『世界の共同主観的存在構造』(広松渉 講談社学術文庫)を読み終えた。
疲れた。
ほんとに疲れた。
どれぐらいの時間を費やしたのだろうか。
単純に1頁に2分かかる計算で13、4時間となる。だいたい30頁で1時間かかっていたので、そんなものになるのか。
とはいえ1日に1時間も読む日はなかった。せいぜい30分。休日でも1時間・・・は、内容的に読み続けることができなかった。
そもそも大昔の、修士期の授業でテキストにされたのがきっかけである。めんどくさがり屋の自分は、そのまま修論のメインにすえたのだが、当時もまったくわからないまま進めていた。まして頭の悪くなった今、かなりの苦行だった。
とにかくわからない。
言葉の意味もわからなければ、何を言いたいのかを読み取ることもできない。なんのためにこんな話題を書いているのか、なんのために自分はこれを読んでいるのか。
それでもとにかく読み進めた。ほとんど内容がわからないまま、わからないことがでてきても、わからないからそのまま読み進めて。
一切の知識を吸収できないまま、ただ時間だけを無為に消費して。
疲れた。
それでも一つだけ発見があった。
授業で最後まで使用しなかったので全部読んでいないと記憶していたが、それこそ最後の頁にドイツ語の単語の意味がメモしてあった。一応最後まで目を通していたんだなと、当時の自分にエールを送りたい。もっとも、それを覚えていたら、こんなにも義務感に苛まれた苦行とは無縁であったのかもしれないが。
さて本来なら中身について何か書くべきところであるが、以上の通り、まったくもって理解していないので何も書けない。
それでもあえて書くのだとしたら、これを読んで、では今の自分は何か変わったのかどうか。
何も変わっていない。
ただ苦行をやり遂げたという実益のない空虚な達成感のみである。
が、当時、学生のときは違ったはずである。
同じ実益のない空虚な達成感しか得るものがなかったのだとしても、それがまた何か一つのエネルギーとなっていた気がする。
そういう気持ちが、わからなくなったなという感じがした。
正直なところ、こういった難しい哲学書を読んでまったく理解できないというのが悔しい。こういった本を読んだことのない人に比べれば、読めるだけマシだという考え方もできるが、まったくもって内容を理解できないのだとしたら、「俺むかし哲学っぽいことやったんだよね」というセリフさえもおこがましい。
かといって、今後こういった本を理解できるようになれるのか、と考えるとそれこそ難しい話である。
疲れた。
ほんとに疲れた。
どれぐらいの時間を費やしたのだろうか。
単純に1頁に2分かかる計算で13、4時間となる。だいたい30頁で1時間かかっていたので、そんなものになるのか。
とはいえ1日に1時間も読む日はなかった。せいぜい30分。休日でも1時間・・・は、内容的に読み続けることができなかった。
そもそも大昔の、修士期の授業でテキストにされたのがきっかけである。めんどくさがり屋の自分は、そのまま修論のメインにすえたのだが、当時もまったくわからないまま進めていた。まして頭の悪くなった今、かなりの苦行だった。
とにかくわからない。
言葉の意味もわからなければ、何を言いたいのかを読み取ることもできない。なんのためにこんな話題を書いているのか、なんのために自分はこれを読んでいるのか。
それでもとにかく読み進めた。ほとんど内容がわからないまま、わからないことがでてきても、わからないからそのまま読み進めて。
一切の知識を吸収できないまま、ただ時間だけを無為に消費して。
疲れた。
それでも一つだけ発見があった。
授業で最後まで使用しなかったので全部読んでいないと記憶していたが、それこそ最後の頁にドイツ語の単語の意味がメモしてあった。一応最後まで目を通していたんだなと、当時の自分にエールを送りたい。もっとも、それを覚えていたら、こんなにも義務感に苛まれた苦行とは無縁であったのかもしれないが。
さて本来なら中身について何か書くべきところであるが、以上の通り、まったくもって理解していないので何も書けない。
それでもあえて書くのだとしたら、これを読んで、では今の自分は何か変わったのかどうか。
何も変わっていない。
ただ苦行をやり遂げたという実益のない空虚な達成感のみである。
が、当時、学生のときは違ったはずである。
同じ実益のない空虚な達成感しか得るものがなかったのだとしても、それがまた何か一つのエネルギーとなっていた気がする。
そういう気持ちが、わからなくなったなという感じがした。
正直なところ、こういった難しい哲学書を読んでまったく理解できないというのが悔しい。こういった本を読んだことのない人に比べれば、読めるだけマシだという考え方もできるが、まったくもって内容を理解できないのだとしたら、「俺むかし哲学っぽいことやったんだよね」というセリフさえもおこがましい。
かといって、今後こういった本を理解できるようになれるのか、と考えるとそれこそ難しい話である。