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有識者文書を秘匿させていた舛添厚労相

2009年10月02日 16時36分42秒 | 思想信条
舛添前厚労相が退任の時花束を捧げられたわけである。
舛添さんは厚労省の役人が、明らかに年金記録の改ざんをしていたという事実を承知の上で、
それを闇から闇に葬ってやっていたのだから、
懲戒処分を受けざるを得ないかもしれなかった者達にとっては、
舛添厚労相は恩人というわけだったのだろう。
それに反して自分達の旧悪を暴きにやって来た長妻新厚労相は、恐ろしい閻魔様の使いに見えたのかも知れない。

現実に職権濫用を続けてきていた事を反省する事も無く、
今度来る鬼のような断罪人を、どういなすかについて、
新内閣ができるまでの数日間、厚労省の官僚達は職務時間中に会議室で相談していたそうである。
そして部下達に新厚労相の言う事には、できる限り従わないように指示していたそうである。

こうなったら天下のお役人も、犯罪人集団のやる事と、ほとんど同じ事の様である。

きっとまじめで立派な人間になるようにと、教育熱心な親御さんからから育てられた人達だったであろうに、そして自慢の息子さん達であっただろうに
この体たらくをどんな気持ちで親御さん人達は見ておられる事だろう?

年金問題:厚生年金記録改ざん 「歴代幹部は見解を」--有識者文書公開
 社会保険庁職員による厚生年金記録の改ざんを巡り、社保庁は1日、有識者による委員会が9月に舛添要一厚生労働相(当時)に提出しながら非公表となっていた文書を公表した。文書は厚労省と社保庁の歴代幹部に対し改ざん問題の責任についての見解を提出するよう求めており、公表を指示した長妻昭厚労相は対応を検討することを明らかにした。

 委員会は前厚労相が弁護士ら12人に委嘱した「年金記録問題拡大作業委員会」(委員長・磯村元史函館大客員教授)。文書は「『年金記録の遡及(そきゅう)訂正』に関する作業についてのまとめ」との表題で、標準報酬月額などをさかのぼって低くした改ざんの背景を分析している。

 文書には、一部委員が改ざんの疑いが強い記録の持ち主から名前の出た職員やOB19人をヒアリングした結果、関与を認めた2人の証言や、改ざんを働きかけられたとする事業主の証言も記載。「現場職員を処分するなら同時に幹部の責任を明らかにしないと現場のモラルダウンは計り知れない」「歴代幹部にも見解の提出を求め、社保庁が公表すべきだ」と提言している。【野倉恵】



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2 コメント

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長妻大臣、頑張れ!! (林 俊成)
2009-10-03 00:13:29
和久様、枡添前厚生労働大臣について知らなかったこと教えて戴き、有難う御座います。酷い人だったのですね。彼については、インフルエンザ感染についての深夜の記者会見を想い出します。騒ぎ、目立ちたがる、冷静さを欠いた人なのだと感想を持ったものです。
それに比して、長妻大臣は冷静で見通す人だと思っています。それにしても、厚生労働省は業務が膨大に広く、問題・課題が山のようにあります。元気に頑張ってとエールを送りたくなります。
また、楽しみに読ませて戴きます。
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林俊成様 (和久希世)
2009-10-03 07:37:41
コメント有難うございます。
厚生省と労働省を一つにしているなんて、ちょっと無茶な感じですよね。
少子化担当大臣なんてものを独立させるくらいなら、労働省を独立させる方がよっぽど、理にかなっていると思うのですが・・・・・

長妻さんは本当に大変でしょうね。
膨大な仕事量の上に
頭の良いごろつきのようになってしまった人たちが、決死の思いで、仕事の邪魔をしてくるのですから、
私達が想像している以上に大変なのではないでしょうか。

そこで頑張って年金の不正を正して行くと言うのは、長妻さんのような智慧者でも少々の事ではないかもしれませんね。

もしかしたら舛添さんも初めはやる気があったけれど,だんだんと萎えて来られたのかもしれません。
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