今日、横田夫妻がモンゴルで孫と面会した、というニュースがありました。
「おばあちゃんとして話できた」 祖父母の喜びにじませ
テレビでも取り上げられていますが、この時期に行われた理由として、横田夫妻が高齢であるということです。
横田めぐみさんが拉致され、死亡したという報がありながらその遺体のDNAが一致しなかった、ということで横田夫妻は一貫してめぐみさんは存命である、という希望を抱いています。
客観的に考えると、横田めぐみさんはなくなったけれど、北朝鮮の死者に対する管理が悪く、めぐみさんの遺体を確認できない状態になってしまっている、ということになるでしょう。
横田めぐみさんに限らず、北朝鮮が日本人を拉致してどういう状態になっているのかはっきりさせ、日本に戻すように働きかけることが日本政府に求められていることなのですが、日本と北朝鮮との関係はあまり進展が見られません。
今回の横田さんの孫との面会は、進展のきっかけになればいいと思います。
一方、可能性を考えれば、このままで数年後、進展がないまま横田夫妻が亡くなり、北朝鮮拉致問題の主軸が歪んでいくことが懸念されます。
もしかすると、政府間の思惑としては、拉致問題は今までの拉致は問題にせず、北朝鮮と正常な国交を樹立し、拉致被害者が拉致された家族と北朝鮮・日本間でいつでも行き来できるようにする、ということがあるのではないでしょうか。
拉致被害者が年を取るにつれ、また、北朝鮮が拉致を行わないのであれば、2世代分の時が過ぎれば国としては人道的問題とは別に外交樹立ができるでしょう。
戦争被害者が少なくなり政治的力がなくなれば、戦争をしていた二国間でも同盟関係を結ぶのが国家というものでしょう。同じように拉致被害者の会の政治的な影響力が少なくなることを待っているように思えます。
「おばあちゃんとして話できた」 祖父母の喜びにじませ
テレビでも取り上げられていますが、この時期に行われた理由として、横田夫妻が高齢であるということです。
横田めぐみさんが拉致され、死亡したという報がありながらその遺体のDNAが一致しなかった、ということで横田夫妻は一貫してめぐみさんは存命である、という希望を抱いています。
客観的に考えると、横田めぐみさんはなくなったけれど、北朝鮮の死者に対する管理が悪く、めぐみさんの遺体を確認できない状態になってしまっている、ということになるでしょう。
横田めぐみさんに限らず、北朝鮮が日本人を拉致してどういう状態になっているのかはっきりさせ、日本に戻すように働きかけることが日本政府に求められていることなのですが、日本と北朝鮮との関係はあまり進展が見られません。
今回の横田さんの孫との面会は、進展のきっかけになればいいと思います。
一方、可能性を考えれば、このままで数年後、進展がないまま横田夫妻が亡くなり、北朝鮮拉致問題の主軸が歪んでいくことが懸念されます。
もしかすると、政府間の思惑としては、拉致問題は今までの拉致は問題にせず、北朝鮮と正常な国交を樹立し、拉致被害者が拉致された家族と北朝鮮・日本間でいつでも行き来できるようにする、ということがあるのではないでしょうか。
拉致被害者が年を取るにつれ、また、北朝鮮が拉致を行わないのであれば、2世代分の時が過ぎれば国としては人道的問題とは別に外交樹立ができるでしょう。
戦争被害者が少なくなり政治的力がなくなれば、戦争をしていた二国間でも同盟関係を結ぶのが国家というものでしょう。同じように拉致被害者の会の政治的な影響力が少なくなることを待っているように思えます。