The Museum of Modern Art, TOYAMA | "Issey Miyake Paris Collections 1977-1999 : Invitations by Tadanori Yokoo"
富山県立近代美術館で9月11日まで開催中の"横尾忠則が招待するイッセイミヤケ パリコレクション1977-1999"です。
会場構成はイッセイミヤケ関係では既に固定職となっている吉岡徳仁。
横尾忠則が手がけたインビテーションとコレクションの映像、実際のイッセイミヤケの服で構成された企画展でした。
現在、イッセイミヤケのブランドの第一線からは退いている三宅一生氏ですが、彼のクリエーションが冴え渡っていたコレクションの招待状を担当していたのが横尾忠則氏であり、原画や印刷指示書などを含めての展示。
インビテーションは三つ折のものが自動で開閉するギミックを用いた見せ方で、おそらく実物に近い状態で観る事はプレーンなものを眺めるのとはまた違った魅力があったりします。
初期の作品には一生さんをモチーフとしたものが多いのですが、それがまた各々見事にバラエティーに富んだ表情を持っている上に、20年ほど経過したものであるにも関わらず全く色あせないデザインもあったりして横尾忠則という人の底知れぬ力を見た気がしました。
また、田宮奈呂によるイッセイミヤケの服とヘッドピースなどアクセサリーを用いたインスタレーションも随分とキュートでポップ。
1976年~2000年までのコレクションからセレクトされたショウを14の大スクリーンを用いて観るのも、イッセイミヤケの素材と身体への眼差しやそれを表現しようとするコレクションの構成の仕方などを感じるものとして良かったと思います。とかなんとか難しいことを考えなくても楽しめるものです。はい。
出展数がそんなに多くなかったので少々物足りない気もしましたが、地方の美術館でこういう企画展をやるというのはなかなか凄いことだと思いますし、着眼点も面白いんじゃないかな、と。
これからも頑張ってガンガンこういう企画を、と思ったりしたのです。
富山県立近代美術館で9月11日まで開催中の"横尾忠則が招待するイッセイミヤケ パリコレクション1977-1999"です。
会場構成はイッセイミヤケ関係では既に固定職となっている吉岡徳仁。
横尾忠則が手がけたインビテーションとコレクションの映像、実際のイッセイミヤケの服で構成された企画展でした。
現在、イッセイミヤケのブランドの第一線からは退いている三宅一生氏ですが、彼のクリエーションが冴え渡っていたコレクションの招待状を担当していたのが横尾忠則氏であり、原画や印刷指示書などを含めての展示。
インビテーションは三つ折のものが自動で開閉するギミックを用いた見せ方で、おそらく実物に近い状態で観る事はプレーンなものを眺めるのとはまた違った魅力があったりします。
初期の作品には一生さんをモチーフとしたものが多いのですが、それがまた各々見事にバラエティーに富んだ表情を持っている上に、20年ほど経過したものであるにも関わらず全く色あせないデザインもあったりして横尾忠則という人の底知れぬ力を見た気がしました。
また、田宮奈呂によるイッセイミヤケの服とヘッドピースなどアクセサリーを用いたインスタレーションも随分とキュートでポップ。
1976年~2000年までのコレクションからセレクトされたショウを14の大スクリーンを用いて観るのも、イッセイミヤケの素材と身体への眼差しやそれを表現しようとするコレクションの構成の仕方などを感じるものとして良かったと思います。とかなんとか難しいことを考えなくても楽しめるものです。はい。
出展数がそんなに多くなかったので少々物足りない気もしましたが、地方の美術館でこういう企画展をやるというのはなかなか凄いことだと思いますし、着眼点も面白いんじゃないかな、と。
これからも頑張ってガンガンこういう企画を、と思ったりしたのです。