県南は冬祭りが久々。
2020はぎりぎりコロナからにげられたが、雪の無い年であり、20212022は大雪だがコロナで中止。
今年の県南は雪がありながらも少なめらしい。
さて、秋田市。
2/16を過ぎ28日しかない2月はもう月末に入りつつある。
2月が終われば3月、春になるが。
今年の冬は厳しかった!
と思うが今年に関してはかなり議論の余地のありそうな冬であろう。
○雪が少ない
秋田市内も今年は雪が少ない。
初雪は11月に駆け込むようにふり、日本×スペイン戦で軽く積もっては解けを繰り返した12月。
残念ながら初日の出だけは逃した元旦から寒気が入り込むが持たず、松の内をすぎるとまた積もり解けを繰り返して20センチ後半で推移して今に至る。
では、なぜこんなに厳しく感じるのか?
○根雪が分厚い
1月後半から本格的な根雪が降り積もったが、これがなかなか硬くて減らない。
ずっと20センチを推移していると記したが、年次第ではもう10センチ以下になってもおかしくない。
もっと降り積もった年も2001年や2021年みたいになくなりは早かったりもする。
2/1のドカ雪の後に雨が降り固まったという今年は特別な根雪になったのもとけない理由らしいが…
去年のが根雪が分厚いのになぜか今年はこれでうんざりしてるのは…
ちなみに自転車通学や自転車通勤はまだいない。
例年なら交通困難地ならもういてもおかしくないはず。
あとは、これか。
○とにかく寒い
1/25の地獄寒波以降空気がおかしく入れ替わったのか温かく感じる日を1日も体験してないような気がする。
根雪が消えないんだから間違いないんだろうけど、じっさい気温は地獄寒波からほとんど平年を下回っているらしい。
何回も水道の凍結不安を与えていて、晴れたら放射冷却で降れば一気に下がるとなにをしても寒い。
また、気温が上がる日もあまり暖かく感じない。
思えば年末から寒いからっ風が今年は多かったような気がする。
マスクしてないと風で鼻が刺さり鼻血でそうな風。
太平洋側あたりでは慣れてるが、県外4年な自分ではかなりきついものを感じた。
また、南岸低気圧もたくさん発生したが教科書でよく見る揚子江気団の出陣による冬型崩れの春型でなく寒気が強すぎて関東まで寒気が腹刺しになる強冬型が多かった。
※2013年の秋田東京同時大雪など。
ちなみに、東京で春一番はまだ吹いてない。
強く怖いが南の温風をまだもらえてないのもありそう。
んで、これもありそう
○夏からの悪天疲れ
昨年の夏が雨ばかりで悲惨だったが、このあとも11月などをのぞいて天候不順なまま冬になだれ込んだため悪天に精神的に参ってるんではないかと。
2022は2021夏がオリンピック熱波という夏らしい夏だったし、2006年や2013年も夏らしい夏からだったのが強い。
秋田の場合夏が天候不順になると冬は穏便に見てもらえて冬耐えるとしっかりした夏が来ると言い伝えがあるらしいし。
ただ、最近これが崩壊しているパターンがたまにあり2018年もこんなんだった。
2017年の冬がそこそこ厳しくて夏はやはり雨ばかり、あとは晴れないまま冬になだれ込み2018年にも強烈な寒さが来た。
この年も水回りがあちこちで凍結、根雪が3月まで20センチ推移だったはず。
周期的にこのパターンに引っかかったのだろうか。
○気象学的にも議論されていた
今期は厳しいか穏やかかは世界的にも言われていたらしい。
寒波周期論、温暖化、ペルー沖海水温、フンガトンガ噴火などでどちらがどうなるかと議論になっていた。
予想よりラニーニャが伸びたことも厳しく入った一因とか。
○これから先は
まもなく雨水を迎える。
最低気温からもマイナスがなくなる日が増えてくるが、時たま真冬日の予想があったりして油断ができない。
秋田市は2月末や3月はおろか4月にまでいきなり降る年があったりする。
果たしてどう3月へ入るのかが気になる。
さらに、春や夏の花粉、雨量、作柄はどう動いていくのかも。