5月25日 土曜日 晴れ
家から全く出掛けずに居たことを、夜の10時過ぎに手紙を投函したときに気が付きました。
午前中は和室の座卓の上を片付けていました。
座卓の上には、新古今和歌集関連の本と三浦一族関連の本、そして梁塵秘抄関連の本が並んで居ました。
この所、読む本が山積み状態になるほど、いろいろな本を読み続けていたのです。
先日、恩師からも新刊本を戴きましたので、お礼状を出さなくてはいけないので読みました。
体調が良くないので家事仕事も最小限度にして居ましたから、テーブルは本の山になって居ました。
片づけをしたのは、今日はそのテーブルで恩師に恩師から戴いた巻紙で手紙を書くためでした。
恩師からは少し前のわたしの手紙の文字が雑との、お叱りを受けていました。
今回はお礼状ですからきちんとした文字で書かなくてはいけませんし、文章も考えなくてはなりません。
それで朝から緊張気味でした。体調はまだ正常に戻っては居ませんから緊張も体調にはいけませんし。
気分転換に庭から山椒の葉を切って来て山椒味噌を作ったりしました。お豆腐に美味しいです。
全く違う作業をする事で気持ちが落ち着きます。
山椒味噌を作りながら、頭の中はひたすら本の感想とその他先生への手紙の内容を考えて居ました。
文章を考えながら書きますと、どうしても手が早くなり文字が雑になりますので下書きをする事に。
ペンで書きますとたいして長くは無いのですが、巻紙に筆を使って書きますと結構長くなります。
筆文字はどうしても大きめになりますから、仕方がありません。
恩師への手紙を巻紙に清書してほっと一息ついていました。まだ硯には墨が残って居ます。
その時、以前から気になって居た方にも書いてしまおうかと、無謀にも思いついてしまったのです。
ずっと何となく気になっていて、その内その内と一日延ばしにしていました。
結構長い巻き紙で、立て続け2通も書く事は久し振りです。とても疲れました。
でも心は軽くなりました。大きな重たい荷物を下ろしたような気分です。
恩師への手紙はともかく、もう1通の手紙は結構難しい内容でしたから書き終えてほっとしました。
以前、筆文字が苦手なので、習いに行くつもりで居たわたしに「必要ない」との恩師の言葉でした。
恩師の元に手紙を週1回書いて送りなさい、と言われたのです。頑張って手紙を書きました。
お返事は時々下さいましたが、ほとんど頂けず口頭でご注意を頂いて居ました。
今日使って居ました巻紙も墨も、恩師からのプレゼントです。筆は痛みましたので買いました。
何となく半世紀も恩師にお世話になり続けている事に、わたし自身驚いています。
もう少し勉強したいと思って居ますので、まだまだ恩師との縁は切れそうにもありません。幸せです。
家から全く出掛けずに居たことを、夜の10時過ぎに手紙を投函したときに気が付きました。
午前中は和室の座卓の上を片付けていました。
座卓の上には、新古今和歌集関連の本と三浦一族関連の本、そして梁塵秘抄関連の本が並んで居ました。
この所、読む本が山積み状態になるほど、いろいろな本を読み続けていたのです。
先日、恩師からも新刊本を戴きましたので、お礼状を出さなくてはいけないので読みました。
体調が良くないので家事仕事も最小限度にして居ましたから、テーブルは本の山になって居ました。
片づけをしたのは、今日はそのテーブルで恩師に恩師から戴いた巻紙で手紙を書くためでした。
恩師からは少し前のわたしの手紙の文字が雑との、お叱りを受けていました。
今回はお礼状ですからきちんとした文字で書かなくてはいけませんし、文章も考えなくてはなりません。
それで朝から緊張気味でした。体調はまだ正常に戻っては居ませんから緊張も体調にはいけませんし。
気分転換に庭から山椒の葉を切って来て山椒味噌を作ったりしました。お豆腐に美味しいです。
全く違う作業をする事で気持ちが落ち着きます。
山椒味噌を作りながら、頭の中はひたすら本の感想とその他先生への手紙の内容を考えて居ました。
文章を考えながら書きますと、どうしても手が早くなり文字が雑になりますので下書きをする事に。
ペンで書きますとたいして長くは無いのですが、巻紙に筆を使って書きますと結構長くなります。
筆文字はどうしても大きめになりますから、仕方がありません。
恩師への手紙を巻紙に清書してほっと一息ついていました。まだ硯には墨が残って居ます。
その時、以前から気になって居た方にも書いてしまおうかと、無謀にも思いついてしまったのです。
ずっと何となく気になっていて、その内その内と一日延ばしにしていました。
結構長い巻き紙で、立て続け2通も書く事は久し振りです。とても疲れました。
でも心は軽くなりました。大きな重たい荷物を下ろしたような気分です。
恩師への手紙はともかく、もう1通の手紙は結構難しい内容でしたから書き終えてほっとしました。
以前、筆文字が苦手なので、習いに行くつもりで居たわたしに「必要ない」との恩師の言葉でした。
恩師の元に手紙を週1回書いて送りなさい、と言われたのです。頑張って手紙を書きました。
お返事は時々下さいましたが、ほとんど頂けず口頭でご注意を頂いて居ました。
今日使って居ました巻紙も墨も、恩師からのプレゼントです。筆は痛みましたので買いました。
何となく半世紀も恩師にお世話になり続けている事に、わたし自身驚いています。
もう少し勉強したいと思って居ますので、まだまだ恩師との縁は切れそうにもありません。幸せです。