相台万朗Sodaiブログ

和歌山からきて今は千葉県人に、東京銀座でウエスタンバンジョーの店を36年間やらせていただき、もっかしたずみしてます。

伊奈忠次(連載―361)

2022年03月03日 | 経験・体験
妻の実家に車で行くときこの町を通る。もしかして、伊奈忠次さんに関係あるのか思いながら4号を北に上った。

昔は、小林一茶も東北の旅に歩いたのだろう。
一度、桜を見にきたことがある。川の土手が高く、利根川がなかなか見えない。人の手が加えられた草も刈られ整備されていた。

豊臣秀吉が小田原征伐を終え、徳川家康に静岡から江戸に鞍替えを命じられ荒れ果てた未開の地に移り、江戸の町づくりをした。

 水は町づくりにはかかせない。井の頭の水源を長い水路をつくり、神田川にも通した。
利根川の流れで江戸の町はよく氾濫していた。
家康は伊奈忠次に命じて利根川の流れを東の銚子に向かわせ海に流すことに次男の忠治に引き継ぎ任を果たした。

流れを変える過程で治水・灌漑で肥沃な耕作地にし人々に感謝された。
埼玉の伊奈町は伊奈忠次から伊奈町とした。

流山の運河も江戸川、荒川も東北、茨城の産物を船で江戸の町に運ぶ役目をした。
家康も未来を見越した世界的な街をつくった。

利根川も大きな川だ。両岸には田畑もあり秋には黄色い稲穂が色鮮やかだ。工場も建っている。

流山の運河も利根川と江戸川がつながれ蒸気船もとおる栄えた宿場町の面影が残っている。

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