いったりきたり

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ヨルダン・イスラエル・ドバイ Vol26

2015-02-20 | 海外旅行

 ダビデ王の墓
 「ここは、2000年の間、ダビデが葬られたところとして言い伝えられています。けれども、ダビデが葬られたのは3000年前のことですから…
実際はどこに葬られたかは知らされていません。

古代ヘブライ王国の二代目の王であるダビデ。(初代:サウル、三代ソロモン)ダビデはミケランジェロの作品でも有名で、ペリシテ人の侵略からヘブライ王国を守った英雄です。

ダビデ王の像。そのダビデ王は竪琴を持っています。
なぜダビデが竪琴を持っているのかというとそれは神話に由来して、羊飼いの少年であったダビデは心の病をわずらっていたサウル王を竪琴で癒したとされているからです。

 入るとき、頭を隠すためのストールが用意されていたので、それをかぶりました。 

ダビデの墓が安置されているところに入ります。小さく、意外に簡素で拍子抜けしてしまいました!
中に入ると、ビロードの布が掛けられていた棺桶がありました。祈祷書を手にしながら、祈りをささげている人が何人かいました。

ダビデは晩年、家臣のウリヤの妻であるバト・シェバという女性の水浴び姿に一目ぼれします。
彼女を呼び出しそして我がものに。
彼女が妊娠すると、これがバレるとまずい!と!
戦場で戦っている夫ウリヤをわざわざ連れ戻し、バト・シェバと床に入るように画策したりします。
でも、これがなかなかうまく行かず…
窮地に立ったダビデがとった画策は、ウリヤを最前線に追いやり、戦死させること。
古代イスラエルの王、正真正銘の英雄がなんともオロオロしているようで…
いつの時代も男って!!っていうか。。。人間臭さを感じるエピソードです。
ちなみに、このバト・シェバから生まれたのが次の王、ソロモンの知恵のソロモンです!

 

簡単にダビデの一生♪♪

羊飼いの末の子ダビデが神の目にとまる。
サウルの悪霊を琴で癒す
小さなダビデが信仰の力で巨漢ゴリヤテを倒す。
ダビデ人々の人気を買う。
嫉妬に狂うサウル(イスラエルの初代王)に追われるダビデ。
2度にわたってサウルの命を助けたダビデ。
神の寵愛を失い無残なサウルの最期。
ダビデ、ユダ族の王になる。ついにダビデがイスラエル全土の王になる。
ダビデのもとでイスラエル王国が栄える。
ダビデが人妻横取りと殺人の罪を犯す。
預言者ナタンによるダビデへの叱責。
ダビデ家でトラブル続出。
実の息子に追われ逃げまわるダビデ。
ダビデがふたたびイスラエルの王に復帰する。
ダビデ、息子のソロモンに戒めを残して世を去り、ダビデの町に葬られる。