いったりきたり

いつも通りの日をまじめに過ごしながらにっこりしたりきゅんと身にしみたり

マーラー『巨人』

2009-01-25 | Weblog
三重大学管弦楽団 第45回記念定期演奏会に行ってきました!
この日は招待な一日で山口薫展とこの演奏会♪

ロッシーニ
歌劇「セビリアの理髪師」序曲
ロッシーニ24歳の作。この曲でヨーロッパで名声を確立したとか。
(こんな)私でもあっ聴いたことあるって思う旋律が!

モーツァルト
フルートとハープのための協奏曲
当時フルートとハープという組み合せの曲に前例がなく、上流階級のアマチュアのフルート演奏者がハープを嗜む娘と共演できる作品を所望したことから作曲された作品。
モーツアルトが作品を渡してから4ヶ月経っても報酬が支払われなかったことや、ご令嬢のレッスンでは出来の悪さに手を焼かされたこともあり、モーツアルト自身はこの曲に関してあまり良い思い出をもっていなかったとか。
天才も苦労してんだなぁーって少し親しみを感じたエピソード。


マーラー
交響曲第1番ニ長調「巨人」
「巨人」というタイトルはマーラーの愛読書に由来するものだそう。
タイトルにふさわしく、フルのオーケストラの演奏で豪華な感じに浸った。
第一楽章から第4楽章まであるけど、私は第一楽章が一番好き。

山口薫 展

2009-01-25 | Weblog
『おぼろ月に輪舞する子供達』の前で心臓ドキっとした。
他の作品とは違う、なんていうかすごいオーラ。
澄みきった光り、そこだけとてつもなく純粋なんだ。
“光り”だから実際に目の当たりにした人しか伝わらないだろうなぁ。

『孤独者のすまい』シャローン(勝手に名づけた、映画「シャローンの贈物」を思い出して)の目があっち向いてこっち向いてしてるところがいい。