。そして歴史に名を残せるかどうかは微妙だ。
100年後の歴史で、19世紀から21世紀の偉人たちが何人生まれるであろうか?

現代の天才は、過去の天才の何倍も天才なのだと思う。
ミケランジェロと同じようなひとはきっと現代には何百人もいる。
しかし名前はミケランジェロほど有名にはなれないだろう。

歴史は天才には不公平だと思う。


堀江社長が逮捕

2006年01月23日 | Weblog
ライブドア社長のホリエもんが捕まりました。

違法行為をしたのなら当然のことだからそれはいいのですが、堀江社長の知名度はIT関連の市場に影響を与えるので経済に与える衝撃が大きそう。

有罪になったとしても、数年後には社会にもどってくるけど、どうなるんでしょうね。


通信で対戦ゲーム

2006年01月09日 | Weblog
日本ではあまり認識されていないと思うけども、スポーツの1ジャンルとして「マインドスポーツ」というのがある。国際的に有名なのはチェス。つまり頭を使うゲームである。将棋がそうだし、碁もそう。私の知り合いに将棋の強いのがいて、この間国際試合だとかで香港に行ったらしい。

通常、こういう対戦ゲームはボードに向かい合って戦うのだが、昨今のネットワークの発達は、ネットワークによって日本中、あるいは国際間で試合ができるようになった。
今のところネットワーク上でゲームを行うための規格が無いようなので、同じプログラム(例えばYahoo!JAPANの通信ゲーム)を使わないと対戦できない。

対戦ゲームは上達方法に1つの定石があって、それは感想戦を行うこと。自分がどういう風に考えて手を指したのか、対戦相手と共に良し悪しを吟味する。
ゲームに勝ち負けは付き物で、勝ち負けには理由がある。その理由を考え、反省し同じ間違いを起こさないようにしていけば必ず強くなる。
この方法には大変な部分があって、それは自分が指した手を暗記しないといけないということ。

ところがネットワークでの対戦は、対戦方法にコンピュータを使っているので、どういう手を指したのか覚えておける。

そこで思ったのが、麻雀。麻雀は将棋やチェスと違って、他人の手の内が分からない。これはトランプ(ナポレオンとか)も同じだけど。他人の手が分からなければ、試合をまるまる記憶することはできません。つまり、感想戦ができない、ということ。

コンピュータを使った対戦は、感想戦を可能にする。
これで麻雀が強くなれる、かも。

以下追記。
将棋もそうだけど、感想戦用の記録は、どういう手を打ったかである。麻雀で思ったのが、プレイヤーの打った手だけでなく、配牌時の山の中身を記録できるのだから、全く同じ配牌でプレイできるはず。そうすると、麻雀における運の要素が減るから、純粋にプレイ技術の採点ができると思う。

(注)「配牌」とは、たとえるならトランプでプレイヤーにカードを配ることと同じ。トランプでもプレイの技術と運の要素があるけど、もし全く同じカードの並びでトランプゲーム(例えばブラック・ジャック)を行えば、運の要素は無くなる、ということ。





12月に読んだ本

2006年01月04日 | 漫画や書籍関連
12月に読んだ本はファンタジー。
女魔術師ポルガラシリーズの(2)と(3)。それとシャーリアの魔女シリーズの3巻め。

女魔術師ポルガラシリーズはベルガリアード物語から始まる一連のファンタジー世界のお話。作家が作り上げた世界観・歴史の中で、重要な出演者の一人である女魔術師ポルガラの視点からの歴史絵巻。
ベルガリアード物語が面白く、わくわくする話だったから、今回は惰性で読んだようなもの。でも面白かったのは確か。

シャーリアの魔女シリーズは、世界観はまだまだ不明なところが多く、個人的に好きになれなさそうな設定があるのだけど(ファンタジー世界に宇宙船はなぁ・・・)、政治の描写が気に入っている。政治というか、キャラクターの思考かな。陰謀渦巻く貴族社会の描画が面白い。頭の良い人の考え方はこんな感じなのかな?と思わせてくれる。

12月に読み始めた本は「西洋音楽の歴史」という放送大学のテキスト。西洋音楽史だと中世の音楽が始まりになるけど、この本はその前の音楽に突いても書かれており、再認識させられることが多く、楽しんで読める。
まだこれからだけど、日本に来た西洋音楽についての章があるのでこれも楽しみ。