フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

吉本ばなな著「とかげ」を読みましたが、年齢でしょうか、不評でした・・・。

2008-12-10 22:13:36 | 読書会
12月10日 水曜日 晴れ

朝方まで降っていました雨は陽が差し出す頃には上がっていました。
障子を開け庭を見ましたら、わずかに残っていますしだれ紅葉の雨露に陽が差して真珠のようでした。

ドウダンツツジの紅くなった葉にも雨露が沢山付いてそれらにも陽が差してきらきらしていました。
その光景を暫く眺めていましたら、わたしが初めて和歌を作りたくなったのはこの景色だったことを思い出しました。
ずっと昔、本当にもう30年ぐらい前のことだったと思います。

    「ひよどりのつがひがかよふわが庭に乙女椿の花も咲きたり」

これがわたしの初めての和歌でした・・・。懐かしいです。
今朝の庭の風景を見てこんな古いことを思い出すとは、わたし自身驚きました。

昭和56年の乙女椿が咲いている頃、やはり寒い時だったのですね。
急に当時の雑誌を沢山引っ張り出して大探してしまいました・・・。
またまた2階はゴチャゴチャになりました。仕事を作ってしまいました。

午前10時から読書会でした。
この読書会を始めてからずっとメンバーでいて下さる方が、ぎっくり腰でお休みと連絡が有りました。
彼女が今日のテーマ本、吉本ばなな著「とかげ」をどのような気持ちで読まれたのかお聞きしたかったです。
彼女好みでは無いことは初めから解っていましたから・・・。

この本はメンバー全員に不評でした。とても疲れたそうです。
でもこの作家の本は売れているようです。何故売れて居るのか・・・。
若い人たちに読まれているのでしょうね。私たちは皆良い年齢です。

人の心理が書かれているのですが、その角度が一般的では無いような気がしていました。メンバー全員納得しました。
この本は20代から30代の女性が読んだ時は、それなりの参考になるのでしょうね。そう思います。

私たちの年齢がこの本と合致しない、それだったのです。
この作品を読んで、これからこの作家がどのような作品を書かれるのかが楽しみになったとメンバーの弁。

今日が今年最後の読書会でした。
来年は1月14日(水)、お寿司屋さんのランチをお願いして我が家で新年会をすることになりました。
1品持ち寄りは辞めて、お互い家にある物で何か箸休め的な物が有ればよいのでは、と言うことにしました。

お寿司を1人前を戴きましたら、もうそれだけで満腹状態になってしまうと思うのです。
酢蓮やたつくりなど多分お正月の物が冷蔵庫に少しは残っているはずです。
飲み物はやはり日本酒が有れば良いという事でした。楽しみです。
コメント
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