今更留学記 Family medicine

家庭医療の実践と、指導者としての修行も兼ねて、ミシガン大学へ臨床留学中。家庭医とその周辺概念について考察する。

忙しくはないが、いつもとは違う一日

2008-02-03 01:27:00 | Weblog
金曜日は午前中が外来です

子供が熱を出したので、保育園ではみてもらえず、病院の託児所にお願いしました

大抵の風邪でもみてもらえるので、ものすごくありがたいです

ただ、昼食が出ませんので急遽昼食を準備して、保育園へ送り届けます

 外来の合間に自分も健診を受けました

さんざん現行の健診のエビデンス欠如を唱えていますが、今回は

  1. あるグラント申請に必要だということ
  2. 自分の健康で気になっている項目だけチェックしたいということ
  3. 渡米すると自由に(安く)検査もできないので、日本にいるうちにやっておこうということ
  4. 自分が入っている医療保険では50000円分までタダだということ(これは理由になりませんね)

と理由を並べ立て、

「自分のは無症候者へのマススクリーニングの一貫ではない」

自らに無理矢理言い聞かせ、自己正当化です

2は案の定でした

試験勉強中のお菓子と、繰り返す渡米の影響で総コレステロールが基準値超え

失意のうちに外来を終え

ロチェスターでもらった「Motivate Healthy Habits(Dr. Rick Botelho著)」を読みながら、ヘビーな昼食を食べ

「本格的に有酸素運動を週3以上でしなければ」と決意しながらも、

「って、何でこんなに食っているんだよ」と一人でのり突っ込み

いったん子供を迎えにいってから帰宅

早めの夕食をとらせて(当然一緒に自分も食べます)

再度託児所へ送り届け(迎えは妻におまかせ)

名古屋市公会堂で、本田健さんの講演の最初だけ参加

ちょっと聞いたところで、残念ながら退出して道路の向かい側にある名大病院のキャンパスへ移動

来週末、「若手家庭医のための家庭医療学冬期セミナー」で在宅での終末期医療のワークショップを担当するため、19時から打ち合わせ

まだまだ完成度が低い状態ですが、ネタの内容やワークショップの構成は結構おもしろいと思います

21時半に打ち合わせが終わり、本田健さんの講演会のアフター会に合流

今回の講演会のチケットは、本田健さんから貯徳問答講竹田和平さんや大浦浩さん(大学の先輩)へ進呈されたチケットを、友人の市橋君経由で希望者に配ったものです

そのチケットを頂いた人たち(主に貯徳問答の参加者)でアフター会ということで飲み会がありました

悲しいかな、2度目の夕食(夜食か?)

目の前に出たものは、条件反射的に食べてしまいます

たまたま同席したのは、私が行きつけのラーメン屋の店主さんや某外食チェーンを経営されていた若手実業家の方等

竹田和平さんも途中から参加されました

「貯徳旦那」の幸せオーラをたくさん浴びてきました

大浦さんにも会えるという噂がありましたが、来名されておらずあえずじまい、残念

本田健さんの講演をほとんど聴けなかったのも残念でしたが、多くの出会いがありました

子供の発熱でも出掛けている自分に少し罪悪感を感じつつ
行動変容の難しさを体感しつつ
新しい出会いに感謝、感謝の一日でした

今日も一日、ありがとうございました 



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