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思い立ったが吉日

たぶん魂の叫び

小説の書けない理由

2013年10月22日 | (FE)創作日記
 酔っているというのを一番の理由にあげる。
 あえて言うなら、酔っていることを理由にしてこんなことしても許されるだろと言わしめている。

 酔っている。

 また、なんだかんだ、怠惰な自分の性格も悪い。
 以前も書いたかも知れないが、誰も見ていないとしても、見られる可能性のある場所として、他人の目を気にして文章を書くことで、それなりの見栄え、緊張感をもてる、のではないか。少なくとも、今の気持ちのメモがてら、ワードなどに文章を残そうとしても、テンションがあがらない。という意味において。

 さて、6月末にFE聖戦の小説を書こうと宣言してすでに4ヶ月ちかくがすぎた。
 何をしていたのだろうか。
 7~8月ぐらいまでは、まだいろいろと考えていたが、どうにも9月からはだらけはじめたようだ。9月の中ごろからはほんとうに飲んで寝るだけの生活になってしまっていた。

 ここであえて、題名どおりのことを、真面目に考えたい。
 酒を飲んではいるが。


 一番は、物語が作れない。それに尽きる。
 いやいや、もっと分かりやすく言えば、小説が書けない、である。

 おもしろいとはなんなのか、自分にとっておもしろいのはなんなのか、そういったことを考え始める。が、これは実際逃避になる。
 それこそ「おもしろい」とは理屈ではない。
 適当に言った。

 まあ、酔っていることを理由にして以下をだらだらと書く。


 まず、聖戦について、辻褄のあわないことがどうにもきになって設定をつめようとした。が、最初から作られている世界観にたいして、矛盾があるから、といって世界観を作り直すのは、最初から世界観をつくることよりも難しい。これは別段言い訳でもなんでもなく、当たり前の話である。それを分かっていてなお、聖戦で小説を考えようと思ったのだ。

 が、思った。
 仮にリアリティーのある設定に改装できたとして、では読んでおもしろいと思えるのか?

 単純に言えば、現実の話よりも現実にはありえないような展開のほうがおもしろい。
 現実にはいないような行動のできる人物、それこそ涼宮ハルヒのような「キャラ」のほうがおもしろい。
 のではないか。

 さきほどセンゴクについて書いた。
 それこそあの中の信長は、仙石と初めて顔を会わせたシーンでの信長は、めちゃくちゃ好感度UPの展開をしている。
 が、逆にそういう作りだからこそ、わざとらしい、どこかで見たことのあるような話だ、と自分に思わせたわけでもある。が、そう思ったとしても、「おもしろい」と思うことのほうが数万倍も自分にとって利のあることで、ようは、おもしろいと思えたのだとしたら、それが一番である。
 
 そういった意味で、自分におもしろいと思わせるような「何か」は、逆説的な言い方をすれば、「こんなん現実じゃありえないだろ」という人物、あるいは展開である。
 早い話が、少年漫画的展開、ということになる。
 良い話にしろ悪い話しにしろ、「都合がいい」のである。

 
 話を戻すが?
 聖戦の序章を考えるに、最初にぶちあたった壁は、中世なのか近世なのかという時代設定である。
 大陸面積をどうするかも問題であるが、単純に、仮にグランベル王国領土をフランスと同じ程度にすると、イザーク遠征はけっこうな大遠征となる。
 たしかに中世、十字軍は大々遠征だったが、それが行われたのは特別すぎる特例だろう。
 ああ、こういった話を書く前にどうしても書いておかなければならない話もある。

 まったくもって、めんどくさい自分の性格だ。
 しょせん自分は一般人レベルでしか歴史を知らない。

 先日というか8月以来、図書館から借りた中世西欧の歴史本を3ヶ月かけて読み終えた。
 で、次にとりあえず日本の中世も読んでおくかと、一冊借りた。

 思った。

 当たり前だが、同じ中世の研究にしても、日本のもののほうがより詳しい。
 当たり前である。
 ここは日本である。
 自国の研究をさしおいて外国の歴史のほうがより詳しく研究されるとか、ありえない。
 ほんと、当たり前の話である。

 それとまた、自分が歴史を好きだといっているのは、しょせん信長の野望というゲームレベルの話なんだなと実感したことである。そういったレベルの知識と学問は違う。

 うまく書けないので単刀直入に言えば、学問として歴史をより詳しく知ったからといっておもしろい話が作れる訳でもなく、逆に言えば、ゲームレベルの知識でもおもしろい小説は書ける。
 普通にそう思えた。 

 たしかに学問として歴史を知ることで、当時の雰囲気、それこそ世界観は見えてくる。どんな生活をしていたのか、どうだったのか。
 が、「現代」の人間がもとめるエンターテイメントはどこにあるのか。

 8月から読んでいた中世西欧の本の序章だったか、中世の世界に思いを馳せる風潮があるが、実際の中世は云々というくだりがあった。

 中略。酔っているがこれは自制しておいた。数日したらなにを自制したのか忘れるだろうが、何を自制したかは書かないでおく。

 ああ、話はそれているのか? 何を書きたかったのか忘れている。
 そう、つまり遠征とは何かである。

 一般人レベルをちょいとレベルアップして、しかししょせん学問的にはなにもわからない一般人レベルでの話だが、遠征をするとして、では食糧はどうやっているのか? である。
 めんどくさいので具体的な数値はださないが、行軍するとしてどの程度食糧を所持できるのか。
 それこそ食糧を輸送する輸送隊、人、馬の分も食料は消費されるのである。食糧のなくなった部隊に長距離の輸送をするとしても、輸送隊が部隊に追いついたときにはすでに輸送するはずだった食糧すべてが消費されているという事態も考えられる。
 酔っているのでさらに続けるが、そういった意味で戦争があると村は略奪されるわけである。現在でいう輸送部隊はいなかった。それこそこの「現在」は、かなり現代の範囲にあてはまる。第二次大戦ですら輸送の問題を極端に言えば中世の域をでない。というのは少々極端にすぎるか。
 詳しく知らない。
 が、最近読んだ、そういった本によれば、現地調達が結局のところ最大の進軍速度を保てたとか。
 

★設定整理 弐 近衛について

2013年07月09日 | (FE)創作日記
 前置きを略す。言い訳を書き始めたら長くなる。
 ただ一つ
 自分だったらこうする。
 という方向性で進めようと思った。

 さて、ゲームをプレイしていた当初、辻褄があってないところが多い気がした。
 なんともいい加減なつくりであるのか。
 旦那が誰でも青い髪のレスターは容量等の問題にしても、アルテナの存在は今でも納得できない。ゲイボルグを持っていることから考えればどういうことかわかるだろ、みたいな。
 しかし大人の事情と一言で済ませるには少々安直にすぎる。もちろんそういった理由が最大級の理由だとは思う。類似的に言うならば、おもしろいなら多少辻褄があってなくても問題ないだろ。しょせんゲームだ、みたいな。
 きん肉マンやらキャプテン翼やらJOJOやら男塾やら、辻褄のあっていないところが、それはそれで友達同士の話のタネになる。
 しかし気になるものは気になる。
 と、話が長くなりそうなので一旦中略。本筋に戻す。

 序章にある一文。
「ヴェルトマー家の若き当主アルヴィス卿は、国王を守る近衛軍指揮官の立場から政治には関与せず」

 公国の領主が自領の統治をほっぽりだして、王領として王軍もあるだろう国王の近衛として始終王都にいるのは、何かおかしくないか。
 と単純に思った。

 ただしフリージ家のレプトールが王国の宰相として始終王都にいるのはおかしいと思わない。
 自領の統治をほっぽり出してというところは問題ではない。
 問題は近衛である。

○近衛とは。
 君主を警護する君主直属の軍人または軍団。

 近衛になるのはエリートである。という意味だけでゲーム利用している気がする。
 本来ならここで詳しく調べまくる必要があるのだろうが、根気がない。だから駄目である。

 まず近衛の構成員は何であるのか。普通にエリートの集まりと考えれば、王国内の優秀な騎士になるのだろう。王家バーハラ他6公国(エッダのことはよくわからないが)から選ばれた騎士を束ねるのがアルヴィスとなるわけだ。
 と言うのは納得できる(ならば例えば、シグルドが近衛の一員になっていないのは何故だ。とか言いたくなるが)
 なので問題は、上記のように近衛隊があるとして、ではバーハラの軍隊は何? バーハラの軍隊は何を守るの? である。いやしかし、この表現は微妙にずれているか。

 ゲーム的にロートリッターはヴェルトマー当主の軍隊である。かっちょいい名称をわざわざつけたロートリッターとか、そういうゲーム的なところを離れても、ヴェルトマー公国の軍隊はヴェルトマー当主のものだろう。
 ではヴァイスリッター、バーハラの軍隊はどうなのか。ヴェルトマーの例にならうならば、当然国王=バーハラ家の軍隊である。
 国王にはすでに直属の軍隊がある。にも関わらず近衛を必要とするのはどういうことなのか。

 近衛「軍」の指揮官という立場は、それなりに凄そうだ。エリート集団の軍隊の指揮官である。
 しかしFEにおける近衛が国王を守護する軍隊ではない集団=護衛兵でしかないとすれば、アルヴィスはたんにシークレットサービスのボスでしかなく、一軍の将軍とどちらが、ファンタジーのイメージとして凄いと思うのか。

 それでも一応、こうやって順序立てて(?)考えることで当初の疑問を解消することは出来る。
 バーハラ王家の軍隊は存在するが、しかし、グランベル王国として、エリート騎士を集めたエリート軍隊としての近衛隊がある。
 いわゆるイメージ的に、こういった時代では、自領といえどもあるいは反乱があるかもしれないし、他6公爵家についてはなおさら、という場合に絶対的な忠誠をもって国王に尽くす軍隊としての近衛隊と考えることができる。
 が、このアルヴィスが後々簒奪行為をしたわけで、というところがおもしろい点なのかもしれないが。

 なお、王国内でエリート軍人の集団である近衛の指揮官であることと、王国の宰相であることと、どちらがかっちょいいのだろうか。
 昔の気持ちを忘れた自分は、宰相のほうが格上だろと思うわけだが。

★設定整理(大陸史を読んで①)

2013年07月05日 | (FE)創作日記
 1 ユン河西にグラン王国
230 共和制
310 領土拡大、盛栄の時代
440 大司教ガレに暗黒神が降臨。ロプト教団
447 12魔将の乱 グラン共和国滅亡
448 ガレ帝位に。ロプト帝国成立
449 大粛清 犠牲者十万以上
452 ミレトスの嘆き 暗黒神へのいけにえとして子供が火に投じられる。
453 エッダの虐殺 犠牲者数万人。
535 皇族マイラ(皇帝の弟)の反乱
611 自由解放軍
632 ダーナ砦の奇跡 12聖戦士誕生。633年から聖戦開始。
648 ロプト帝国滅亡 グランベル7公国周辺5王国
649 グランベル王国成立。
757 イザーク遠征

 伝説という言葉のイメージに騙されてしまいがちだが、ロプト帝国の支配から解放された「おおむかし」は、1000年前とかではなく、ほんの100年である。
 身近な例として、江戸から明治へと時代が大きく変わった大政奉還が150年前である。直接に挙げるなら1913年。何があったか。
 ・・・
 第一次世界大戦勃発が1914年なので近いか。

 人の一生をファンタジーのイメージで言うならば、20歳ぐらいで子供が生まれて60歳ぐらいで大往生だろうか。
 1953年まで生きた彼(一代目)は、ファンタジー的なイメージで言うならば、孫(3代目)に実体験をもとにした昔話をしただろう。そうやって子供の頃に、自分とは縁もゆかりもない遠い世界の話を聞いて育った3代目は、ある程度の年齢に達すると、「ああ、じいちゃんはあの時代を生きていたんだなぁ」と思うこともあるだろう。この3代目が1993年に大往生をとげたとき、孫である5代目に子供ができた。
 1913年の出来事を直接に知っている初代を直接知る人物がこの世からいなくなったとき、生まれた子供(6代目)が2013年にて20歳である。

 以前も書いたことだが、自分にとっては1969年頃の学生運動や、あるいは三島由紀夫の割腹自刃よりも、織田信長や真田雪村のほうがよっぽど身近である。
 どちらも自分の生まれる前の話である。両者に400年もの時間差があるのだとしても、一括して「自分の生まれる前の話」と言えてしまうところがある。

 この感覚で言えば、2代目からしてすでにグラン暦648年は「生まれる前の出来事」になるわけだが。しかし、当時を生きた人物と同時代的共有を得ている。たとえば、グランベル王国を興した聖者へイムの国で過ごしているわけである。ヘイムを上述にある一代目で考えれば3代目までは同時代的共有があったといえる(強引だが)。

 何が言いたかったのか。
 特にはない。
 ただ、ゲームをしている当時、たかだか100年前を伝説というのが、どうにもイメージにそぐわなかった。

 なお、30歳で子供が誕生する設定で1913年に30歳だとすると、1943年当時に生まれた3代目は初代に面識がない。1973年に生まれる4代目は、同じく2代目と面識がなく、2003年に5代目が誕生する。
 2013年当時、5代目は10歳でまだまだ子供である。なお上述の例では5代目が40歳である。

 こうやってわざわざ付け足して、さらに何が言いたかったのか。
 100年前って、けっこう大昔なのかな、と。

ぐるっと回って元に戻る。

2013年06月25日 | (FE)創作日記
 SRPGゲーム、ファイアーエムブレム聖戦の系譜の小説を書こうと決めた。
 今日、唐突に決めた。

 禁煙をきっかけに始めたこのブログも一年を経たわけであるが、ニコチン断絶の苦しみから幾分とも解放されてきた先年12月、些か、自分を変えようと努力を試みた。
 大したことをしたわけではない。ほんと、表現が大げさなだけである。
 が、ようやくにして、この思いに達することができたと、ほんの少しだけ嬉しい。

 さらなる喜びを求めるためには、小説を書き上げることが必要になってくるのではあるが、実際どうなるかわからない。

 いずれにしろ、数年来に及ぶゲーム三昧、および萌えアニメに堕され、埋没し、小説が書きたいというわずかばかりの気持ちを残しつつも、無為に過ごしてきたことを考えると感慨深い。

 なお、本当はオリジナルを書き上げたいわけだが、世界観設定等、とても難しいと判断した。それこそ文章からして初心者なのである。余暇時間を考えると、とにかく文章を練習したいという思いが強い。結果の二次創作である。
 
 ともかく、こうやって表出することによって後にはひけないだろう。いや、こっそり投稿消去という手もあるが、いやいや、とにかくここは堂々と宣言し、自分を追い込む必要があるわけだ。

 とにかく。
 構成と文章練習をメインに考えて、世界観設定のほとんどが決定している、楽のできる二次創作を行う。
 今回はこれを告げるのみである。

 次回はいつ更新されるか。
 さて。