ぐるぐる自転車どこまでも

茨城県を自転車で散歩しながら,水戸藩の歴史について考え,たまにロングライドの大会に出場,旅する中年男の覚書

出世街道発見 水戸歴史探訪

2013-10-08 17:06:51 | 自転車
日曜日の朝、久しぶりにO君とポタリングをしてみようということになった。
午前8時30分に集合。
集合場所は水戸の県立図書館前だ。
行き先は、その場で決めた。
11時頃までに戻らないといけないので大洗方面にしようということになった。

まずは、三の丸から二の丸を抜けて、水戸一高の坂を下り、国道50号線沿いに大洗方面に向かった。
6号線の架橋下をくぐり、しばらくすると、六地蔵寺入口の表示があった。

六地蔵寺は地元では有名な寺なのだが、これまで縁がなく訪れたことがなかった。
そこで、まずは六地蔵寺へ向かった。ここは水戸徳川家の位牌が置かれている由緒正しいお寺だ。
六地蔵寺の次はダイダラボウのある大串貝塚公園へ。
縄文や弥生時代の展示品をじっくり見て歩いた。

帰りに、たまたま常澄支所の看板に出世街道という文字を発見。
これは面白いというので、行ってみることにした。
なかなか場所がわからず、とりあえず目標は仏生寺付近に定めて、その付近を探査してみた。

それで、
仏生寺の入口からさらに南へ進んだところで、千勝神社を発見。
千、勝つ神社。千回勝負して千回勝つ。
勝負事に強くなれそうな神社の名前だ。
さっそくお賽銭をあげてみた。


さらに2,300メートル進むと
出世稲荷神社発見。
出世することができる気がしてきた。
またまたお賽銭をあげてみた。


神社から南側へ道路が走っている。
これが出世街道だ。
普通の田舎道のような気もするが、だまされてはいけない。
きちんと教訓があるのだ。
出世への道はごく当たり前の道をごく当たり前に進むのが秘訣なのだ。
この道はそれを教えてくれている。


北側からアプローチすると
勝負して千勝
そして出世する。
その後は、出世街道をまっしぐら。
という配置になる。

南側からアプローチすると
出世街道をまじめに歩む。
出世稲荷にその努力が認められる。
そして、
その後の勝負はすべて勝つとなるのだろうか。

実に素晴らしい。
知り合いに聞いてみてもほとんど出世街道のことは知らないようだった。
この街道は、きっと、ミステリー? パワースポット? として有名になるだろう。

これを見て、現地を訪ねたい人はご自身で場所を探り当ててください。
ネット上にちらほら情報があります。

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