H25.4.29休日。
相変わらず何もしなかった3連休最終日、せめて本棚の整理でもしようかと思い立ったところで手にとってしまった。昼どきはとっくに過ぎて、かといって夕方というにはもう少し時間があるという微妙なタイミングで3時間をかけて読み終わる。今更部屋の掃除も本棚の整理もする気になれない。そんな微妙な時間消費となったが、それはあくまでも時間的な問題であって、内容や印象が微妙だったと言いたいわけではない。たぶん。
読むのは3回目だと記憶する。
あるいは4回目なのかもしれないが、2回目でないことだけは確かだ。
前回読んだときの感想は覚えていないが、今回はますます、こういった殺人の内容が読めなくなってきていると感じた。正直、本棚の一画を占める京極夏彦は二度と手にすることができないのではないか。悲しいような、数冊なくなるだけで本棚が広がるのですっきりするような。
以前、鯨統一郎について書いたかどうか覚えていないが、自分の中ではこの作品は同類系統に感じた。綾辻や京極の雰囲気よりもノリが軽い。
序盤は結構忘れている部分もあって展開を素直に楽しめた。が、読んでいくうちにほとんど思い出していた。それでも当たり前の話なのかもしれないが、読んで受ける印象は、実際読み進めないとわからない。
結果、全体的に不謹慎だという思いが強かった。
この思いがそれなりに強かったので素直に楽しめなかった。その割りに最後まで読んでしまったは何故だろうか。
おそらく、自分のなかでしっかりとオチを付けたかったのかもしれない。本編はある種中途半端な終わり方をしているが、「物語の終わり」を迎えるという意味では、どんな終わり方をしているのだとしても、最後まで読むことが、読破感をもたらしてくれるわけである。
不謹慎でやや気分が悪くなる作品でありつつも、読めないことはないので読破感を求めて最後まで読んだ。
というのが単純に導き出される今の気持ちなのだろうか。どうだろう。
といった意味では作品に関してはとくに何かメモ等を残したいわけではないようだ。無為に過ごした3連休の最後で手に取った読書を一応完遂したよという記録を残すことで、何かをしたよな、という思いを残したかっただけなのかもしれない。
ただし、読後は売却箱に入れようと考えていたが、本棚に戻すことにした。
相変わらず何もしなかった3連休最終日、せめて本棚の整理でもしようかと思い立ったところで手にとってしまった。昼どきはとっくに過ぎて、かといって夕方というにはもう少し時間があるという微妙なタイミングで3時間をかけて読み終わる。今更部屋の掃除も本棚の整理もする気になれない。そんな微妙な時間消費となったが、それはあくまでも時間的な問題であって、内容や印象が微妙だったと言いたいわけではない。たぶん。
読むのは3回目だと記憶する。
あるいは4回目なのかもしれないが、2回目でないことだけは確かだ。
前回読んだときの感想は覚えていないが、今回はますます、こういった殺人の内容が読めなくなってきていると感じた。正直、本棚の一画を占める京極夏彦は二度と手にすることができないのではないか。悲しいような、数冊なくなるだけで本棚が広がるのですっきりするような。
以前、鯨統一郎について書いたかどうか覚えていないが、自分の中ではこの作品は同類系統に感じた。綾辻や京極の雰囲気よりもノリが軽い。
序盤は結構忘れている部分もあって展開を素直に楽しめた。が、読んでいくうちにほとんど思い出していた。それでも当たり前の話なのかもしれないが、読んで受ける印象は、実際読み進めないとわからない。
結果、全体的に不謹慎だという思いが強かった。
この思いがそれなりに強かったので素直に楽しめなかった。その割りに最後まで読んでしまったは何故だろうか。
おそらく、自分のなかでしっかりとオチを付けたかったのかもしれない。本編はある種中途半端な終わり方をしているが、「物語の終わり」を迎えるという意味では、どんな終わり方をしているのだとしても、最後まで読むことが、読破感をもたらしてくれるわけである。
不謹慎でやや気分が悪くなる作品でありつつも、読めないことはないので読破感を求めて最後まで読んだ。
というのが単純に導き出される今の気持ちなのだろうか。どうだろう。
といった意味では作品に関してはとくに何かメモ等を残したいわけではないようだ。無為に過ごした3連休の最後で手に取った読書を一応完遂したよという記録を残すことで、何かをしたよな、という思いを残したかっただけなのかもしれない。
ただし、読後は売却箱に入れようと考えていたが、本棚に戻すことにした。