わがしょうがいにいっぺんのくいなし
内海 賢二略。
追記。
いまどき、とは言わない。
1980年代後半。ノストラダムスの大預言を知った自分は、地味に1999年が来るのが怖かった。
99年7月当時のことは覚えていない。
ただ、99年7月前は、時は、意識していたと思う。
80年台後半に恐れを抱いたほどではなかったにしても。
ゾットが悪魔の姿に変わるが、漫画だとインパクトがあった。
しかし、これはいわゆるなんというのか、ファーストインパクト的な意味合いだ。最初に受ける衝撃は、客観的に程度の低いものであっても、本人に与える衝撃は大きいものである。
アニメをはじめて見たときはどう思ったのか、覚えていない。
ただ、いきなりこんな非現実的な悪魔がでてきて、イマドキなのか、それとも年をとったせいなのか、ただの狂言にしか見えない。
1980年代、大人はノストラダムスの大預言をどう思ったのだろうか。
まあ、予算の低い深夜アニメだからなのだろう。効果音も少ないし。
しかし。
ああ、まあ。
ベルセルクはそもそも最初が使徒との戦いだから、こういう路線に向かうというのはわかっていたわけで、ゾットがいきなり出てきたわけではないのだろう。
そういう流れを忘れてしまうところに、老化とボケが関わってしまっているのだろうか。
悲しい。
すこし話を戻すが、バスタードにしろ、進撃のバハムーとにしろ、悪魔側がものすごくちゃちい。
どうしても茶番にしか見えない。物語全体が、ではなく、悪魔の存在が、である。
どうしてなのか。
年をとって、悪魔なんて存在しないというのを経験的に、言い換えれば、今まで一度も神秘体験をしなかった結果として、幽霊なんて存在しないと言うのと同じ意味で。
そして、人間とは違う上位種として悪魔を、自分は想像するが、表現された姿が人間以下のダサイ雰囲気。死語。
そういった風にしか表現されない(日本における)悪魔に失望する。
残虐とか残忍とかそういったことではなく、
悪魔らしい悪魔、
天使らしい天使。
自分のなかにおけるイメージはどうなのだろうか。
天使悪魔の分類を抜きにして、ベルセルクのごっどふぃんがー? じゃないか、ゴッドハンドは、自分の中の上位種イメージに近い。
おそらく、ほとんど活躍していないから。自分でイメージするしかない程度にしか、出番がないからなのだろう。
自分でイメージするから、自分でイメージするものに近い。
アタリマエの話である。
内海 賢二略。
追記。
いまどき、とは言わない。
1980年代後半。ノストラダムスの大預言を知った自分は、地味に1999年が来るのが怖かった。
99年7月当時のことは覚えていない。
ただ、99年7月前は、時は、意識していたと思う。
80年台後半に恐れを抱いたほどではなかったにしても。
ゾットが悪魔の姿に変わるが、漫画だとインパクトがあった。
しかし、これはいわゆるなんというのか、ファーストインパクト的な意味合いだ。最初に受ける衝撃は、客観的に程度の低いものであっても、本人に与える衝撃は大きいものである。
アニメをはじめて見たときはどう思ったのか、覚えていない。
ただ、いきなりこんな非現実的な悪魔がでてきて、イマドキなのか、それとも年をとったせいなのか、ただの狂言にしか見えない。
1980年代、大人はノストラダムスの大預言をどう思ったのだろうか。
まあ、予算の低い深夜アニメだからなのだろう。効果音も少ないし。
しかし。
ああ、まあ。
ベルセルクはそもそも最初が使徒との戦いだから、こういう路線に向かうというのはわかっていたわけで、ゾットがいきなり出てきたわけではないのだろう。
そういう流れを忘れてしまうところに、老化とボケが関わってしまっているのだろうか。
悲しい。
すこし話を戻すが、バスタードにしろ、進撃のバハムーとにしろ、悪魔側がものすごくちゃちい。
どうしても茶番にしか見えない。物語全体が、ではなく、悪魔の存在が、である。
どうしてなのか。
年をとって、悪魔なんて存在しないというのを経験的に、言い換えれば、今まで一度も神秘体験をしなかった結果として、幽霊なんて存在しないと言うのと同じ意味で。
そして、人間とは違う上位種として悪魔を、自分は想像するが、表現された姿が人間以下のダサイ雰囲気。死語。
そういった風にしか表現されない(日本における)悪魔に失望する。
残虐とか残忍とかそういったことではなく、
悪魔らしい悪魔、
天使らしい天使。
自分のなかにおけるイメージはどうなのだろうか。
天使悪魔の分類を抜きにして、ベルセルクのごっどふぃんがー? じゃないか、ゴッドハンドは、自分の中の上位種イメージに近い。
おそらく、ほとんど活躍していないから。自分でイメージするしかない程度にしか、出番がないからなのだろう。
自分でイメージするから、自分でイメージするものに近い。
アタリマエの話である。