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思い立ったが吉日

たぶん魂の叫び

ペルソナ4をクリアした

2017年08月17日 | ゲーム(総評・攻略)
 さて。
 P4のアニメを見てたらプレイしたくなった。
 だとすれば、アニメを最後まで見なければよかったとも思ったが、結果的にはそうでもない。

 そもそもP4は未クリアで、11月のデータで止まっていた。発売当初は攻略情報もそれほどなかったので適当に進めていたが、おそらくたしか、せめてもの目標としていた堂島親子のコミュがMAXにできないことを知って、やる気がそがれてしまったと思う。その時点で70時間ほど。

 今回のクリア時間は実に120時間を超えている。寝落ちや放置があるにしても、しかし合体リセットも含めればやはりそれぐらいのプレイ時間になるかな。(11月時点で確か90時間になっていた)
 当初は自分で攻略データを作成して二週目で楽しく、とか思っていたが、少なくともりせのダンジョンのころには飽きが来ていたし、完二のころには攻略情報を探して進めていた。(その意味で、アニメでネタバレを杞憂することもなかった。もっともアニメはリアルタイムで1度見ているのでなんとなく覚えていたが)

 とくに、ボイドのころ、探偵王子以降は、ほとんど義務感というのか、正直苦行だった。そう思えば前回プレイも、前述にあわせて、素直に飽きて嫌になっていたんだと思う。
 飽きる。飽きやすい。
 そもそも普通に時間がかかる。多少無駄なことをしていたとしても一回のクリアで120時間とか。

 まあ、しかしこれは一気にクリアしようという思いを前提にしているか。
 毎日コツコツ、それこそ極端な話、1年かけてクリアすればいいやとかいう気持ちでやっていれば、こんな風には思わなかっただろう。

 ただ、久方ぶりにゲームをクリアした、ということでいえば、最近の思いとして比較対象がないので、P4が悪いとも言い切れない。
 そうやって反省するならば、云千円のゲームで120時間も遊ぶことができるというのは、費用対効果?云々。

 時間に余裕のあった学生の頃なら楽しめたのだろうな、とは思う。
 以上が総評である。

○攻略のメモ
①初回プレイでも、最良選択と弁当を何度か使えば、とりあえずは全コミュMAXできる。ただしほんとにぎりぎり。12月21日に完二をクリアして全MAXを果たした。しかし余裕をもってプレイしたいなら、攻略情報を参照した方がいいと思う。たぶん無理だろな、いやいけるかな、と常に不安に思いながらプレイするのは疲れる。
 まあ、気楽にプレイするならほんと2週目前提か。

②Lv24のキウンが作れるようになったら、スキル変化の日にテトラカーンを勝利の雄叫びにすれば、(気が)楽になる。これでダンジョンを1日でクリアできるようになるので、その分コミュに専念できる。もっともこれも初回全コミュMAXプレイを前提にしているか。
 しかし、勝利の雄叫びだけではプレイは楽にならない。あくまでも気が楽になる程度。何も考えずにぼけーとマルボタンを押すだけのゲームでないところが、おもしろいところであり、めんどくさいところであり。

③弱点補強はそこまで気にしなくてもいいかも。
 火炎無効なり氷結無効なり。ついついつけたくなってしまうが、「絶対このペルソナしか使わない」でなければ、複数使用すればいいので。と言いつつ、いくつももっても、結局1つしか使わなかったりする。

④ペルソナは好きなのを選べ
 とにかく、むかしのメガテン系で考えれば、P4はクセがない。どれを使っても特段のデメリットがない気がする。弱点があっても、そうそうリセットしない。なお、今回のプレイで一度だけタイトル画面に戻ってしまったが、まあ、酔っていたしめんどくさくて初見の相手のとどめをさすのに適当にマハガルーラしたら反射されて死んだというもの。物理系で攻めていたら、死ななかったのに。と思いつつ1時間近くの無駄に呆然としてしまったが。それもいい思い出。

 ぱっとおもいつく攻略関係の話はこんなものか。

○どのペルソナを使ったか。
 当初はサラスバティの中気功を継承させていこうと思ったが、上述キウンのテトラカーンが1回目で勝利の雄叫びになったので方針を変更した。
 物理系をメインに据えて魔法系に勝利の雄叫びを持たせようとおもった。
 物理系はオニ⇒オオクニヌシ。魔法系はラミア⇒ジャアクフロスト。
 オオクニヌシには攻撃の心得他いろいろ持たせて、その分勝利の雄叫びを入れなかった。減ったHPを魔法で回復してSPが減ってきたらジャアクフロストの勝利の雄叫びで、を繰り返す。
 ただしこれだと物理スキルは意外と回避されるので、攻撃の心得と素早さの心得をもったヤツフサを作って戦闘終了のたびに付け替えることになる(スキル変化でマハ○オートを粘ったが、なかなか変化してくれなかったで諦めた)。このヤツフサの役割が、マハタルカオートとマハスクカオートをもったアバドンとなり、最終的には(アバドンだとSPD低くて攻撃順が遅くなるので)カルティケーヤとなる。が、ラスダンで作ったころには他メンツのほうがSPDが早くてあんまり意味はなかった。
 なおその途中、物理系魔法系で分けるのも難しくなり(正直ほんとでどれを使ってもいいと思ったら選択するのさえめんどくさくなってきて)、ロキ、スルトのような特化型で考えたりもしたが、そういったロキやスルト、ホワイトライダーやトランペッターなどを育てていたら、ラスダンも進んで。
 最終的にはアリスをなんとか育て切りたかったが、ラスダンも6F以降は敵を素通りして主人公Lv81でクリアとなる。

○仲間は?
 上述、物理系で行こうと思ったので当初の予定=千枝、雪子、完二を変更して陽介、雪子、直斗にした。
 陽介はデカジャとマハスクカジャを持つので便利だと思った。千枝のタルカジャはマハにならないが物理系なので悩んだが、補助魔法を持たない直斗を主人公と同じく物理攻撃のメインに据えようと思って使ってみた。結果的に言えば、使い方の限定される直斗はなかなか厄介だった。役に立たなかったわけではないが、光闇スキルはホワイトライダーで代用できるし、魔法がメギドラ(オン)なのも、弱点を突く面白みがない。それなら千枝の脳天落としでも使っていた方がよかったかも、とは思った。
 ともかく主人公と直斗を攻撃のメインに据えて、と思ったメンツのつもりだったが、なんだかんだ、使い方を制限された仲間をうまく活用するには、主人公が補助魔法要員となるのが最適だと思った。どのみちランダマイザやマハラクカジャやデクンダをするのであれば、ついでにメディアラハンもさせて雪子にはアギダインだけさせておけば、とも思ったり。
 まあ、その辺は行動順も関わったりするので難しいところかもしれない。

○ストーリー・ベルソナシリーズについて
 発売当初から10年ちかくを経て・・・
 自分も年を取ったなとおもうが、一番思うのは、当時おもしろいと思えなかったことを、おもしろいと思える? 思ってしまえるようになってしまったというようなことか。
 当時、でもすでにそれに近い思いはあったと思うが、それがよりさらに進んでいると思う。
 
 ともかく。当時はラスボス(真ボスではなく)まで進まなかったので何とも言えないが、ラスボス何歳だ? 20代だろ、20代ではまだあそこまでの思いにはならないと思う。もし20代で言っているのだとしたら、まだまだケツが青いと思う。ただし言っている内容は、たいていの人がそのうち(歳をとって)思うことである。そういった意味で設定的には作りが甘いと思う。まあ、もちろんこれはすこぶる厳しすぎる評価だと思っている。しょせんゲームのレベルではとくになんら問題はない。

 さて。ペルソナはたぶん学園ものというコンセプトでシリーズを重ねていると思う。2の罰がその意味ではちょっと違うかもしれないが、まあ、いいだろう。
 P3から雰囲気がガラリと変わったが、それでもまだ暗い雰囲気はあった。P4ではそれが一気になくなった。独特の暗い雰囲気というナニモノか。
 それがなくなったからP4が、たしかに学園もので明るくて面白い、とは思うが、ペルソナシリーズとしてみるとなんか違うよな、と思わせたのも確かである。だから、10年近くを経て、しかもアニメを見て、これはこういうものとしてプレイしたら、飽きの部分は差し引いたとしたら、大変おもしろく思う。
 面白く思うが、ペルソナシリーズとして見直したとき。

 しかしそれはあくまで表面的なもので、中身はしっかりとペルソナシリーズである。同じことを言うかもしれないが、ただ単に、暗い雰囲気を表面に出さないだけである。
 深層心理、共同的な何か。

 ラストであちらの世界の霧が晴れて綺麗な世界が映ったが、クマはこれがもともとの姿だったと言っていたと思う。素直にとれば、もともと綺麗なモノだったということになる。
 言い換えれば人(々)の心はもともと綺麗なものだった。
 うーん。
 まあ、突っ込まないが、もっと深いところがあるのだと思いたい。

 あえてちょっと思ったことを。
 例えばP3とか、そもそもどういう話だったか、設定だったかを忘れてしまったが、あっちの町でもこっちの町でも別の世界でシャドウが出てきてペルソナが生じて云々。そしてなんかわけのわからない都合を述べる自称神が出てきて倒して、挙句に人の心がなにかする限り云々。とか捨て文句。

 この町での騒動は終わったかもしれないけど、やっぱり根本的な部分が解決されていないから、またどこかの町でもこういったことが起こりえる。その町ではどこかの自称神が神をきどってなにかをする、と。

 何が言いたいのかわかりにくいかもしれないが、シリーズは続けられるんだなと思ったこと。
 終わったのは、あくまでもこの街の禍だけである。
 たまたまこの街でこんなことが起こった。それが解決された。
 それだけのことである。

 なお最後に一つ。
 真ボスが主人公らのペルソナ能力を目覚めさせたような話で、言い換えるとイザナミ(漢字)からイザナギが生まれたような話の感覚になっているが、うーんとは思った。しかしこれはイザナミ(漢字)からイザナギ(漢字)が生まれたわけではなく、イザナギ(漢字)はイザナミ(漢字)とは無関係ではないにしても関係なく生じているので、云々。
 一応イザナギとイザナミはどっちがどっちを生むとかそういう間柄ではないのでうーんとは思ったが、上述、イザナミ(漢字)から生じたのがイザナギ(カタカナ)であるならば、問題ないのだろう。

 しかしあえて深くつっこんで、たとえばイザナミがイザナギと再会したいから事をおこしたとか、そういう今風に言うならライトノベル的展開だったとしたら。構造的に、イザナギは現実世界、イザナミはシャドウの世界に存在しているということになるのだろう。シャドウの世界を黄泉(イザナミがいる世界)としたら、云々。
 まあ、そういう構想も面白いと思う。
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