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思い立ったが吉日

たぶん魂の叫び

ついでに最近見たもの等

2023年09月08日 | もののあはれ
 ちょいと思うところがあるのでもう少し書こう。
 この「思うところ」とは世間に対してではなく、自分に対してである。
 何かしなければ何もしない。それはよくない、何かしよう。ということである。

 前回が5月13日か。ブログ見返して理解した。最新は8月初旬で、ここの更新は一か月ぶりということだが、なんというか、毎日毎日時間が加速しているので、正直、ここは数年更新していない気がしていたが、一か月前か・・・

●音楽
 もう1年ほど前になるのか。
 某Vtuberが有名どころに出て歌った。歌の雰囲気がなんというか。正直現代的だと思う。音楽的に論理的なのかもしれないが、自分の人生経験としては、つぎはぎの計算式に思える。調べた。作詞は同氏。作曲は別人。そもそも裏声を使うという点が、音楽ではないと思う自分がいる。
 だけど、なんか何回も何回も聞いていると、結構好きになっている。もっとちゃんとした歌を歌わせたいとか思うのは、勝手迷惑な親切心か。
 かわいい。

●ステラリス
 最近しているからメモる。
 時間の無駄である。
 問題は進行するごとに遅くなること。昔の作品で、最近のマルチ云々にうまく云々していないとか。
 ゲームはサクサク進めたい。マイナス点である。
●テラリア
 マイクラとは違う。
 しかし根本的には同じことであり、同じことをしているのだなぁと思うと、自分には合わないのだなぁと思った。若いころならともかく、よくわからないが時間に追われる今、目的のないことをさせられるのは、ちょっと苦痛である。
●シロナガス島
 みたいなタイトルのSteamで安く買ったゲーム。
 そこそこ面白かった。でも絵が嫌い。
 ネタバレになるから注だが以下。

 バイオハザードで十分だと思う。
 遺伝子操作にしてもなんにしても、いや、コーディネーター程度なら許せるが、そういう話題は、おなか一杯。だいたい、少年漫画的レベルでの組織の秘密が、強化人間的な研究とか、どんだけ見飽きたか。

●災害
 7月に大雨で出勤中に足首まで水に浸かって、乾燥機にかけたら熱で崩壊。靴を一足失った。最近物価が上がって、同じような値段の似たような靴を買ったが、品質が悪かった。ちょっと泣けた。
 と思っていたら8月お盆にエヴァ並みの緊急警報で、結果的に何もなかったが、大変だった。
 実際そういう状況に遭遇して思うのは、「どうしたらいいかわからない」である。
 一難去ってさて。対策なにもしてないから、同じことがあったら、ほんと、右往左往するだけなんだろうなぁと思う。
 こういう対応能力を失った人間から、災害時は消えていくのだろうなと思った。

(以下順不同)

●エロマンガ先生
 つい最近見た。全部は見ていない。オレ妹の絵柄か。
 ばくまんはリアリティーがあった。そこからリアリティーを抜いたのがこれかなと思う。
 こういう作品を素直に楽しめなくなったのが、ものすごく悲しい。物語的な意味でなく、キャラ的な意味で。

●るろ剣
 再放送かと思ったほど。
 しばらくリメイクだとは思わなかった。
 そういう意味で「良作」
 むかしが~、まえのほうが~
 とか、ハンターハンターや銀英伝ではそうだったが、なんというか、違和感ないのが、逆に、それでよかったのか? それならリメイクする意味なくね? と逆に思わせる。
 何をしても、客は文句を言う一例である。
 まあ、まだまだ始まったばかりだから。後々意見は違うかもしれないが。

●無職転生2
 これ単体で何か書いてないとは思うが、いろいろ細かいところでは書いているかな。
 9月8日現在、白い仮面までで言えるのは、アニメ制作陣が力を入れてなければ、かつ声優陣のがんばりがなければ「駄作」であると思うことである。
 正直、くだらない話を、話以外の部分での高品質によって、いっぱしの作品に思えてしまうという現象に至らしめているところである。
 嫌いではない。
 嫌いではないが、冷静に判断するならそういう結論になる。
 この作品は単なる人生を別世界でやり直した人間の人生譚である。
 という前提で見るなら、おもしろい。ま、アニメタイトルとしては、そういうことになる。
 とはいえ、2期はやや、無理やり感がすごく感じられる。無理やりおもしろくさせようという。おもしろくないエピソードであるが、必要だから、なんとかおもしろく思わせて次も見てもらえるような・・・
 そういう作為が感じられて、ちょっとやな感じがする。
 まあ、これも途中なので、最後まで見れば、「おもしろかった!」と言える1期と同じになるかもしれない。期待する。期待するがあまり期待しない。期待しすぎてがっかりするのは嫌なので。

●盾の勇者の
 これは書いたかもしれないな。秋アニメで3期があるとちょうど知ったからついでに。
 最近1期を見直したが、どうにも2期を見直す気になれない。
 しょせんその程度。設定命のぐだぐだ。が本質。
 まだ無職転生の方が、制作陣の血反吐が加わるかもしれないが、マシである。
 うむ。どうしても、これをけなしてしまうのは、屑とビッチがどうしても腹正しいからである。
 ほんと、見ていて胸糞悪い。
 今回改めてそれを思った。人を貶める展開は、本当で胸糞悪い。

●フレンドS
 なんか、Dアニメでガチャガチャやってたら見ていた。
 おもしろい。
 途中までしか見ていないが。
 たぶん、店長が日本人なら、もう少し、しっくり来ていたと思う。個人的な感想である。

●実は俺最強でした
 途中まで。
 あれ、どんな話だっけ? ああ、引きこもりオタクの話か。
 優秀な妹が、アニメオタクになったら、リアル、優秀にならないだろ。それ以外の時間をすべて自己研鑽に充てるならともかく。
 他人まで堕落させる最悪な話だなと思った。
 まあ、おもしろいんじゃない?

(なんか、辛口が続くのは、ストレスが溜まっているからだと思われる)

●ライアーライアー
 正直あまりよく見ていない。面白そうな気がするが。そのうち最後まで見てみよう。

●とらどら
 最近みた。続きでゴールデンタイムも見ようかと思ったが、そっちはなんか2話ぐらいで挫折した。
 俺ガイルも青春かなぁと思うが、全体雰囲気での青春系としては、とらどらのほうが勝るかなと思った。
 理解できるだろうか>ALL

●キン肉マン
 Youtubeでゲームでバッファローマンと悪魔将軍の辺があって、その後のトーナメント戦が気になって見た。ネプチューンマンと2千万パワーズのところで見飽きた。原因は、テリーマンにある。あしゅらまんとサンシャインとテリーマンと云々の話が長すぎた。
 漫画を読めばよかったが、そうそう。ネットで買うと、あるいはレンタルとか、お金かかるなぁもったいないなぁ、ああ、(契約しているDアニメで)アニメ見ればいい、であるが、漫画とアニメはやや違うと。
 ただ、アニメのいいところは、間延びではないが、ちょこちょこ挟まれる漫才的やりとりが、逆にとらえれば間延びになるが、良い意味ではメリハリを利かせている。
 もちろんそれを削って本編に集中して作れば、「飽き」を感じさせないとは思うが、それはそれでありだと思うところが、同時代に生きた懐古厨的意見なのかもしれない。
 
(めんどくさくなったので以下は端的に)
●FATE EXTら らすとえんこあー
 最後まで見ていない。 絵が、変わっていて何か変。
●Lv1魔王と
 まあ、日常系で普通に見る分には。
●Lv1だけどユニークスキル
 同時期だからより思うのかもしれないが、実は俺最強でしたとの違いがわからない。
●異世界召喚は二度目です。
 忘れた。

●水星の魔女
 辛辣かもしれないが、何がおもしろの?
 登録している某エリートなVtuberが、ガンダム知らんけど、ファンネルかっけ~みたいな発言があった。
 それはそれでいい。アクション性でおもしろいと思ってもらえるのは、それでいい。
 それは措くとして、で、何がおもしろの?
 昨今ジェンダー問題とかあったり、そういえばそれこそ昨日か、どこかの事務所の会見あったね。
 ガンダム冠するのやめたら? と思うが、まあ、これは個人的な意見ですから。
 しかし、なまじシリーズ物だから、しょうがない思いがある。
 まあ、20年ぐらいたてば、これはこれでよかったのだと思うかもしれない。最近はSEEDかディスティニーか知らんが映画になるらしいし。
 当初は00とか、なにこれ? と思っていたし。さらにターンAとかも、なにそれ? と思っていたし。

●ペルソナ トリニティーソウル
 酔った流し見だったが、不敬だった。
●氷菓
 同上

●勇者が死んだ
 ありがち
●異世界でチート能力を手にした俺は
 絵はかなり綺麗。それだけ。主人公はとてもきれいな心を持っているが、作品としては屑だと思う。
 最後まで見た。
●転生したらスライムだった
 おもしろい。
 なるほど、スライム召喚したり仲間にしたりする他アニメは、これに影響を受けたのかと思った。
 ただ、日常系を見るほどは、見ていない
●便利屋斎藤さん
 おもしろい。しかしただそれだけ。
 言いたくないが、異世界設定する意味ない。
●かげじつ
 秋アニメで2期やると。
 結構好きだが、まあ、なんというか。
 好きだが。
●精霊幻想記
 2021年夏作品。調べたが、そうか、無職転生1期とはかぶっていないのか。
 正直、無職転生の没シナリオかと思うぐらいだったから。
 まあ、しかし、2回目を見る程度には、そこそこ気に入っている。こちらの方が、やや優しさを感じるし。でも「おもしろかった!」というインパクトに欠けるから、もう少し残念ではある。
●Reゼロ
 ノーコメント
●ハマトラ
 うーん。内容を全く覚えていない。おもしろかったとは思うが、まじで、まったく覚えていない。

 以上、4か月も経っていないが、結構アニメ見ているのだなぁと思った。
 まあ、それぐらいしか生きがいないからとか、暗くなること書きたくないが。
 しかし、生きがいになるほどのアニメが作成させないのが悲しいところ。
 結構期待していた無職転生とか、存外面白くないと思ったり(最後までみれば、また考え変わるとは思うが、連載途中の勝手な意見である)
 一番の問題は、毎週みるアニメが無職転生しかないというところか。
 他のはたまたま、なんとなく見ただけであって、たまたまなんとなくという思いがなければ見ようとしなかったところである。ネームバリューにつられるではないが、しかし、それにしても、正直面白くないものばかりである。よほどるろ剣が面白いというのは、重複するが懐古厨であるが、そのへんどうなんだろう。すげぇおもしろい! と思う感覚がないのは、しかしやっぱり前述、精神的に〇んでいる自分のせいなのか。
 
 


 

いぬがみけのいちぞくを見て

2023年09月08日 | もののあはれ
 最近、ますますなんというか。
 自身、ただの抜け殻、残像だと思うばかり。
 シキが近いとは到底思えないにしても、精神的には、すでに云々。

 犬神家の一族にしても八墓村にしても、話を知らない。
 古谷一行だったか、金田一で思い出せるのは彼ぐらい・・・石坂浩二もあったか。
 まったく見たことがないわけではなく、見ようとしたことはある。
 が、どうにも絵的にも雰囲気が暗くて、しかも話が地味な気がして、見ていてすぐに飽きてしまう。
 ゆえに最後まで見たことないし、いや、あるのかもしれないが、覚えていない。

 で、本日たまたま縁があって見ている。
 今までと違って見るのをやめることなく見続けている理由は、おそらく、2023年作だからなのだろう。
 製作年代を言われなければ、確かにやや新し気な雰囲気はあるが、いや、まあ、あれ大竹しのぶだなと思うと、近年の作なのかとわかるわけだが、それを抜きにしたら、平成作でも問題ないし、下手したら昭和は、さすがに映像技術的な面で、そうは思わないか。
 ようは、製作年代を調べたら今年度の4月放映作ではあったが、なんというか、それを知らずに見ていても、また、大竹しのぶを除いたとしても、最近の作品なんだろうなと思える「何か」が感じられた。
(この「何か」を思うところの、いわゆる「同時代性」の認知ができる理由を理解したいところだが)
 いや、単に、女優の雰囲気で、近年だと思ったのかもしれない。
 雰囲気的には昭和テイスティングがあるが、しかしそれでも、昭和風に見えない「脱昭和(?)」の雰囲気がある。化粧か動きか、なにかはわからないが。
 もう少し付け足すなら、おそらく昔の見れなかった作品群は、女優陣に興味が持てなかった、というのがあるのだろう。
 もちろんこれはなかなか難な問題で、調べたところ「大竹しのぶの圧倒観」みたいなのがあった。
 まさしくこれである。大竹しのぶでなければ、あるいは見ていなかったかもしれない。
 が、自分が20代とかそうであれば、年齢のいった女優には、おそらく興味も何にももてなくて、云々。

 歳をとったからこそ、見られるというのは、そういうことだと思う。
 前にも書いたが、万葉集がおもしろく見れるのは、歳をとって世の中が少しわかるようになったから、書き手の想いが、勝手な読みかも知れないが、わかる気がして面白く思う。
 そういうことである。

 いや、しかしやっぱり、女優の具合で、見続けられるのかな? と、後半最初の前回の話部分を見て思う。
 
 他には、作り、なのかな。
 映像的なもって行き方は、たぶん昔とは違う「効率的」に「理解させる」感があると思う。ようは「わかりやすさ」である。(映像的には正直わからないので、感覚的にしか言えない(追記として、効果音も現代なのかと。とくに音質は技術的な意味で昭和ではないと思った)
 また、同じく、いわゆる「構成」ということなのか、無駄な部分を切り取ったスムースな展開。
 それこそ昭和だと無駄な「ヒキ」というのか、変にびえんびえんと琵琶弾いたりとか。踊ったりとか。
 あるいはとりあえずの自然描写しとけみたいな無駄な「間延び」が、ないこと。(間延び的でない自然描写ならいいのだが、昭和はここが、現代的な視点からは間延びに見える。ただ、アニメに限って言えば、平成の最初ごろかもう少し進んだぐらいか、「昭和的な間延び」が一切カットされた観が強く感じられた。現代的には、一切カットではなく、効率的な間延びにしっかりと進化していると思う)
 
「それでいて昭和風であること」
 そこが結構なポイントなのかもしれないとは、ちょっと思った。
(いや、一番は画質か(笑)最後の方で思った。明るい場面で、画質がきれいだから、だから現代作ではないかと思ったのだと)

 さて。話が進んで少し思ったが、現代的な問題として、このような「遺産問題」は生じるのか否かである。
 資産家でもないし、そういった知り合いもいないのでわからないが、どうなのだろう。
 おそらく、ではあるが、旧家的な意味で言うなら、そういう遺産問題はすでに終わっているのではないだろうか。現代的な合理主義に淘汰されてしまったのではないか! みたいな。
 一方、近代的な資産家の遺産問題は、現代的に処理されていく。

 半分ゲーム的な話になるが、相続制度として、長子、末子、分割と各種あり、分割相続は確実に「一族」を弱くした。一族の弱体を招かないための方法は、とうぜん、遺産を一括して相続することで、長子なり末子なりがそれになる。
 が、相続人以外の兄弟親族は、当然不満でうんぬんかんぬん。

 という問題が、犬神家の一族にもつながる考え方だというのは、まあ云々。
 現代的には「平等」の観点から分割相続になっている。「一族」が弱体するのは当然であるが、「一族意識」がどの程度残っているのか。「ない」からこそ、分割相続が成立しているのだろう。
 これによって得をするのは誰なのか。

「この先、こういう話ばっかなので」
 と吹いてしまう。このあたりが現代風だと思うが、原作でもあったのだろうか。あったのだとしたら、それが金田一風なのだろう。その意味では原作的にあるのではないかと思う。

 最後に?
 現代的に思う結果論かもしれないが、これ、結局「あの戦争」が原因なのか、と思った。

 2023年作タイトル作は、大変おもしろい作品である。
 少なくとも今のこの自分にとっては。