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御野場への道(前編)

2022-10-28 23:50:00 | 秋田市営バス
秋田市南部の団地、御野場団地。
今回は主に1975〜1990に造成されたほう。
かつて、この街には大量のバス系統があった。
仁井田方面のリーダー地であったのだが、今は見る影もなく廃止や減便がいの一番。
造成が早まったため若い人が早くいなくなったのが理由かもしれない。

これが全盛期百花繚乱な御野場団地線だった。

水色=牛島経由
紫=柳原経由
オレンジ=臨海茨島経由
緑=山王新町経由
赤=秋高スクール

☆牛島経由
かつての定番系統。
秋田駅を出て、有楽町経由、楢山広小路→牛島東五丁目→大野口→御野場。(当時の市営横幕がこんなんだった)
途中までは13号の消防署近くの回転地で折り返していて、延伸したらしい。
当時は「仁井田線」とする情報もたまに見受ける。ただ、中央交通に仁井田線は別経路であり、これも調査したいがなかなか文献が。
市営のみでなく中央交通も競争運行する花形で、市営と中央は北都銀行から秋田駅に行かず大川反・交通局に行く直通便、中央は秋田駅経由から長崎屋大川反や県庁八橋→大川反に行く便が通常で、秋田駅から座る人は市営、それ以前は中央とすみわけ。
2001年に移管されて、秋田駅発着が数年で廃止されたが、この秋から逆に長崎屋、県庁の発着がなくなった。
当時の秋田駅発着は不思議な系統登録をしていて県庁経由の拡張で「6番」から始まるせっていをしていたが、たまに「1番」が発行されていて混乱がでかかった。

また、2003年あたりまで市営扱いで最終便とその一つ前は御所野イオンの新都市交通広場まで延長。
方向幕をみないまま移管してしまい、悔やまれる。
移管後に自分は乗車したことはあった。幕は「秋田駅牛島 御野場団地↲御所野」だった。
移管したあたりから中央は御野場に「団地」をつけるようにしている。
ニュータウン経由があったからか。

この系統も、市営でなくなり凋落した。
新国道土崎飯島、手形山大学病院、赤沼、大町新屋に並ぶ花形では一番扱いが悪いような気がしてならない。
競合の解消なら、市営が牛島経由を撤退するか飛行機や高速バスみたいにコードシェアにしたほうが良かったようにも感じるし。

引き続き、後編。


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