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思い立ったが吉日

たぶん魂の叫び

あえて無題。

2014年10月10日 | もののあはれ
 いやあ、寄生獣は、思ったよりよかった。
 ミギーの声も、1話の間に慣れてしまったし。
 聞くまではぜったいおっさん声しか許せなかったが、これもありだ。
 なんというか。
 あまりにむかしなので、具体的に覚えていない。
 ただ、あの絵だからこそ、なんというのかドロドロ感?があったのだとは、思う。ぐらいにしか。覚えていない。

 さて
 勉強がてら? SAOを見ているが、あの1話のワクワク感は近年まれに見る、と初見時は思ったはずだ。覚えていないが。2012年と2年前か。今回見直して、やっぱりワクワク感はある。
 あの当時、めちゃくちゃ期待を裏切られたわけで、以後の話を知ってしまっているので、2度目を見ても、なんだか、ハア・・・と思ってしまう。
 まあ、いい。

 ネット情報によると(というか原作を読めばすぐわかることなのだろう)、アニメはエピソードを時系列順に並べたらしい。本来なら本編を読んだ後に楽しむべき外伝をさきにもってきてしまった。これが諸悪の根源だ。
 ハルヒのアニメが、たしか順序バラバラだったと思う。
 が、あれとは意味が違う。
 
 1話は重要だ、とはよく言うが、続き物としての物語のイメージを植えつけるに、序盤はそれなりに意味をもつ。
 2話目でいきなり期待を裏切るような、1話との時間経過をブツ切りした展開や、どう見ても本編ではない展開を8話まで続けて見させらると、はっきりいってダレて疲れる。
 本筋のある物語の、本筋を進めないまま、サブストーリーを進行させるだけというのは、本筋があるという前提で見ている限り、苦痛でしかない。
 たんなる日常系の、MMO世界でのこういった話、みたいなノリであれば、サブストーリーをブツ切りで放映されても、なんの問題はないのだが。

 が、なんにしても、SAOはそういった意味ではなく、底が浅い。
 ほかに剣と魔法の、ついでに王道で真面目なファンタジーアニメが思いつかないので見ざるを得ないが(イクシオンサーガはギャグすぎる。他は何がある? 古いがブラックスミスもおもしろかったが、しかし少し違う)

 で、
 そういった意味で、寄生獣は安心して見られる。
 まあ、今後次第かもしれないが。

 さて、タイトル作に戻す。
 おもしろかった。
 1期のこともどこかで書いたが、おもしろかった。
 ただ、ちょっと気になったのがGガンの匂いが強まっているのだろうか。まあ、判断は今後にゆだねる。
 Gのレコンキスタが、なかなか視聴できない。勇気がでない。
 それなら気楽なビルドファイターズを見ていたほうがいいんじゃないかと思う。

 寄生獣は、知人に薦められた。おもしろかったという結果を知っている。
 ビルドファイターズは、1期が大変おもしろく、その系統として、期待できる。これが裏切られる可能性もあるが、いわゆるバトル物として作られる限り、よほどでなければおもしろいだろう。
 SAOは、1話目の期待感を裏切った作品として覚えている。当時、後半のどこかを見て、もう一度見てみようと思ったことからも、序盤での一貫したストーリー展開のなさ、が問題だった。としておく。

 何が言いたいのか?

 前回の異能バトルをギャグ系異能日常系として(たとえばH×Hスクールみたいな?)期待感をもって、熱いバトルをビルドファイターズで堪能し、イマドキではないおもしろさを寄生獣に求めて、というはっきりとした構図が今期アニメに見出せた。



異能バトルは・・・

2014年10月07日 | もののあはれ
 まあ、前略。
 なお、先日中略。
 いずれ後略。

 中二病でも云々の初回はそれなりにおもしろかった。まあ、タイトル的に恋がしたかったわけで、結局恋愛もので進んだ。2期は1,2話ぐらいしか見ていない。
 自分の見たかったものは、そういうもんじゃなかった。

 タイトル作は、10月期アニメのなかでも特に気になっていた。7月期アニメが自分の中でバタバタと倒れてしまったこともあって、ここ数日来、アニメには飢えていた。

 期待通りではあったが、少々期待はずれもあった。
 日常系かと思ったが、それなりにストーリーがありそうだ。
 単純に異能を手に入れたが、とりあえず男子高校生の日常~♪ みたいな、普通の(異能がらみの話題で)生活を送る話かと思っていたので。そうではないんだな。と。

 ほかのことはとりあえず置く。
 タイミングって重要だな、とは思う。
 この作品と中二病でも略のどちらが最初のほうがいいのか、という話だ。
 とはいえ、魔王がバーガーショップで働いたり、魔王の娘が電気屋で働いたりという話があるので、一概には言えないのか。
 ただ、中二病略⇒異能日常の流れで見るから、よりおもしろいのだろう。
 まあ、この、よりおもしろい、という表現は、適切ではないが。

 この期待がどうなるのか。
 見続けるのか、見るのを止めるのか。現段階では、マトモなつくりを続けるなら、好みの話だと思う。
 たとえば、あまり盛り上がらないストーリー展開だったので、好みの設定のワリに見なくなったマシンドールとか、なんだかんだSAO2もぐだぐだ感があったので見なかったり(先日14話まで一気に見たが)、好きなはずのペルソナ設定のはずなのに・・・P4G。
 
 しょせんは個人の好みというわけなのだが。 

アゲインを読んだ。

2014年10月04日 | もののあはれ
 いつも略している事を、いつも同じことを言っているような気もするが、あえて書いておこう。

 何事も主観でしかない。客観とは主観のうちにしか存在しない。
 では主客構図を離れたらどうなるのか。
 想像できない。

 言いたい事とものすごくズレているな。
 
 おもしろいおもしろくないと思うのは単なる個人差であって、誰かがおもしろい作品をほかの誰かもおもしろいと思うかはわからない。
 誰かが或る作品をおもしろくないと言ったからといって腹を立てる必要はなく、だからといって、大多数がおもしろいと言う作品を自分がおもしろいと思うこともないときがあり、しかし、大多数がおもしろくないと言う作品は、確かに大概おもしろくない。

 ただ、上の考え方は少し平等ではないか。
 大多数がおもしろくないという作品を自分がおもしろくないと判断する根拠なるものと、大多数がおもしろいという作品を自分がおもしろくないと判断する根拠なるものは別のところにあるのだろうか。
 前者を根本的な問題とするなら、後者は根本的な問題をクリアした次元で判断されていく。

 こうやって無駄に書いていくから、いつも略そうとしている。何が言いたいのかわからなくなってくるからだ。
 早い話、アゲインが好きな人がここを見て、腹を立てる必要はないといいたいだけだ。
 まあ、そもそも・・・以下略にしておきたい。ミュージカルは、あまり見たことはない。

 さて。
 クレイモアの連載が終わったと言う情報をみて、以前ネカフェに言った話題もあるが、続きをみたくなって自由空間へ行く事にした。
 ついでにハルヒの漫画の新しいのも出ているのか気になったが、こちらはどうやら終わっているらしい。

 ただ、クレイモアだけだと3時間経たないと思って事前に、おもしろい漫画をネットで検索してみることにした。
 それがタイトル作である。

 クレイモアについてはまた後日にして、今回は5時間かけて読み終えたアゲインの初見を忘れないうちにメモっておくことにした。

 たいていの作品はラストで決まる。以前も書いたが、物覚えが悪くなった弊害として、大概の作品はラスト付近のみで全体の印象をまとめてしまう。
 その意味で、この作品は駄作だ。

 最後の2ページほど、その意味がわかりにくい。
 ああ、悲しい。
 意味が分からないという発言は、多分に自分の読解力の問題にかかわる。
 自分はバカだと発言しているようで悲しくなる。
 が、あえて言う。
 最後の2ページほど、その意味がわからない。

 というか、陳腐にすぎる。
 いや、それは仕方ないのかもしれないと、いま思った。
 だとしても、JOJOの神父のやつでもあったが、そういった未来を知る・・・しかも、人が滅びる未来までを知るというのは、いやしかし。
 多分に唐突だった。
 さすがに、この物語のリアリティーのボーダーラインを超えていた。
 
 せめて、自分の世代が死んだ程度の長さでよかったのではないかと思う。
 が、諸行無常を達観するには、確かにすべての滅んだ様を見届ける必要もあるのかもしれない、とは思う。

 すでに話の細かな展開は忘れたが、クライマックスを物語的に重視して後の印象として残すという意味では、この終わり方は、印象的に残るものの、そこに付随するのは物語性を崩した駄作となる。

 とはいえ、ではどういう終わらせ方をすればよかったのかと言われれば困る。
 困る。
 が、ここまでする必要はなかったし、ここまでするほどのレベルの話ではなかっただろ、と思う。そこまで世界的か? 普通の準ギャグでも済むだろ?
 そういった意味で、たぶんNHKにようこそに似た雰囲気がある。
 作者の苦悩を無為に作品に投下しすぎだ。

 と、最大の不満を最初に挙げておく。というか、ラストでもたらされたのが最大の不満という、だからこそ、こうやって朝4時とかに、憤懣やるかたなし、モニターにむかってキーボードを叩いているのだろう。
 害悪のない終わり方だった。
 それまでがおもしろかっただけに、印象の悪い終わり方だった。

 以下は思い出すままに書く。
 そろそろ、酔いが回ってきた。久しぶりだ。ネカフェにいくために酒を我慢していたのだから。

●ヒロ君を彼氏だという女。
 名前を覚えていない。
 そもそも、この作品の前知識は高校生活をやり直して応援団を復活させる、だけだった。
 まさかこの女(どうせ最初しかでないくせに、なんつーかわいい娘だ。画力の無駄遣いだなと思ったぐらいだが)も同時にアゲイン(高校入学時に戻る事)しているとは思わなかったので、こういった物語展開はおもしろかった。しかしなんだろう。
 はたして意味があったのか。そもそもなんのために。

 根本的なおもしろさは、高校生活をやり直すという、なんというか、なんというか。あえて言わないが、なんというか。
 なんだろう。
 大学生活をもう一度送りたいとは思うが、高校生活は・・・。
 しょせん高校生活は親元で暮らしていたので、大学生活に比べて不自由が多かった。という考え方があるのだろう。が、少なくとも、もう一度大学生活をやり直せたなら、と思う気持ちは自分にも、どちらかというと強くある訳で、そういった単純な意味での「もう一度系」構造、さらに付け加えるなら、記憶を持ったままの遡行という、「今の自分のまま遡行」という、そんなことあるわけねー物語な展開は、今とは違う今をもたらす何か、を期待して見ているわけで、別の誰かも同時にアゲインするというのは、特に必要ない。とはいえ、そういった物語には大抵同時代性をたもった、ようはこの女のような存在がアゲインする展開もよくあるものだが、たんに応援団を復活させたいだけであれば、特に必要ではないと思えた。実質、いなくても応援団を復活させる展開はありえたし、もっと言えば、いなくてもとくに問題はなかった。
 それほどのキーマンでもなかったし、主人公を食うほどの存在性を発揮する事もなく、それこそ、そのまんま、いなくてもなんの問題もなかった。くどいが。

 だがしかし、この作品をとりあえず、最初に手に取った2巻以上読み続けようと思ったのは、この女がむちゃくちゃ可愛いと思えたからで、そういった、あえて略するが、そういった期待に応えたヒロインとして、作中、見事に描かれ続けたことによって、上述いなくても問題なかった説を、ふざけんなバカ、こいつがいないと話にならないだろ、毎週なんのためにこの作品見るの? なに考えてんの? 的に反論することが可能なわけである。
 まあ、名前を覚えていないが。この作品の中で一番興味を惹いたキャラである。
 まあ、どこかで見たエロ漫画の娘に似ていた、とも言えるが。さておき。


●がり勉女とアイドル娘。
 女の話ばっかだな。
 が、特には書かない。というより、さっきのヒロインで、ヒロ君に振られたからといって応援団の男3人と云々という展開があるが、あれって、物語的に不要だろ。なくても全然構わないよね。とりあえずこの女をメインで出してしまったから、しょうがないメインで話をつくって上げるか、的な。
 そういったところが連載物くさいわけで、がり勉女とアイドル娘も、しょせんその範囲でしかない。
 結局主人公とくっつくくっつかないという恋愛要素を排除した展開なだけに、男の妄想する女を出されても・・・
 は、説明として少々おかしいか。

 男の妄想する理想の女の子をしっかりとしたキャラづけをして登場されても、恋愛要素のかなり薄い展開・構成のこの作品では、存在性を失うのではないか、ということだ。
 これは、そういった意味で、作品のラストの展開を、違和感ありすぎと思わせない何かにつながるわけだ。

 この作品は、しょせん、ありえないタイムスリップをしたとしても、しょせん、その場が楽しければいいとは思わない自分にとって、結局、なんでもない、ただの過去としてしか残らない現在をおくらなければならないだけの。
 そういったマイナス思考の強い。なんというのか。

 裸で逆立ちして告白というフレーズは、どこかで似たようなものを聞いた覚えがある。
 物語的に、はっきりいって突飛すぎる。
 確かにがんばってアイドル娘が主人公に好印象をもっているように物語展開を進めてはいたが、無理があった。
 そもそも、主人公がいただけない性格なのだから。無理がある。
 まあそれでも、がり勉女がなんというか、主人公を好きになる展開も、ベタでベタでなんというか、あとくされありまくりの、まったくなんの解決解消もしていないのに比べて、少なくとも文化祭の期間で関係がしっかりと終わっているところは、この物語でも珍しくすっきりした(なんとなくすっきりはしていないが)終わらせ方になっているとは思う。

 基本的に、だらだらとした人間関係の繋がりをだらーとつなげていると言うのか、そういうものがリアルの人間関係なのかもしれず、そういった意味でリアリティーがあるのかもしれないが、やっぱり、そういった意味で、リアルなものは、自分にとっておもしろくない、おもしろいと思うには生生すぎる、と思うのだろうか。
 どうなんだろう。
 
 大分酔ってきた。さっき酔ったと書いてから1時間ほど。
 こうやって書いていると、どちらかというと好印象になってきた。
 リアルを優先させている作品だ。
 リアリティーのみで済ませておもしろければそれでいいというのなら、もっと別の、期待通りの何かしらの、期待に応えるような展開で構わなかった。

 それこそ、おもしろい展開だと思わせる漫画の技術力はあるのだ。各エピソードをおもしろく読んでいたのは事実だ。
 それなのに、おそらくジャンル分け的に、こういった展開になるだろう予測に沿ってくれない、おもしろさの王道的ではない路線を進んだのは何故なのか。
 王道ヒロインが多数いながら、そうではなく、なんというのか、とりあえずこういったものを書いておけば、最低限の読者は連れるだろう的な雰囲気でしか、主人公に対するヒロインたちの存在感もなく、それこそ部長ですら、結局主人公のヒロイン足りえたのかどうか。
 ラストでああいう無茶な展開をしたから、印象として主人公は部長が好きだったという記憶になるのかもしれないが、そもそも、主人公は、がり勉女に好かれていることを知りながら、唐突にブスなアイドル娘を好きになるという。
 それこそチア部長のほうがよっぽどいいじゃん。
 まあ、たしかに性格あれだけど、それがリアリティじゃん。

 ああリアリティ。
 2次元の女の子は3次元にはいません。

 そういった発想をするようになったことこそ、ある種の弊害ともいえる。
 そういった思想レベルを土台として、昨今の物語が作られているのか、と思うと、なんというのか。まあ別の話か。

 しかし、こうやって無駄に文章数を費やしても、常に思うのがヒロ君の自称彼女だ。
 あの娘がいたから、最後までタイトル作を見れた。
 あの娘の活躍がないとしても、その姿がみられるだけで十分だった。

 そんな気がする。
 こんだけいろいろと書いたが。
 
(翌朝追記:知らなかったことを知られるのも恥ずかしい気持ちだが、随分前に流行ったモテキの元ねた、ドラマの原作、および、タイトル作もつい最近の7月期でドラマ化していた。なんだが微妙な気持ちだ。なんというのか、こういう客観的事実を知ると見方がかわる。だからこそ、他情報を知らない状態でメモを残しておきたかったわけだが、思った以上に微妙で複雑な気持ちになった。なんというのか、ふと「いいひと」を思い出した。
 あと、勢いメモとはいえ、いつも以上に無駄に長い変な日本語が多い気がした。最近心が硬いのだろう。ほぐしたい。
 最後に、本当はその2を書こうと思っていた。他情報を仕入れてから。が、上述。なので簡単にもう少し言いたかったことを書いておく。総評になるが、連載物としては多分面白いつくりになっているのだろう。続きを知りたいと思うし、予想外の展開もしてくれるので刺激がある。ただ、恋愛という点に関して、ものすごく何かがおかしいと思った。いや、友情に関してもだろうか。本文でも似たことを書いたが、逆説的にいうと、人間関係が漫画的らしくない。いやしかし、これは少年物ばかり目にしているから言ってしまうことなのかもしれない。だとしても、ものすごく主人公視点の一人称が強い作品であることは言える。作中でもあったが主人公は人との信頼関係を築くことが出来ていない。それは最後まで変わっていないと思う。というか、変わっていないとしか読めないからこそ、読後、悶々としているわけだ。最後まで、主人公からの人間関係はギクシャクしていた。このギクシャクは治しようがなく、解消するとしたら、ラストの火の鳥的な諸行無常が必要になってくるのだろうという意味で、人間なら誰でもわかりあえるような的な、画一的な少年漫画とは違う、リアルな人間の悩み、というのか。解決も解消もされない苦しみをずっと見させられていたという・・・
 上手くかけないのでやめる。酔ってはいないはずなのに、ぜんぜん、だめだ。ただ、あの終わり方を見ても、自分は救われない)

2015年3月末追記。
 ずっと草案のままだった。覚えている限り、かなり酔った状態で書いていたので後日恥ずかしくなって公表を止めた、気がする。が、再度、(酔った状態で)読む限り、まあ、問題なかろうと判断した。