森って?林って?林業って?!

小さなことから知ってほしい。
こちらは公益社団法人静岡県林業会議所のブログです。

米をつくる人あり。

2013-01-21 17:44:04 | その他♪雑件♪
何でも”つくる”というのは大変なのだ、と感じた本日。


本日、静岡県巨樹と森林文化の会の副会長を務められている鈴木久雄さんが、ちょっぴり寄ってくれました。

稲を発泡スチロールで育ててみたんだぁ♪
と、おっしゃる鈴木さん。
(↑ちなみに、こんな言い方はしません…鈴木さんは…もっとしっかりした言い方をされます…)

ほほう。
発砲スチロールの中で、稲を。

種から育てたかったんだけどねぇ。
苗から育ててみたんだぁ♪
と、おっしゃる鈴木さん。

ほほう。
苗から、発泡スチロールの中で、稲を。


ん?
それってすごいじゃん?!!!!
あの水田を発泡スチロールの中でつくって、米をつくるんだ!!!



お話しを聞いてみると
実を収穫するわけではなく、しめ縄をつくるための藁が欲しかったようで、そのために育てたそう。
だけど…
水や肥料の与え方だとか、水位を下げていく時期などに苦戦したとのこと。
今回できた藁は、なんだかシナシナしていたと。
やっぱり難しいなぁとおっしゃっていました。


本日、元県職員(?)の本間康弘さんも事務所に寄ってくださって、
そのお話しをすると…
鈴木さんと同じように発泡スチロールに土を入れて水を張って、小さな水田をつくったそう。
だけど、大きくなる前に枯れてしまった、と。
難しいんだよ!!!と同じことをおっしゃっていました。



美味しいお米をつくるのは、大変なのだと。

茶碗にご飯粒を残さないように食べましょう!
と、ちっちゃいときに言われていました。

つくることは大変なのだからきちんと残さず食べましょう!
と。

ちっちゃいときは食事があまり好きではなかったので、かなり苦痛でしたが。
大きくなった今は、言われたことに対して、うんうんと納得できます。

実際に体験してみてわかることも、たくさんありますね。
木材をつくるのも、長い年月がかかります。

立っている木は手入れなんかしなくても勝手に(自然に)育つんだ…と以前は思っていました。
実際そうではなかった。
年年も何十年も山を手入れして、木は手入れをされてピカピカな木材ができるんだと。
山には、天然林、人工林があるということを知りました。


つくり手がいてこそ…だなぁと、鈴木さんと本間さんのお話を聞いて思った今日でした。
あと、会議所の中でも何かつくれるかな、と思った今日でした(笑)

それでは、今日はこれで(事務局でした)。

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